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5月6日 旅9

 GWのサービスエリアは、多くの人で賑わいを見せていた。人々が長距離の運転で疲れた体を休めている人だけでなく、サービスエリアの食事を求めてやってくる人も多くいるみたいだった。ご飯を食べるだけでなく、買い物をしたりするところもあった。私たちは、ご飯を食べてゆっくりしていた。見ていたところ、家族連れ、カップル、ビジネスマン、トラック運転手などいろんな人がいるみたいだ。私たちがいたレストランは、ラーメン、丼物の二つが人気みたいだった。さっき、私もラーメンをたいらげたのだ。

 さすが九州ということもあってか、とてもラーメンが美味しかった。旅をして9日目。段々、この旅の生活が当たり前になり、普通の日常生活が思い出せないでいた。しかし、みんなにとって、これは当たり前ではない。この旅は、刺激をもらうためにやってきたのだ。今日から、みんなが降りていく。今日は、帆花が戻らないといけない。明日は、友梨。次々と去っていく寂しさはあったものの、当たり前だということは自覚していた。私は、そんな想いを胸に秘めながら、みんなが食べ終わるのを待っていた。


 友梨「そろそろ、戻る?」

 紗凪「そうだね。戻ろっか」


 2日目ということもあり、だいぶ私たちにも慣れてきたみたいだ。


 友梨「颯希と帆夏も大丈夫そう?」


 私たちは、ほぼ同時に返事を返した。

 

 紗凪「コンビニとかお土産見に行ったりする?」

 帆夏「私、最後だから行きたいなー」

 友梨「私もなんか買おっかなー」


 結局、私たちは、コンビニに行く人とお土産コーナーに行くことにした。私は、お土産コーナーには行かず、コンビニに行くことにした。お土産を買ってもよかったけど、近くに渡す人もいないし、一人で食べてもなぁと思い、私はやめることにした。コンビニに入ると、店員の近くに行き、コーヒーをもらうことにした。私は、コーヒーのお金を払い、セルフでコーヒーを入れ始めた。一緒に来ていた紗凪は、水を買い、私がコーヒーをあれ終わるのを待ってくれていた。私と反対方向にいった友梨と帆花は、お土産屋さんにいるみたいだ。地域の名産品や特産品などが販売されていることもあり、旅行客に人気があるみたいだ。私たちは、コンビニを出て、先に車に戻ることにした。三人は、それぞれどんな思いでこの旅をしているのか?少しでもいい旅になればいいな。私と紗凪は、これからどうするか話し始めた。

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