11の目
2日目の朝。
ご飯を作ってセディーを待ってるとドアをノックする音がしました。
「セディー!」
朝一番の抱擁を交わし部屋のテーブルへついてご飯を食べ始める。
「美味しい。ラフィーって料理出来たんだ。ここにはない味付けだし。これ僕が一番好きな味だ。」
「料理何かちょちょいのチョイですのよ!私に出来無いことなどないのです!」
「剣は?」
「……出来ないです。」
剣なんて重くて持てません。
魔法主体です。
出来ないことありました……。
「ラフィー可愛い。落ち込まないで剣は僕が出来るから。ラフィーが出来ないことは僕が出来るから出来なくて大丈夫。」
頭を撫で撫でしてくれたので許します。
その後ご飯も食べ終わり今日は何もすることがないのでセディーと部屋でごろごろします。
途中で何かに気づいたのか来た時に持ってきた鞄を開き中の物をくれました。
「昨日買ったやつ。渡すの忘れてた。」
あっ、私も忘れてたした。
いそいそと私も用意します。
お揃いのリボンと綺麗な宝石のペンダントです。
そこに保護の魔法を付加して渡します。
「ありがとう。僕からはこれ。」
くれた物は綺麗なサファイアが付いているチョーカーと綺麗な青のリボン、腕に付けるブレスレットでした。
「ありがとうです!すぐ付けたいです!」
「僕がやるよ。ラフィーの銀の髪はふわふわしてていじるの楽しいからね。」
鏡の前に連れて行かれチョーカーを付けてもらい髪をやってもらう。
綺麗にリボンと編みこみされていく髪をみて感嘆の声をあげてしまう。
「出来たよ。うん、可愛い。僕の髪にも付けよう。」
いそいそと自分の髪にも付けていくセディーを見ながらやる事もないので立っているセディーのお腹に手を回して抱きしめとく。
あ、お腹の筋肉すごいかも。
バッとシャツをめくり上げ素でお腹を触ってみる。
おぉー!割れてます!凄いです!
自分のも触ってみたけどお肉がぷにぷにしてただけだった。
見ているだけだったセディーも一緒に私のお腹をつついてたので離してもらいお腹をしまった。
「筋肉ないのです。」
「女の子だからいらないよ。」
確かにムキムキな女の子は嫌です。
トレーニングしようかと思いましたけどやりません!決して面倒くさいとか思ってないですよ!
その後も何だかんだとぐでぐでごろごろして一日は終わった。
セディーといっぱいいれたので満足です。




