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【完結】転生極道は異世界でも家族をつくりたい  作者: 鎌宮 和明
第1章《出会い》 勇者の国編
46/423

リチェリア争奪戦!? 龍儀vsオルガロッド

現時点の龍儀のステータス


《栄 龍儀 Lv129》

HP 42976/42976 MP 1117/1117

AT 2005 DF 1064 SP 1200

アビリティ[自由]

どんな束縛も受けず、どんな呪いも効くことはない

オルガロッド達がシルフェウスに入った後の城内

そこでは一人の老人が水晶を使ってオルガロッド達を見ていた。

「おぉ!オルガロッド君、帰ってきたか!わしは嬉しいぞ。」

老人がオルガロッド達を見ていると屋根の上の龍儀達に目がいった。

「ん?あんなところに人が飛び乗ったぞ。彼女はなんだ?・・・こ、このステータスは!」

老人は気になってリチェリアを鑑定すると彼女の圧倒的なステータスに驚いていた。

「す、素晴らしい!あの子がいれば、オルガロッド君も喜ぶぞ!早速、スカウトじゃ!」


教会前

龍儀達はグレンの祈りが終わるのを待っていた。

すると、背の低い老人がリチェリアのところにきた。

「お主、勇者と共に世界を救ってみないか?」

「え?」

「お主のステータスは素晴らしい!お主がいれば、オルガロッド君も絶対喜ぶ!どうじゃ!」

「悪いけど、お断りします。」

そう言ってリチェリアは頭を下げた。

「何故じゃ!そうか!金か!金貨100枚でも200枚でも出すぞ!」

「金貨なんていらないわ。私は龍儀と旅をしたいの。」

「な、龍儀?・・・ならば龍儀、オルガロッド君と決闘じゃ!」

「話が飛び過ぎ、じいさん。」

「お主よりもオルガロッド君の方が彼女に相応しい強さと証明しよう!待っておれ!」

「話を聞けー!」

そう言って老人は去っていった。龍儀達はその後ろ姿をただ見ていた。

「なんか、めんどくさいことになったね、リューギ。」

「どの世界も老人は話を聞かないのか。」

龍儀達が立ち尽くしている老人が戻ってきた。オルガロッドを連れて。

「勝負じゃあ!」

「何でこうなったんですか!?」

連れてこられたオルガロッドは何が起こったのか分からずつっこんでいた。


シルフェウス、特設ステージ上

そこには龍儀とオルガロッドが立っていた。周りにはオルガロッド見たさに多くの観客が集まっていた。

「あの、なんかごめんなさい。大臣のわがままに付き合ってもらって。」

「その大臣はいつもああなのか?」

「はい。僕のことになるといつもああなります。」

「仕方ない。さっさと終わらせる。で、ルールはなんだ?」

「え、ええっとそれでは負けって言うか、このステージを出たら負けにしませんか?」

「わかった。ちなみに、殺しはありか?」

「え!?な、無しです!ダメですよ、殺しは!」

「わかった。ライカ!」

「え?」

龍儀はライカに向けて拳銃(デザートイーグル)を投げ渡した。

「わぁぁ!これヤバいやつ!」

「安心しろ!安全装置セイフティーをかけてる。」

安全装置セイフティーって何!?」

「それが外れない限り安全ってことだ。」

「龍儀、その言い方だとそれが外れたら危ないってことよね。」

「そうだ。」

「いや~!」

「それは殺しの道具だ。殺し無しなら必要無い。」

龍儀達のやり取りに心配していたオルガロッドが声をかけた。

「あの、大丈夫ですか?」

「あぁ、大丈夫だ。始めるぞ。」

「分かりました。」

こうして、龍儀vsオルガロッドの決闘(?)が始まった。


特設ステージ裏

「よし、決闘が始まったようじゃな。わしもオルガロッド君を勝たせなければ。」

「ちょっと、何やってるの大臣?」

何かを企む大臣の後ろから一人の女性が声をかけた。彼女はオルガロッドの隣にいた女性剣士だった。

「おぉ!ナタリーじゃないか!ちょうどいい、お主もオルガロッド君が勝つように手伝え。」

「は?何言っているの?」

「な、何ってオルガロッド君が勝つようにわしらでオルガロッド君を支援するのじゃ。」

「いや、そんな卑怯なことに手伝うわけないでしょ!」

「何じゃと!」

「そもそも、私達は大臣の提案にすら反対なんだから!何、勝手に他のパーティから引き抜こうとしてるのよ!しかも、無理矢理!」

女性剣士はものすごい剣幕で大臣に詰め寄っている。

「しかし、彼女がパーティに加わればお主達はさらに強くなれるぞ!」

「だからといって許可なくやっていいわけないでしょうが!それに、そんな卑怯な方法で勝ってオルが喜ぶわけないでしょ!」

「し、しかし・・・」

「それ、大臣はオルが勝てないと言っているのと一緒。オルが勝つと思っているなら黙って見てなさい。い・い・わ・ね!」

「は、はい。分かりました。」

大臣はそのまま萎縮した。


特設ステージ上

そこでは龍儀とオルガロッドが一進一退の攻防を繰り広げていた。互いの剣技がぶつかり合い、両者一歩も退くことはなかった。

そんな闘いを他の観客と一緒にライカ達が見ているとオルガロッドと一緒にいた猫の獣人が近づいてきた。

「ヤッホー。はじめまして。」

「あ、はじめまして。」

「ごめんね、大臣のわがままに付き合ってもらっちゃって。」

彼女がライカ達と話していると周りの観客達も彼女に気が付いた。

「あ、シーナちゃんだ。」

「ホントだ!」

「あ、自己紹介忘れてたね。私はシーナ・ルニャット。オル君と一緒に勇者パーティやってまーす。」

「よ、よろしく。」

「あの、僕がいない間に何があったんですか?」

ライカ達がシーナと話していると後ろからグレンが現れた。

「あ、グレン。」

「あ、グレン。じゃないですよ!なんで僕が祈りに行っている間に龍儀さんがまた決闘をやってるんですか!?」

「あはは、その~何と言うかゴクロウ大臣が彼女を仲間に入れたいと言ってきてなんやかんやでこうなりました。」

「そのなんやかんやが知りたいんですが?」

グレンがシーナに質問していると歓声が一際大きくなった。グレン達が見てみると龍儀の刀がオルガロッドに切られたのだった。そして、オルガロッドの剣が龍儀の首で止まった。

「これでどうでしょうか?」

「はぁ、強いな。でも、これのルールはここを出るか負けを認めるかだろ。俺はまだ負けを認めてないぞ。」

そう言って龍儀はオルガロッドの剣を握り自分の首に近づけた。首が少し切れ、血が垂れている。

「ちょ、ちょっと待ってください!何をしているんですか!」

オルガロッドが剣を引こうとした瞬間に龍儀はオルガロッドの懐に入り、オルガロッドの胸に掌底打ちをした。

大きく退くオルガロッド。龍儀はそのまま距離を詰め、右足で前蹴りをするそぶりをしながら膝を高くあげて下ろそうとしていた。オルガロッドはそれを見て剣で防御をした。その瞬間、龍儀は左足を膝を上げるように前へ出し、右足で地べたを思い切り蹴り左足でオルガロッドの剣を蹴り飛ばした。

龍儀に蹴られステージの外に飛ばされる剣。オルガロッドは一歩引いた後、すぐに光の剣を作り龍儀に向けた。

「す、凄い。オル君と互角だよ。」

「リューギ、無茶しないで。」

二人の闘いを見てシーナは驚愕し、ライカ達は心配していた。

そんな心配もよそに、龍儀はオルガロッドに怯むことなく攻撃を続けていた。オルガロッドも攻撃はしているが龍儀の特攻ともいえる無謀な攻撃に苦戦していた。

龍儀がオルガロッドに前蹴りを当て、オルガロッドが大きくのけ反ったところにすかさず、龍儀は正拳突きを打とうとした。

その瞬間、オルガロッドは右手に光を纏い、龍儀に向けて放った。

《ヘブンリースパーク》

オルガロッドから放たれた光は龍儀を包んだ。龍儀はオルガロッドの反撃に防御が遅れぶっ飛ばされた。

そして、龍儀はステージの外に出てしまった。

歓声が湧く中、この闘いはオルガロッドの勝利に終わった。

オルガロッドのステータス


《オルガロッド・クロスレイズ Lv200》

HP 20000/20000 MP 1777/1777

AT 3210 DF 1807 SP 1611

アビリティ[聖光]

闇属性の攻撃が一切効かない

アビリティ[武勇]

自分が武器を持っている間、自身を含む半径15m以内の仲間の全ステータスを5倍にする

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