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孤独な決闘

 ゴブリン軍団と交戦する龍儀達。1体1体はそれほど強くない。しかし、次から次へと現れ襲ってくるゴブリン軍団に苦戦していた。

「なんでいきなり増えたんだ!?」

「どこかに転移石か転送魔法があるのかも。」

 リチェリアがゴブリンを蹴散らしながら探す。すると、龍儀の後ろに現れたゴブリンが自爆した。そこから白煙が立ち昇り辺り一面真っ白になった。

「龍儀!?」

「煙幕か。」

 周りが見えなくなり慌てて龍儀を探すリチェリア達。龍儀も声がする方向に行こうとした瞬間、足元が突然光り出した。リチェリアは風魔法で煙幕を吹き飛ばすが既に龍儀の姿はなかった。

「龍儀?龍儀!?」

 リチェリア達が叫ぶが周りにはゴブリンしかいない。リチェリア達は龍儀を心配しながらもゴブリン軍団を迎え撃った。


「•••ここは?」

 光に目を瞑っていた龍儀が目を開けると知らない空間にいた。周りは青銅の柱や壁に囲まれている。どこかの建物、もしくは地下室かと考察していると後ろから殺気がした。龍儀はとっさに避けるが腕に傷を負った。龍儀は襲ってきた相手を確認する。龍儀を襲ったのはダーネットだ。

「久しぶりだな栄龍儀。」

「なるほど。リベンジか。」

「そうだ。」

「此れをこの国に広めたのはお前か?」

 龍儀は懐からオチミヤビを出してダーネットに見せる。ダーネットはオチミヤビを見るとフッと笑い答えた。

「そいつはライオットの仕業だ。」

「なるほど。」

 龍儀はオチミヤビを仕舞って腕を抑え最高位回復魔法(パーフェクトヒール)をかける。しかし、魔法が使えない。それを確認した龍儀は再びダーネットに質問する。

「例の魔法を封じる水晶はどこだ?お前を殴ればまた出るか?」

「残念。そう簡単に分かるような場所にはない。」

 ダーネットはニヤニヤ嗤いながら答える。龍儀は何を仕掛けてくるのか警戒していると視界がぼやけてきた。龍儀は何が起きたのか分からず目を擦っている。それを見てダーネットは待ってましたと言わんばかりにニヤリとした。

「やっと効き始めたか!」

「なんだ?毒か?」

「そうだ。孤毒。このナイフに塗っている。本来こいつは即死させる毒なんだがよく耐える。」

 ダーネットはナイフを龍儀に向けて話す。龍儀は視界がぼやけたままだ。それでも倒れずにダーネットを見る。

「悪いな。俺に毒は効かないようだ。」

「強がり言っても無駄だ。」

「別に強がりのつもりはないぜ。この状態でもお前に勝てそうだ。」

「挑発も無駄。ここは対お前専用のために作ったステージだ。ここにお前の仲間はこない。もちろん、あの水晶を握り潰した奴もな。お前はここで独り寂しく死んでいけ。」

「断る。死ぬなら家族に囲まれて大団円で死ぬと決めているんでね。」

 ダーネットはナイフをもう1本持ってまっすぐこっちに向かって襲ってくる。龍儀も刀を構えダーネットを迎え撃つために走るのだった。

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