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ついつい続きが書きたくなってしまって…

ねぇちゃんがバイトを始めた。

副業ってやつだ。

仕事先のちっちゃい会社が不景気でしごとがなくなって副業を推奨してくるようになったらしい。

「疲れねぇの?」って俺が聞いたら「むしろいい気分転換になってるよ!」って言われた。「どんな仕事してるんだ?」ってきいたら「うーん、高笑いする仕事かな」って言ってた。

どんな仕事だよ。





「様をね、つけなきゃいけないの」ある日ねぇちゃんがいった。なかなか会えなかった上司にやっと会えたらしい。「取引先じゃないのに面白いわよね」ってあははと笑うねぇちゃんの顎の下に落としのこした白いドーランが見えた。「変なことさせられてねぇよな?」って、俺がいったら「大丈夫、様はつくけど結構いい人だったもの。」ってねえちゃんは笑った。

ほんとねぇちゃんのバイトは何なんだよ。





ある日、掃除をしているときにねぇちゃんのバイト用のカバンが倒れた。

中から白い陶器みたいなので出来たマスカレードマスクが出てきた。

こんなの顔につけて高笑いする仕事なんて俺には1つしか思い浮かばない。

ねぇちゃんバイトで女王様やってんのかな…ちょっと心配になった。





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