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【完結】転生極道は異世界でも家族をつくりたい  作者: 鎌宮 和明
第1章《出会い》 悪魔の孤島編
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謎の施設へ突入せよ

謎の島の施設内

「俺達が動いてレイグラから連絡が無いとなると、レイグラの奴殺られたな。」

「さて、どうする。」

「既にボルドが向かった。」

「そうか。そろそろ俺達も行くか。もらった金の分は働かないとな。」

その中に数人の男がいた。


謎の島 浜辺

「大丈夫、グレン?」

「僕は大丈夫です。」

グレンは立ち上がろうとするが足に力が入らない。」

「グレン、俺の最高位回復魔法(パーフェクトヒール)は傷は治せても疲労までは治せない。だから、今はゆっくり休んでろ。」

「は、はい。分かりました。」

グレンは龍儀の言う通りに船で休むことになった。龍儀達はそのまま島の中心へ行くため森の中に入った。

(あの拳銃はトカレフ。何故この世界に・・・)

龍儀はレイグラが持っていた拳銃を不審に思っていた。


森の中を進む途中

「そういえば、龍儀君ってどこから来たの?」

「日本。」

「それどこ?」

「もう帰ることがないところ。」

「何それ?」

ローレライが龍儀に質問していた。そこにライカが不思議そうな顔で近づいた。

「ねぇ、首の何?」

ローレライの首には黒い首輪があるのだ。

「あぁ、これ。私が変なことしないように見張る首輪だって。もし変なことしたら爆発するらしい。」

「え!?」

ライカはそそくさとローレライから距離をとった。

「大丈夫、仲間の命がかかってんだから変なことしないって。」

龍儀達が進んでいるといきなり雷が龍儀達目掛けて落ちてきた。龍儀達はとっさに避けたが雷は狙ったかのように龍儀に襲ってきた。

「この雷、襲ってくるぞ!」

「あぁ、少なくともこの島には俺達に来て欲しくない奴らいる。」

「龍儀、ここは私が殿を務める。先に行って。」

「わかった。気をつけろよ、リチェ。」

「えぇ。」

リチェリアは真っ直ぐ向かっていった。龍儀達もリチェリアの邪魔にならないように散開して島の中心を目指していった。


リチェリアが森の中を真っ直ぐ走っていると明らかに人工的な扉とその前に立っている男がいた。男はリチェリアを見て笑うと手を前にかざし、掌から雷撃を放った。

リチェリアはその雷撃を避け、男に向けて氷の槍を飛ばした。すると、男は自分の周りに雷を発生させ、氷の槍を全て砕いた。

リチェリアは氷の剣を作りながら男に向かった。男は雷の刃を作るとリチェリア目掛けて投げた。リチェリアはそれを避けたが雷の刃は軌道を変え、後ろからリチェリアを貫いた。

「!」

リチェリアは全身に痛みを感じたがそのまま男に向かって氷の剣を振り下ろした。男も雷の剣を作ってリチェリアの剣を受け止めた。

「ほぉ、なかなか面白い子だ。名は?俺はボルドという。これでも昔は雷の大賢者と呼ばれておった。」

「・・・リチェリア。」

「そうか。リチェリアか。」

ボルドは全身から雷を発生させてリチェリアに攻撃してリチェリアの剣を砕いた。リチェリアは距離をとって雷魔法を放ったがボルドの雷魔法の方が強くあっさりと弾かれた。次にリチェリアは炎と風の魔法で攻撃するがボルドは雷の壁を作って全て防いだ。

「リチェリア君は多才だな。」

ボルドは笑いながら雷の剣と無数の刃を作りリチェリアに向かった。無数の刃が自在に動きながらリチェリアを襲った。それでも、リチェリアは痛みを我慢しながら居合い抜きの要領で光の剣を作りながらボルドを切った。

切られたボルドはそのまま倒れてしまった。リチェリアはその様子を見て扉に向かった。

「いや~、油断した。」

リチェリアが振り向くとボルドが立ち上がった。ボルドは笑いながら手を胸に当てると傷が瞬く間に治った。

「まさか、最高位回復魔法(パーフェクトヒール)!」

「お、これを知ってるのか。これを習得するのにえらく苦労したぞ。」

驚きつつもリチェリアは再び光の剣を作ってボルドに向けた。


リチェリアがボルドと交戦している時

龍儀とローレライは二人で森の中を走っていた。

「完全にライカ達とはぐれたな。」

「あれ?ってことは今、龍儀君と二人っきり?」

「変なことを考えたな。」

「考えてない。考えてない。」

二人が走っていると扉があった。その扉も明らかに人工的に造られた扉だった。

「ここから入るか。」

龍儀が扉のノブに向けて発砲した。しかし、傷一つ付かなかった。すると、ローレライが小型のシーサーペントを作ってアクアレーザーで扉を切った。

「やるぅ。」

「でしょ!」

二人はそのまま中に入った。




謎の施設内

「全く天才の私をこき使うとは無礼な奴め。」

「それほど君を信頼しているってことだよ。」

そこには二人の人影があった。一人は幼い少女。もう一人は仮面を被った男、ライオットだった。

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