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【完結】転生極道は異世界でも家族をつくりたい  作者: 鎌宮 和明
第1章《出会い》ローレライ海賊団討伐編
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冥海の人魚姫

ライカ達とともにローレライの前に立つ龍儀。

「わー。いっぱい来たわねぇ。」

「なんか棒読みね。」

「行くよ、龍儀。」

「わかってる。」

「こんだけいれば大丈夫だよ、リューギ。」

「それはどうかな。」

そう言ってローレライは右手に水の剣を作り、龍儀達に襲いかかった。龍儀達はローレライの攻撃を避けるが、魔法陣を踏んでしまい、龍儀は水柱の餌食になった。

「あれ、今のあたしと戦った奴の技だよ。」

「それだけじゃないわ。さっきの剣、あの龍人と同じ技ね。」

「その通り。これらはみんなから教えてもらった技よ。」

そう言うとローレライの体が増え始めた。

「何ですか、これ!?」

「ミリファの幻術!」

分身したローレライは水のマシンガンを撃ち始めた。龍儀達は避けながら反撃するもどれも偽物のようで効果がなかった。すると、龍儀は真後ろを刀で凪ぎ払い、ルリカもそこに攻撃をした。

「?」

ライカ達が困惑しているとその場所からローレライが現れた。そして、幻術で増えたローレライの幻は消えた。

「ちょっとそれ、透明化男の!」

「別に透明化魔法自体は珍しくない。あの男のが異常なだけであなたのは普通の透明化魔法ね。」

「あー、ばれちゃったか。これはゼロンから学んだやつなんだけどねぇ。」

ローレライはそれから水のナイフを作って切ってきたり、手に水を纏って殴ってきたりなどをして龍儀達と交戦していた。

それでもなんとか応戦している龍儀達にローレライは再びマシンガンの構えをとった。その瞬間にグレンは剣を投げた。ローレライはそれを避けたところにライカとグレンが同時に仕掛けた。

(まだ魔力は貯まってないけど。)

「《レオ・ウルフェス》!」

「《バーニングインパクト》!」

二人の攻撃を同時に受けたローレライは後ろに吹っ飛んだ。その様子を後ろで見ていた龍儀達は唖然としていた。

「お前ら、見ない間に凄く強くなったな。」

「そ、そうね。」

「頼もしいじゃない。」

「・・・うん。」

「僕も熱い男になるんです。」

「フフーン、あたしは白銀の狼姫だぞ。」

「なんか、カッコいいわね。」

「でしょ!あたしもこれ気に入った!」

龍儀達が話しているとローレライが立ち上がった。

「忘れてたわ。あんた達がザンツァーやネイリス達を倒したこと。だったら、私も本気で戦わないとね。」

そう言ってローレライはシーサーペントを出して龍儀を飲み込んだ。そして、そのまま壁を破壊し、海に落ちていった。

「リューギ!」

「龍儀さん!」

ライカ達が慌てて助けに向かうがシーサーペントがそれを妨害した。シーサーペントは水のレーザーや弾丸を発射し、ライカ達を攻撃し始めた。



海の中

海に落ちた龍儀は海上に向かうが目の前にローレライがニヤリと笑いながら現れた。

「どう?驚いた?私の恩恵(アビリティ)は[人魚]海中でも自由自在に動けるの。私の異名は《冥海の人魚姫》その力、見せてあげる。《アクアプレッシャー》!」

そう言ってローレライは龍儀の胸に手をかざすと衝撃波が龍儀を襲い、勢いよく沈んでいった。

「ねぇ、水圧って知ってる?海面の時点で1気圧あってそこから水深10mで1気圧、水深20mで2気圧、水深30mで3気圧、水深100mなら10気圧…と10m深くなるごとに1気圧増えるの。普通はゆっくりと潜水しないといけないのに、一気に沈んじゃうと人の体ってどうなるのかなぁ。」

沈んでいた龍儀は体に変化があるのを感じた。

まず、鼓膜の圧迫感を感じたのだ。そして、急激な酔いが龍儀を襲い龍儀は平衡感覚が分からなくなっていた。

次に感じたのは鼻や眉間の激痛だった。また、鼻から大量に出血し龍儀の視界が真っ赤になった。

そして、水圧によって胸が潰される感覚とともに肺が潰れたのだ。

龍儀はすかさず最高位回復魔法(パーフェクトヒール)で肺を治すがそこにローレライが迫ってきた。

「ちなみに、私は水圧の影響は全く受けないから。」

ローレライはそう言って龍儀の胸をおもいっきり殴った。龍儀は最高位回復魔法(パーフェクトヒール)で回復し続けているが意識が朦朧とし始めた。

そんな中、龍儀は海底に何かあるのを見た。それをよーく見ると大量の棺だった。

(なんだ、これは?)

「それが気になるか。それは私の仲間の墓だ。海賊やってると立派なお墓が用意できないんだ。かといって、船に置いとくわけにもいかない。だから、ここを仲間の墓にしているんだよ。」

ローレライは少し寂しそうな顔をして説明していた。

「特別だ。あんたが死んだらここに入れてあげる。」

そう言ってローレライが龍儀にトドメをさそうとした時、朦朧とした龍儀の目に二人の人影が見えた。

それは、リチェリアとディーネだった。

「龍儀!助けに来たよ!」

(もう、失いたくない!必ず助ける!)

「へぇ、意外とやるじゃん。」

リチェリアとディーネは龍儀を助けるためにローレライに挑むのだった。

ローレライのステータス


《ローレライ・セイレーナ Lv170》

HP 17395/17395 MP 1684/1684

AT 1836 DF 1489 SP 1125

アビリティ[人魚]

海中でも自由自在に動くことができる

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