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【完結】転生極道は異世界でも家族をつくりたい  作者: 鎌宮 和明
第3章《家族》セインフィーネの闇編
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魔族の起源

 レオナルドに案内され龍儀達はセイントフォールを歩き回りながら観光を楽しんでいた。

「さすが芸術の街、建物全部がヴェネチアみたいだ。」

「ヴェネチア?」

 龍儀が大理石で出来た建物を見ながら歩いているとセイントフォールの中央に流れる川に着いた。清らかな川で川底も大理石で舗装されているのが分かる。

「この川はセイントリバース。ここから北にあるブルームキャニオンにある滝から流れているの。この川と滝がセイントフォールという街の名前の語源とされているの。」

 ヨナが龍儀に説明している。川沿いに歩いているとアーチ状の橋の上にローレライがいることに気付いた。

「ローレライ。何してんだ?」

「・・・迷子。」

「おい。」

 橋の上でぼーっとしていたローレライは龍儀と合流出来たことで安心していた。

「この街思ってたより広くて図書館がどこにあるか分からん。それよりなんでレオナルドがここにいるの?」

「私もセバスチャンさんに会いに来たんです。そこで偶然、龍儀さんに会ったのでセイントフォールの案内をしていました。」

「迷子になっているなら一緒にこい。」

「そうする。」

 ローレライも加わり龍儀達は再びレオナルドの案内でセイントフォールを観光していた。

「ここがローレライさんが行きたがっていた図書館(ラボス)だ。」

「でかいな。」

 レオナルドが次に案内したのはローレライが行くつもりだった図書館だった。円柱状の大理石の柱が入口に並べられ、手前にはセバスチャンの石像もあった。

(どこかで見たことある造り・・・)

 龍儀達がラボスに入るとずらりと本が並べられておりどこから手をつけたらいいのか分からなかった。仕方なくそれっぽいところを手当たり次第に探しているとルリカが読書をしていた。彼女の周りには物凄い量の本が並べられていてどうやら全て読み終えているようだった。

「・・・すげえな、ルリカ。」

「あら、龍儀。どうだった?」

「セバスチャンさんと約束は取れた。後はここで調べようと思っていたけど・・・」

「後はこれぐらいよ。」

 ルリカが目をやった先には数冊の本が並べられている。短い間に大量の本を読んで調べていたルリカに龍儀だけでなくリチェリアやレオナルド、初対面の恵葉達も驚愕していた。

「あの人ってハイエルフよね?」

「はい。」

「それで何かわかったか?」

「もう数千年も前に人間の中に後に魔力と呼ばれる力が目覚めたことで一気に種族が増加した。そして、その最初が魔族だったってことぐらいかしら?」

(カープフォールが言ってたこととほぼ同じか。)

「ってことは魔族は元々人間だってこと?」

 龍儀がカープフォールのことを思い出しているとライカがひょっこりと現れた。その後ろにはグレンもいる。

「ライカ、グレン。戻ってたのか。」

「うん!さっきここに来た。」

「ちゃんと迷子にならずに来れたみたいだな。」

 龍儀がローレライを横目で見るとローレライは顔を背けた。

「でも結局は魔王六星神(サタンギルド)に関する記述がないか。」

「セバスチャンさんなら多分詳しく調べていると思いますよ。あの人は昔、魔王六星神(サタンギルド)と戦ったことがあるので。」

「そいつは嬉しい情報だ。そろそろ・・・そういえば、セレナはどこだ?」

 龍儀が聞くとライカ達が周りをキョロキョロ見渡すがセレナの姿はない。

「もしかしたら、ローレライと同じように迷子になってるのかも。」

「私のようには余計だ。」

「仕方ない。リチェ、ライカ、セレナを探してくれないか?」

「わかったわ。」

「あたしもいいよー!」

「じゃあ私達も手伝ってあげる!この街に詳しいから役に立つはずよ!」

「ありがとう。お願いします。」

 リチェリアとライカは恵葉達と共にラボスを出てセレナ捜索に向かった。その間に龍儀達はレオナルドに案内されてセバスチャンが住んでいる豪邸に向かった。

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