幻の島
《悪魔の孤島編》開幕
シルフェウスを出発して一週間、龍儀一行はリーシェッテに着いた。
龍儀一行はリーシェッテのある街のギルドにいた。
「久しぶりのクエストですね。」
「あぁ、最近はしてなかったからな。」
「でも、あたし達だったらどんなクエストでも出来そうだよ!」
「ほとんどリチェのおかげになるだろうがな。」
「そんなこと無いよ。」
「あれ、もしかして龍儀君じゃないかしら。」
龍儀一行が声の方向に振り向くとキラリネがいた。
「あ、キラリネ!」
「お久しぶりです、キラリネさん。」
「久しぶりね。あなた達、元気にしてた?」
「えぇ、元気です。」
「ねぇ、龍儀君。私のお願い、聞いてくれない?」
「お願い?」
龍儀一行はキラリネと一緒にオルシアに向かった。
龍儀一行は港街、オルシアに着いた。
「着いたわ。ここがオルシアよ。私はここのセインフィーネ支部長をしているってもう知っているわね。」
「それで、お願いって?」
「それは、あの島のことよ。」
そう言ってキラリネは海の向こうにある島を指した。
「あの島がどうかしたんですか?」
「あの島ね、二週間ぐらい前にいきなり現れたの。」
「え!?」
「あの島にいきたいけど、あの辺りに島を守るように巨大なタコの怪物がいるの。」
「巨大なタコの怪物・・・クラーケンか。」
「知ってるの、リューギ?」
「いや、俺がいたところに似たような怪物がいてな。そいつの名がクラーケンだ。」
「そうね。名前があった方がいいわね。じゃあ、あの怪物はクラーケンにしましょう。」
その後、龍儀達はオルシアのセインフィーネ支部に向かった。そこで、今回の作戦がたてられた。
「まずは、クラーケンをどうするかよね?」
「海の中にいられたらなかなか手出しできないしな。」
「・・・また海の中かぁ。」
「あぁ。」
龍儀は頭を抱えていた。
「そういえば、龍儀さんって。」
「あぁ、しばらく海の中はごめんだ。」
「そうだったわね。」
「あの、どうするんですか?」
「問題はそこね。龍儀君は海はダメだし、私達も海の中ではあまり戦いができないわ。」
「頼みはリチェだけになるけど、リチェ一人にするのはなんかなぁ。」
「私は大丈夫よ。」
「そうだろうけど、もう少しリチェの負担を減らしたい。」
「そうよね。リチェリアちゃんばっかりに頼るのはいけないわ。」
「リチェと同レベルの強さで海の中で戦いができる人。」
「龍儀、まずリチェと同レベルの時点でほとんどアウトよ。」
「・・・いや、ちょっと待て。いたわ。この条件にあう最適の人物が。」
「え、誰?」
「キラリネさん、少し時間をください。」
「いいわよ。」
そう言って龍儀はどこかへ行った。
「・・・そういうことでお願いします。」
龍儀は水晶で誰かと通話していた。
「よし、明日だな。」
そして、翌日
一台の馬車が龍儀達の前に来た。
「ねぇ、リューギは誰を呼んだの?」
「まぁ、見てろ。」
「リチェリアさんと同レベルで海の中の戦いができる人って誰ですか?」
みんなが考えているとその人物が馬車から降りてきた。その人物を見た瞬間、ライカ達は驚愕し、言葉を失った。




