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【完結】転生極道は異世界でも家族をつくりたい  作者: 鎌宮 和明
第3章《家族》 最終編 蛇龍抗争編
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この平穏が続きますように

第3章《家族》最終編《蛇龍抗争編》開幕

 グレゴリオの事件から1ヶ月後

 龍儀達の傷も癒え様々なクエストをこなしていた。龍儀達はルルマージュというルドザニア王国にある街を拠点にしていた。

 そんなある日、ライカが何かに勘付いた。何か龍儀達がコソコソしていた。その日の夜、ライカが龍儀の跡をついていく。すると、自分が泊まっている宿の部屋に入って行った。ライカは恐る恐る入ると何故か電気が消えていて暗かった。

(なんだろう?)

 ライカが暗い部屋に入って行った。その時、いきなり明かりが点きパンッパンッと音が鳴った。

「「誕生日おめでとう!」」

 グレン達がクラッカーを鳴らしていた。そう、今日はライカの産まれた日、つまり誕生日なのだ。実は昔ライカは龍儀やグレンに自分の誕生日を言っていた。ライカ自身自分の誕生日を忘れていたけど龍儀とグレンが覚えていてライカにバレないように誕生日パーティの準備をしていた。

「みんな••••」

「龍儀とグレンが元気のないライカを励まそうと計画してたのよ。」

「リューギ、グレン。」

「あんなことがあったからな。少しは楽しいイベントもしないとな。」

「ありがとう!」

 ライカが龍儀達に抱き着く。その後、すぐに用意したケーキを食べる。ケーキを食べ終わるとみんなライカにプレゼントを渡した。

「何々?」

「それは開けてからのお楽しみ。」

 ライカがワクワクしながら箱を開ける。中身は服だった。ヒラヒラしたスカートが可愛い服だ。

「私が選びましたの。どうでしょうか?」

 どうやら服をプレゼントしたのはルリカのようだ。ライカは嬉しそうに服を持ってはしゃいでいる。

「ありがとう!」

「さぁ、開けて開けて。」

 ローレライに言われ箱を開ける。ローレライがくれた短剣、セレナからはぬいぐるみ、、グレンからはお菓子、リチェリアからは真珠の髪飾りを貰った。ライカは喜んで髪飾りを付けたりお菓子を食べたりした。そして、最後の箱を開けると紅い薔薇のブレスレットが入っていた。

「これ•••」

「俺だ。」

 薔薇のブレスレットが龍儀からのプレゼントだと知ったリチェリア達は意外という目で龍儀を見た。

「龍儀さんってオシャレなプレゼント出来るんですね。」

「てっきり錬成魔法で造った刀とかだと思ってた。」

「おい。それどういう意味だ?」

 龍儀がローレライにアイアンクローをする。ライカは薔薇のブレスレットを受け取ると左手に着けた。ライカは目をキラキラさせながら喜んだ。

「ありがとう、リューギ!」

 その日はみんなライカの誕生日パーティで賑わい同じ部屋で眠った。龍儀は1人窓から満月を見ている。すると、寝付けなかったのかライカが龍儀の隣にやってきた。

「寝れないのか?」

「うん。リューギ、ありがとう。」

「喜んでくれて良かったよ。」

「ねぇ。このブレスレット、どこに売ってたの?」

「いや、俺が錬成魔法で作った。」

「え、凄い。」

 ライカは薔薇のブレスレットを見て驚いた。

「リューギってこういうの得意なの?」

「いや、女に贈るプレゼントなんて俺より蛇谷の方が得意だ。どれを選べざいいのか分からないから手作りにしてみた。」

 龍儀は薔薇のブレスレットを見て話す。

「それは俺の思い出の1つだ。俺から贈る御守みたいなものだよ。」

「嬉しい。」

「そうだ。ライカ、あの時グレゴリオに打った必殺技。」

「リューギ・レオン・ウルズのこと?」

「そう、それ。それを教えてくれないか?」

「うん、いいよ。」

 龍儀の頼みにライカは笑顔で承諾した。ライカは龍儀に抱き付き膝にうずくまった。

「今日は楽しかった。こんな日が続くといいなぁ。」

「そうだな。」

 龍儀はライカと一緒に満月を眺めるのだった。

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