表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

23/69

メイの武器


必要無いかもしれないがメイの武器も調達することにした。

さっそく武器屋へと向かうことにする。


「すいませ~ん。」


「いらっしゃいませ。」


随分老けた感じがするが、以前対応してくれた人みたいだ。


「あの、この子の武器を買いたいのですが。」


「どんな武器が良いんだ?」


「魔法を使うための杖みたいな物が有れば良いのですが。」


「ほぅ、お嬢ちゃんは魔法が使えるのか。

 何系の魔法が使えるんだ?」


「何が使えるの?」


俺はメイへと振り向き聞いてみた。


「さあ? 魔法何て使ったこと無いし、そんなの分からないわよ。」


「って言うと、使えるかどうかも分からないってことか?」


「正直に言うとそうですね…あはははっ。」


「まあいい、ウチとしては買ってくれるのなら文句は言わん。

 コイツが一番のお勧めだ。」


店員が1本のワンドを出してきた。


「これは?」


「マジックワンドだ。どの系統の魔法でも使える優れものだ。

 デザインもお嬢ちゃんに合ったデザインだし、悪く無いと思うぞ?

 ただ、ちーっとばかり高いのが問題だけどな。」


「お幾らですか?」


「金貨20枚って所だ。」


「じゃあ、買いで。」


「おいおい、勧めた俺が言うのも何だが、本当に良いのか?」


「ええ、お願いします。」


「まいどあり! いや~気前が良くて助かったよ。」


お金を払い、ワンドを受け取った俺は、メイに渡してあげた。


「あ、ありがとう。」


メイは嬉しそうにそう言うと、ワンドをギュッと抱きしめた。

喜んでくれたみたいで何よりだ。


「他に何か有るか?」


「魔法ってどうやって覚えるんだ?」


「すまんが魔法は専門外だ。魔導書を読むくらいしか知らんな。」


「魔導書は何処に行けば買えますか?」


「本屋に行ってみると良い、売ってないとしても相談には乗ってもらえるだろう。」


「わかりました。ありがとうございます。」


武器も手に入った俺達は次に本屋へ行ってみることにした。


魔法が使えなかったらどうするんだろう…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ