はじめてのデート
それからはもう弱音は吐かなかった。
自信を持ってと言われたのだ。
もとう!そう思った。
まぁすぐに変わるわけではないから、女子達の妬みとかは凄かった。でも洸さんと賢治さんが守ってくれる。
自分でもできるならと立ち向かおうとしたのだが、もともと泣き虫な為囲んでる女子達が慌てて逃げる事も多々あり、徐々に減っていった。今では逆にこの子がいいと言ってる2人だからもしかしたら?と勘違いをする女子も出てくる始末。
呆れて何も言えなかった。
2人からも「ほおっとけばそのうち諦めるよ。」と言ってくれてるからその通りにしている。
「加奈、どう?慣れた?」
「はははっ、慣れってすごいですね。気にならなくなりました。」
「お?逞しくなったやん。加奈たん。じゃあ、今日はちょーーっとだけ遊びに行かへん?」
「え?っと…3人で?ですか?」
「おい賢治、今日は加奈と2人で出かけるから無理だ。」
「えーーー!聞いてないわぁ。加奈たん、そうなん?」
言われて私は困ってしまった。だってそんな話今聞いたばかりだったから。でも嬉しいと思う私がいる。
「は、はい。そう…です。」
「そっかぁ。先越されたなぁ〜。しょうがない。またにするわ。じゃあお2人さん、変な事しないでね〜。」
「賢治、お前とは違うぞ?俺はだなぁ〜……。」
そう言いながら2人でコソコソと話をしてる。私って存在いるの分かってるのかなぁ?ちょっとだけ不安。。。
「さぁ話もついた事だし、加奈、行こうか。」
「えっとぉ……何処へ?」
そう言ったら洸さんが固まった。言っちゃまずかったかなぁ?
「加奈、忘れてる…。行くって言っただろ?加奈が行きたいとこ全部。」
「え?ホントに?」
「ほんとにホント。嘘つくと思うか?俺が。」
「ううん!」
加奈は嬉しくなり、ニッコリと笑った。
洸さんは始め車を出そうとしたのだが、そうなると車を止める場所が限られてくる為、電車に乗って移動することにした。意外と色んな場所をまわれることに2人は笑いながら手を繋いで人混みを上手に避けて歩き続けた。
水族館にも行ったよ?
ペンギンがよちよち歩きして可愛かった。私も真似したら洸さんに笑われてふくれっ面になったのにまた笑われた。イルカショーもダイナミックで凄かった。ただ座席は後ろの方に座っていたので、水がかかることは無かった。計算してるな?洸さん。
そこではペンギンの小さなぬいぐるみをひとつ買ってもらった。子供っぼいかなって断ろうとしたんだけど、ソックリ…なんて言うんだもん。真っ赤になった顔をぬいぐるみで隠してた。
映画館が併設されてたから映画館を覗いたらたまたま見たい映画がやっててすいていたので見てきたよ。
私が好きなのはアクション。意外でしょ。
見た目がこうだからギャップ萌えになるんじゃないかな?




