再び集う栄龍
龍儀達の前に現れた蛇谷陽雅翔と月影重虎は龍儀を見て嬉しそうだった。
龍儀は蛇谷に近づいて彼の肩を掴んだ。
「どういうことだ、蛇谷!なんでお前がいる!?栄龍組はどうなった!?」
「安心しろ、親父。栄龍組は信頼できる人に託した。」
「信頼できる人?」
「そう。と、言うか俺は親父が死んでから50年以上経ってから死んだんだぜ。」
「なっ!」
「あれから俺達は栄龍組を大きくして関東最大、いや日本で最大の規模を誇る極道組織となった。」
蛇谷の話を聞いた龍儀は言葉が出てこなかった。その間にデッドリベンジャーを倒した月影が龍儀のところにきた。
「親父、俺が死んだ後に女神となのる女に言われてこの世界に来たら親父を見つけてな。後は影ながら支えていたわけだ。」
「じゃあ、シルフェウスで助けたり、魔獣を撃って倒したのはあなた達?」
「そう。シルフェウスは虎で魔獣は俺だ。」
リチェリアの質問に蛇谷が答えた。
「俺は114歳で息子、孫、曾孫達に囲まれ大団円で老衰死だ。」
「そうか。」
「ちなみに虎は誤嚥性肺炎により90歳で亡くなった。」
「何を食べた!?」
「何をというよりあんな食べ方しなければ良かった。」
「本当に何があった!?」
龍儀の質問に月影は目を反らした。
「さてと、さっさと終わらせるか。」
「ふっ。そうだな。」
久しぶりに二人に会えた喜びで龍儀は涙を出していた。リチェリアはそんな龍儀を初めて見たので驚いていた。
「なぁ、リチェ。久しぶりに三人で戦いたい。ここは任せていいか?」
「・・・うん、いいよ。なんか初めて、龍儀のそんな顔を見るの。」
「ありがとう。」
「親父も変わったな。」
「あぁ。」
龍儀とリチェリアのやり取りを見た蛇谷と月影は何か寂しそうな目をしていた。龍儀が二人の間に行くと、ドロドグロは戦いていた。
「な、何なんだお前らは!?」
「蛇。」
「虎。」
「龍。」
「「「栄龍組だ。」」」
三人は同時にドロドグロの質問に答えた。




