表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
コイヒメサクヤ  作者: 夜斗
序章
1/25

はじまり

 子供の頃の堪忍袋というものは、やはり子供らしくその()も短かったのだろう。

 だからあの時、彼らが何を理由に喧嘩をしたのか今となっては知る由もない。


 子供の喧嘩だから、振り返ってみれば案外滑稽な理由だったのかもしれない。

 あの子が叩いたからだとか、あの子がズルしたからだとか。

 理由の大小こそあれど、それが些細な喧嘩であることには違いない。

 感情の起伏の激しい子供だからこそ、一晩経てば喧嘩のことなどケロッと忘れて次の日にはハイ仲直り。

 何事もなかったかのように笑いあい、また遊び始めるのが情緒豊かな子供の常である。


 けれど、彼らの喧嘩は一晩経てども解決することはなかった。

 大泣きしながら家に帰ってきて、喧嘩のことを思い出して、また泣き出すうち眠りに就いて。


 そして訪れた次の日の朝。

 目を覚ました時には既に、三人とも離れ離れになってしまっていたのだから。

初めましての方、初めまして。

そうでない方、お久しぶり。

こんばんは、夜斗です。


本日より新作『コイヒメサクヤ』がスタートします!

……なお、これはお話の序文になりますので、細かなあとがきは次話にて。


だいたい30分後に、第1話を公開します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ