召喚モンスターの選択
焦る必要が無いとスラスラ書ける!!
デモスミも3日くらいで書かないとと勝手に思っていましたが止めます。 設定はどれもガチガチに固めてある自分が面白いと思う文章を書けるまで頑張ろうと思います。
ブックマークはオススメしません。キーワード検索をオススメします。
社会人になってからは手軽なスマホのRPGしかやってなかった私は、どうしてそんな話になったのか覚えていないが、会社の同僚のオタク友達にコスプレが恥ずかしくて出来ないのならVRはどう?と誘われてゲーム店で目にとまった『BABEL』を初める事になりました。
その操作性にハマり、始めて五ヶ月で80階層まで到達した、社会人の無課金者では中々ペースで此処まで来れたと自分でも褒めて上げたい。
しかし、これはゲームが得意という事だけでは無く、VRゲーの真骨頂である現実社会での経験が活かされたの大きい。
私の実家は薙刀と柔術の御家元だったので幼い頃から長物の扱いや身のこなしは慣れたもので、小学生の時の大会では難易度の高い技でも正確にこなして見せた私は、当然の様に優勝するくらい才能には恵まれていたが、しかし昔から王道RPGに没頭していた私は徐々に稽古をサボり始めて、親の期待を裏切ることになり、家は兄が継ぐ事になっている状況だった。
まっ、そんな話は置いといて、このゲームの中でも重量により速度制限の掛かる重槍以外の槍系統の武器でなら、私は誰にも負けない自信があった。
そして、この日がやって来た!私が階層守護者に選ばれたのです!!
「こっ!これは!ななな、何てカッコいいのーーー♪」
ステータス画面を開いて、どのくらいステータスが変化したか確認しすると私はボスになったんだと、それが実感出来るほどステータスが伸びたことを認識しましたが、まぁ、これはよくよく考えれば無課金だったから、ほぼカスタムしていない装備と比べれば当たり前で伸びしろで、その時の興奮が少し恥ずかしくなります。
「ふっ、ふふふ、私が求めていたのはこれよ!!」
あっ、でも勘違いしないで下さい!私がこれから起こす事は、楽して強く慣れたからとか、ステータス云々は全く関係ない無いですから、そう私はこのボス装備『冥土・イン・ダークネス』ネーミングセンスは置いといて……と『フォーチュン・オブ・グレイブ』(細槍)、後々活躍するのだけどスピアーとなっているのに名前はグレイブ、とても面白いボス武器だけのユニークアビリティを持っている、この装備達がとっても気に入ってしましたからなのです!!
ボス装備に着替えて、ダウンロードが終了すると次のチュートリアルが表示される。
『80階層の守護者様に与えられた召喚コストはログイン時500p、ログアウト時1000pです。 レイド時に召喚するモンスターを一覧表からお選び下さい。』
そこに表示されているのは全て80階層に出現するモンスターだった。(イベントモンスターを除く)
「どれどれ、一体どんなモンスターが……うわぁ、80階層から89階層までは闇属性のモンスター固定だけど、これはほぼお化け屋敷ね。 え~と、低コストのモンスターはグラトニーグール80pにエビルゴースト80p、ブラッディーマミー80p、フロストデビル120p、リビングデッド120p………はぅ?ってこれ最早、一番低コストのモンスターがコスト高いし!三、四体しか召喚出来ないじゃん!」
ナギの頭のでは一度でも負けたら、この装備はもう二度と着ることが出来なくなるということが過る。
「まずは、モンスターアビリティ効果とモンスターの武技と魔法を確認して、私の闘い方にあったモンスター達を選ばないとね。 フロストデビルの凍結は中々使えるわね、相手の動きを止めてレイドの中でも一体一に持って行く。」
だけど本来、薙刀術は剣や異種武器に特化したもの、だから私にとって一番の天敵は魔法……だよねぇ。
「はあ!そういえば80階層にはアイツがいた筈!」
上から順にもう一度モンスターの一覧表を見ていくナギのそのスライドさせる指先が最後のモンスターが見えた所で止まる。
「いた!ベルゼバブ!! このモンスターならソーサラーやウィザードは止めておけるはずよね。」
そのモンスターは80階層に稀に現れるレアモンスターで通称『魔術士殺し』デッカイ蝿の型悪魔系で魔法に対する耐性が高く、遠距離からのCTの短い粘液の魔弾で、詠唱すら唱える時間を与えない中ボス級モンスター、魔法使い系統のプレーヤーではまずソロでは勝てない。
「召喚コストは━━━うっ、嘘でしょ!?1500ポイントーーー!!有り得ない、ログアウト時ですら使えないじゃない……、ゲームマネーなんて貯金して無いし、課金しかないよね……。」
━━━そういえば、オタク友達でもある同僚が散々言ってたっけ、『VRを進めたのは私だけど、課金だけは止めたときなよ! 私は王子様達にいつの間にか気づいたら百万貢いでたのに、物欲センサーっていうのに阻まれて王子も衣装も結局イマイチ課金額が額だけに止めれないし、もう泥沼よ!!』
「はぁ、何で今思い出すかなぁ~。でもどうしようもないし絶対この装備を手放したく無い!!」
ナギの指先がショップのアイコンに吸い込まれて行く。
「とりあえず、一万いや、三万円カード決済で……、買っちゃった、いっいいよね!私のお金だし貯金だってしてるし、って、うん?アレ!?召喚コストの増加に魔法石の使用が無い……え~と、嘘よね?えっ?もう買っちゃったんだけど、どうするのよ魔法石450個!!」
ナギはとりあえず、ログアウトする。12時間後にボス部屋が解放されるらしく、モンスターもランダムで召喚されるらしいこのままだと、カスタム武器で装備を固めたパーティーが来たら確実に負けてしまう。そう、思い慌ててネットサーフィンをしてゲームマネーの増やし方を探す。
「これよ!これしか無い……この攻略サイトを見ると武器や防具は売り値が低いけど、アイテムはそこそこの値が付くらしい450個の魔法石を全てアイテムガチャに使って出たアイテム全てを露店て売ろう!!」
強化アイテムや回復アイテム、かなり高価で貴重なアイテムも出たが、時間が無いナギは全て直ぐに売れる様に最安値からかなり価格を下げて売り捌いていった。
「間に合った!1億ゴールド!! 絶対に負けれないログアウト時の召喚コストは最大まで引き上げるわよ!」
ナギは1億の大半を使い、ログアウト時の召喚コストを上限の一万pまで引き上げ、ベルゼバブを三体入れ壁になる上位のモンスター達で固めた、ログイン時は初陣で躓かない様に8000pにしてベルゼバブを二体にして挑むことにした。
「いつでも来なさい!全力で圧倒してやるわ!!」
ボス部屋が扉が開かれるまで後、二時間を切った。




