表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

第2話 Goodbye my Son~別れはいつでも唐突に・・・~

目が覚めたら髪の毛が伸びていた・・・。

目線もなんだか普段より低い気がする・・・。

パジャマもぶかぶかになってるし・・・。

「てか、体縮んでないかこれ?」

あれ、なんか声も高い様な・・・?

・・・ダメだ。

・・・眠くて頭が働かない。

・・・起きて顔を洗って来よう。

そうしてベットから立ち上がった俺は・・・、

ズボンの裾を踏んで盛大にずっこけた。


ドテッ


「いった~い。なんだよ、今まで裾を踏んでコケた事なんてなかったじゃん!!」

そう悪態をつきながら立ち上がった。

そしてズボンの裾をまた踏んでいたので、

今度はズボンと下着が同時に落ちたのだ。

「あ~、もう朝からなんなんだよホン・・・トウ・・・に・・・」

そこで俺は自分の下半身を見てしまったのだ・・・。

それはもうじっくりと凝視してしまった・・・。

なぜならば、本来ならばソコにいたマンモス君がいなくなくなっていたのだから!!!


「・・・なんじゃこりゃぁあああああああ!!!」


俺の名前は、翔星 道安。

身長165センチ、体重75キロ、

趣味はアニメ、マンガ、ゲームのオタク趣味で、

今の時代ならばさほど珍しくないオタク男子である。

だがそんな俺が朝、目を覚ましたら女になっていた。

そりゃあ、叫んでもしょうがないね。

そんじゃあ、大事な事だからもう一度叫びましょうか。


「なんじゃこりゃぁあああああああ!!!」


そうして叫んでいると慌ただしく走ってくる音が聞こえてきて、

俺の部屋のドアが勢いよく開かれて母親が入ってきた。

「ちょっと、道安!!今の悲鳴は何!!」

「あっ・・・」

さて諸君、もしも30才にもなって浮いた話が1つも無い上に、

アニメやマンガが好きなオタクの部屋に、

見ず知らずの少女が下半身丸出しでいればどう思うだろうか?

さらにそのオタクが自分の子供だった場合は、どう思うだろうか。

正解は・・・。


「い、いや~!!ついに息子が犯罪者に~!?」


これである。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ