俺と彼女は、ノリで付き合ったのだけど案外上手くいっているようだ!
”俺と彼女は、ノリで付き合ったのだけど案外上手くいっているようだ!“
俺はこの日、昔から仲がいい男友達と一緒に居酒屋で飲んでいた。
3日前に俺が3年間付き合っていた彼女にフラれて落ち込んでいたからだ。
俺を男友達が励ますために居酒屋に誘ってくれる。
『まあ~今日は朝まで飲むぞ! 女にフラれたからってそんなんで
落ち込んでたって仕方ないじゃん! 次また新しい彼女作ってさ、
前向きに行こうぜーい!』
『でもさ、彼女とは3年だぞ! 3年も付き合ってていきなりフラれ
てさ、俺はそんなの認められないよ。』
『そう言えば聞いてなかったけど? フラれた理由はなんだったんだよ!』
『”他に好きな男がデキたって言うフル時のお決まりのセリフだよ。“』
『ひょっとしてそれってさ? 二股とか浮気とかそういう事?』
『・・・ああ~そういう考え方もあるのか? 俺は素直に彼女が言った
事を信じてたけどな。』
『他に好きな男が居るって事は? 既に付き合うまでの仲なのか?
それか浮気相手だった男をマジで好きになったからって事じゃないのかよ!』
『・・・そ、そこまで詳しく聞いてない。』
『なんで? 孝多は彼女の事が凄く好きだったんじゃないのかよ。』
『ごめん、もうどうだったのか今は正常な状態じゃないから考えられない。』
『そうか、ごめん。もう終わった事だしな。』
『もうヨリを戻す事はないと思う、彼女もそう最後に俺に言ったからさ。』
『そうなんだ、じゃあもう忘れるしかないな! さあー飲め飲め、
オレがちゃんと家まで送っててやるから、好きなだけ飲んでいいぞ!』
『ありがとう、悠平みたいな友達が居てくれて俺は凄く嬉しいよ。』
『いいよいいよ、今日は飲もう!』
『うん!』
・・・こうやって男二人で飲んでいたら?
後から若い女性が二人入って来て、俺達の隣のテーブルに座った。
それからその隣のテーブルに座った女の子二人が俺達に声をかけてきて、
”一緒に飲まないかと言ってきたんだよ。“
『なによ、女にフラれたの? アンタ、しっかりしなさいよ!』
『ふざけんじゃねーよ、俺はさーめちゃめちゃその子が好きだったの!
分かる? 俺はその子が凄く凄く凄く好きだったの!』
『おいおい、酔ってんな~呂律回ってないし!』
『雫! いい加減に飲むのやめたら~孝多クンは失恋して落ち込んでる
ところなのよ、あんまり強く言わないであげて!』
『孝多、大丈夫か? もう帰るか?』
『いやまだ飲むよ! 飲み足りない!』
『じゃあー私が付き合ってあげる! 今日は飲むわよ~』
『じゃあ、店かえて二件目行くかー!』
『おいおい、本当に大丈夫なのか?』
『大丈夫よ、女の子にフラれたぐらいでそんなに落ち込んで、
男なら女の一人や二人フラれたぐらいで何よ! 終わったんなら
吹っ切って次行きなさいよ!』
『よーし! 分かった、じゃあ今日は朝まで付き合ってくれよ、
さあさあー飲むぞー!』
『いいわよ、最後まで付き合ってあげる!』
『よーし! 決まりだな、行くぞー!』
【おーう!】
・・・俺と彼女はこの日、”意気投合しそのまま付き合う事に!“
俺は彼女にフラれて落ち込んでいた時、出会った女の子とその日に
付き合う事になったのだが、今もその女の子と上手くいっている。
失恋して落ち込んでいた俺を救ってくれたのは、居酒屋で偶然知り
合ったこの女の子だ!
簡単に付き合ったから、直ぐに別れると想っていたけど?
こんな出会いでも俺は彼女と上手くいっているよ。
なんなら? 俺をフッた元カノより今カノの方が俺は好きかも!?
ああ~出会いって本当に不思議なもんだよなって本当にそう想うよ。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




