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何も持ってなくて何が悪い‼  作者: 井空新木
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無属性の挑戦

初投稿です。拙い文ですが暇な人はどうぞ

僕の名前は、黒木かける。街の修練学校に通う1年生だ。僕はその学校の中で一際注目を浴びるポジションに置かれていた。注目と言っても蔑視なのだが。あたかも別種を見るようなーと言ってもあながち間違っていないのかもしれない。なぜなら僕はー無属性なのだから。


僕の家庭、黒木家は両親と妹それと僕が暮らす普通の家庭だったー3年前までは。僕のせいだ。魔法の属性チェックで僕は属性が無かった。標準では8歳で魔法が体現し始めるため9歳になると受けることになるのだが僕には属性が無かったーその後父が出ていき周りから変な目で見られ始めたのは。


「うおっ」

街道を走る僕に通行人が驚く、それもそのはずだ物心着く前から鍛えてきた自慢の俊足だ。ゆっくり歩くと周りの人の目線が痛いからな。鍛えてて良かったー。石畳の路面を強く蹴り修練学校へ向かう。それが僕の平日の日課となっている。修練学校、それは1~3年生まで通う学校で主に兵役を志望する生徒がここに通っている。1学年が5クラスに分けられていてそれぞれの教室で授業を受ける、そんな学校だ。

「よし、今日も全員揃ってるな」

そんな担任の声と共に1日の学校生活が始まる。この先生は点呼はしないらしい、他のクラスはしてるんだが、正直ありがたい。

「入学して1週間、学校には慣れる頃だろう。そんな君たちには今日からの魔法鍛錬のために模擬戦をやってもらう」

一瞬でクラスに張り詰めた空気が漂う。それもそのはずだ模擬戦ーそれは修練学校の最初の登竜門だ。1週間学校についてのあれこれを教えられたあとの行事。これによってそのあとの魔法鍛錬のグループ訳が決まるらしい。

「では10分後に体育館に集合。それまでは自由時間だ」

そう言って担任は教室を出ていった。

「はーついに来たかー模擬戦」「緊張してきたー」

教室がざわつき始めたな。無論僕には喋り相手は居ないのだが……。この1週間で大体の友達グループは形成されたらしい。それぞれ迫る模擬戦の話に花を咲かせている。こうなってくると1人の僕は何するかに悩むのだが……。もちろん模擬戦の対策は抜かりない。だかなーこれじゃあぼっちみたいではないか、否ぼっちである。無属性の僕に対する偏見は親世代ではあるのだが若い世代ではあまりなく友達の1人や2人作れると思ったんだがなー。こりゃダメだ。作り方すら分からん。そんなかんやで模擬戦の5分前周りが移動し始める。



読んでくれた人感謝です。勘のいい人は分かると思いますが名前は西尾維新を意識してます。お前ごときが西尾維新を語るなっ、とか怒られそうですが好きなんですよ、しょうがないやん。この物語の世界観はよくある異世界系を浮かべてくれればありがたいです。ロクでなし、このすば、リゼロなどですね。この後も読んでくれたら幸いです。

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