冒険者
外に出てから気が付いた。
俺ってアンデット何だよな? 日光に当たっても大丈夫なのか?
いや、すでに照りつける太陽の下で手遅れなんだけどさ…
強い日差しがジリジリと肌を焦がすが、特に問題は無さそうだ。
「さて、これからどうしたら良いんだろう?」
ハッキリ言ってこの外の世界について何も知らない。
正確に言えば中のことも何も知らないけどさ…
とりあえずさっき会話は出来たので、言葉は通じるみたいだ。
後ろを振り返ると、洞窟みたいな入り口が見え、2人の門番みたいな人が監視している。
武器を持った人が洞窟へ入る際、何か身分証明みたいなものを見せてから中に入っている。
出る時は必要ないみたいだが、入るときは必要ってことは、俺ってもしかすると中に入れない!?
皮のリュックを漁ってみたが、それらしきものは見当たらなかった。
仕方がない、向こうの方に見える街へ行ってみるか、何か分かるかもしれないしな。
街へと到着した。
門番が居たので声を掛けてみることにした。
「すいません。」
「見かけない顔だな、新しく冒険者になりにでも来たのか?」
おっ、何か都合が良い解釈をしてくれたみたいだ、話に乗ることにした。
「はい。冒険者になるにはどうすれば良いんですか?」
「冒険者になるには、冒険者ギルドで登録しなければならないぞ。」
冒険者ギルド!? 何処かで聞いたことが有る名前だ。
しかも、その言葉を聞いた俺のテンションが上がるのが分かった。
「それって何処ですか!!」
「元気が良いな、冒険者ギルドはここをまっすぐ行くと、大きな建物が有るから分かると思うぞ。」
「ありがとうございます! 行ってみます!」
俺は道を進もうと思ったら止められた。
「ちょいまち! 冒険者カード…は持ってないか、なら他に証明書は持って居るか?」
「いえ、持ってないです。」
「なら入場料として銅貨5枚が必要だ。」
銅貨ってこの銅の丸い金属のことか?
間違ったら間違っただ、とりあえずこの銅の丸い金属を5枚取り出して渡してみた。
「よし、通って良いぞ。」
どうやらこれが銅貨で間違い無いみたいだ。
と言うことは、銀色のは銀貨で、鉄のは鉄貨かな?
鉄貨が何枚で銅貨に成るのかは分からないが、追々知って行けば良いだろう。
とりあえず冒険者ギルドと言われた場所まで行ってみることにした。
「ここだな。」
大きな建物の前に俺は来ていた。
入り口には剣と盾の看板が掛かっていた。さっそく入ってみることにした。
ダンジョンと言えば冒険者でしょう。