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【完結】転生極道は異世界でも家族をつくりたい  作者: 鎌宮 和明
第3章《家族》 最終編 蛇龍抗争編
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カリスマ

 蛇谷がいるログルド城に向かう龍儀達。そこにオルガロッドと恵葉が合流した。

「お久しぶりです龍儀さん!」

「オルガロッドか。久しぶりだな。」

「私も来たわよ!このアブソリュート•••」

「恵葉か。」

「•••うん。」

 龍儀達が城に続く階段を駆け上がって行くと後ろから先頭にいた男が追いかけてきた。すると、そこにラッガーがやってきて男を足止めした。

「邪魔だ!どけぇ!」

「悪いがここは通さねぇぜ!」

 ラッガーは男と取っ組み合いを始める。その隙に龍儀達は階段を登りきった。そこにはモンスターが大量にいた。梟や狐みたいなモンスターの他に以前見たことあるモンスターがいる。

「あれって魔獣だよね?」

「間違いない。あの魔物がいた島にいた魔獣だ。」

「まさか、蛇谷さん魔族も仲間に?」

「考えたくはないがそれも考慮しないとな。」

 龍儀は刀を構えモンスター達に突撃する。その後ろからリチェリア達も突撃してモンスターと戦う。レオナルド達の援護やモンスター自体そんなに強くないのと龍儀達が成長しているためさほど苦戦はしていない。そこにローレライとセレナも到着した。

「待たせたな!」

「大丈夫か?」

「問題無い!」

 ローレライとセレナも加わり粗方モンスターを倒すと城の扉が開いた。そこから数人の男女が現れた。そのうちの1人に心当たりがある。真っ先に思い出したローレライがその少女を指差した。

「あー!お前、魔獣作ってた!」

「ギクッ!」

「自称天才科学者!」

「自称を付けるな!」

 ローレライが指差した少女。彼女は以前龍儀達が調査した島で魔獣やデッドリベンジャーを造っていた科学者ハーミィ・ハリストンだった。

「ああ、あの時の。」

「あれ?捕まったんじゃ?」

「そうじゃ。監獄に入れられてたところに蛇谷がやってきて”その才能をここで終わらせるのは勿体無い“とか言って私を釈放して仲間にしたのじゃ。」

「なるほど。ローレライと同じパターンか。蛇らしいな。」

 ハーミィは先頭にいた男の後ろに隠れる。男は溜息をつくと剣を抜き構えた。

「俺は蛇谷組戦闘指揮隊長ダグロ•スペリアンカー。蛇谷組勝利のためにお前達をここで倒す。」

「蛇谷組戦闘副隊長マリア•オースティ。」

「蛇谷組奇襲部隊隊長元オセロット団団長ガーベラ•オセロットだ!」

「同じく蛇谷組奇襲部隊副長レタル•ナルテア。」

 先頭にいた男ダグロ、騎士風の少女マリア、斧を持った猫獣人の女性ガーベラ、そして幼い少年のレタル。相手が全員が名乗ったため龍儀達も名乗る。

 龍儀達の名乗りが終わった瞬間、ローレライとガーベラが同時に飛び出しそれぞれ剣と斧を振りかぶった。それを皮切りにダグロが龍儀達に向かって走り出した。そこにレオナルドが割り込み彼を牽制する。龍儀はそのまま城に入ろうとするがマリアが龍儀に攻撃する。龍儀が彼女の剣を受け止めるとグレンがマリアに攻撃して龍儀を先に行かせる。

 その時、どこからか女性の歌声が聞こえた。その歌声を聞いた瞬間龍儀は目眩がしてよろけた。目の前の階段の踊り場にセレナと同じ髪色をした女性が立っている。彼女が歌っていたのだ。

「水霊族もいるのか。」

 龍儀がなんとか立っているとセレナが龍儀の前に立ち歌い彼女の歌を相殺した。そのおかげで龍儀は普通に歩けるようになった。

「サンキュー、セレナ。」

「はい!」

 龍儀がセレナにお礼を言う。そこに梟のモンスターに乗ったレタルが襲いかかってくる。そこにライカがやってきてレタルを梟のモンスターごと吹き飛ばした。

「リューギ!ここは私達に任せて!」

「分かった!頼んだぞ。」

「うん!」

 龍儀はリチェリア、オルガロッド、恵葉と共に階段を駆け上がり水霊族の女性の隣を通って2つ分かれているうちの右の階段を上がり2階に向かった。女性は戦闘力がないのかあっさりと龍儀達を通す。龍儀達が2階に行くのを見るとセレナと対面した。

 龍儀達は階段を駆け上がって2階に着く。

「龍儀、さっき蛇谷を見た。この階のバルコニーにいる。」

「OK。そこに行こう。」

「それにしても獣人にエルフにドラゴンとあんなにいるのね。」

「これが蛇谷のカリスマだ。」

 恵葉が感心している。龍儀は蛇谷のことを褒めながら進むといろんな装飾がされた扉の前で止まった。

「多分、この先。」

「じゃあ蛇に会いに行くか。」

「軽すぎない。」

「これぐらいが丁度いい。それと蛇谷とは一対一でやる。」

「なんで?数で圧倒させるべきでしょ?この戦いを終わらせるには主犯の蛇谷を速攻で倒すのが一番よ。」

「確かにそれは正しい。けど、それじゃ駄目だ。蛇とは一騎打ちで勝たないと駄目だ。」

「面倒くさいわね。」

 龍儀は大きく深呼吸すると扉を開けた。そこには月影が1人で立っていた。

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