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詩集 迷い道

原点回帰

作者: 小日向冬子

ねえ

覚えているかい


僕は

あのとき

どこへ

行こうと

してたのかな


いったい

何を

探してたのかな


先のことばかり見つめて

現在(いま)に空虚を呼びよせて


虚ろに

呑まれ


孤独に

惑わされ


両手から

ボロボロと

何かを取りこぼしながら


ただ

何かから

逃れるみたいに

走り続けて


ただ一度

この手につかんだ

一瞬の

あの


いつの間にか

するりと

逃げてしまった

あの

あのときの



何度でも

そう何度でも


顔を上げて

深呼吸して


ふりだしに戻る


そうだ

僕は


いったい

どこへ

行こうと

してるんだった?


この心

いったい

何に

震えたんだった?

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