第6話:森の主、フェンリルとの邂逅。絶対防御でレベル8の牙を折る
嘆きの森への行軍と、空間の支配
大盗賊団『黒爪』のアジト制圧から二日。俺はルナとシャドウを連れ、北へ向かう街道を歩いていた。目的地は、この地域で最も危険とされる魔境、**『嘆きの森』**だ。
森の主、フェンリル。報告書によれば、その魔力はレベル8に片足を突っ込んでおり、過去に**レベル7(人間最強)**の英雄が討伐に向かい、返り討ちに遭ったという伝説を持つ。
「ルナ、シャドウ。これから向かう森は、生半可な結界では隠せないほどの魔力に満ちている。絶対に**レベル6(A級)**の偽装を崩すな」
俺は、ルナに**「完璧な魔力制御の概念」を、シャドウに「影と一体化する絶対ステルスの概念」**を再インストールした。
道中、俺は**【無限創造】の戦闘以外の万能性**を最大限に発揮した。
「目的地までは遠い。移動時間をゼロにする」
【無限創造】で、俺は『長距離移動の効率最大化の法則』を創造し、俺たちの周囲の空間の概念を書き換えた。結果、一歩踏み出すだけで数百メートル移動するというチートな移動方法を実現した。周囲には、ただ俺が**「普通の速さで歩いている」**ようにしか見えない。
さらに、休憩中。
「シャドウ、森の入口に**『絶対的な情報収集網の概念』**を敷け」
シャドウは影を広げ、森の入口の地面に**『影の情報網』を構築した。これにより、森に入る全ての人間や魔物の情報、そして魔力の揺らぎが、俺の秘密の要塞**にリアルタイムで送られる。
「ルナ、腹が減ったな」
ルナは銀色の身体を、一瞬で**『究極の食料合成の概念』を宿した調理器具**に変形させた。その場で採れた木の実を投入すると、世界最高級のステーキの匂いが漂い始めた。
戦闘以外も最強である俺の生活は、常に万能のチートで満たされていた。
森の試練:レベル7の魔物たち
嘆きの森に入ると、空気が一変した。瘴気が濃く、木々の魔力も異常に高い。通常の冒険者なら、入った瞬間に精神を蝕まれるだろう。
「この瘴気も、俺たちには無意味だ」
俺は**【無限創造】で「絶対的な清浄化の概念」を創造し、俺たち三人を中心とした半径五メートルに展開した。森の瘴気は、俺たちの空間に触れた瞬間に清浄な空気**へと変わる。
森の奥へ進むにつれ、遭遇する魔物のレベルも上がっていった。
レベル5の巨大な蜘蛛、レベル6の魔獣。これらは全て、ルナとシャドウの連携訓練の相手となった。
「ルナ! 火力はレベル6の上限で抑えろ。シャドウは影から無力化」
ルナは銀色の身体から水と炎の複合魔法を放ち、魔物を足止めする。それは、遠くから見ればA級冒険者の最高火力に見えるだろう。しかし、ルナの真の力は、その**『概念的な精度』**にある。攻撃は決して木々を傷つけず、魔物のコアだけを正確に狙う。
シャドウは、ルナの攻撃が着弾する一瞬前に、魔物の影から出現。**『漆黒の剣』を振るい、魔物を「活動停止」**の状態にして影に回収する。
「よし。これで、魔物の死骸が残らない。痕跡も残らない」
レベル8のシャドウの無双ぶりは凄まじい。シャドウが本気を出せば、レベル6の魔物は概念ごと消滅する。しかし、俺の指示通り、シャドウは常に**「レベル5がなんとか逃げ切れた」**と誤解させる程度の、痕跡を残さない戦闘を遂行した。
フェンリルの出現と、絶対防御の発動
森の最深部。そこは、周囲の木々が全て枯れ果て、まるで時間が止まったかのような静寂に包まれた空間だった。
「来るぞ。ルナ、シャドウ。レベル8だ」
俺の言葉と同時に、空間が重圧によって歪んだ。
――グオオオオオオオオオオオ!!
咆哮。それは、単なる音ではない。レベル8の魔力が物理的な圧力となって、周囲の岩盤を砕く。
影の中から、巨大な銀色の狼が現れた。体毛は月光のように輝き、全身からはレベル8の純粋な魔力が溢れ出している。その威圧感は、これまでに遭遇した全ての魔物を合わせたものよりも遥かに上だ。
――フェンリルだ。
フェンリルは俺たちを認識すると、一瞬の躊躇もなく、俺に飛びかかってきた。その動きは、レベル8の剛力と神速を併せ持っている。世界樹の幹ですら、その一撃で粉砕されるだろう。
「面白い。最強の力を見せてやる」
俺は動かない。ルナとシャドウも、俺の影の中に潜み、動く指示を待っている。
フェンリルの牙が、俺の喉元に迫る。その時、俺は**【無限創造】**で、極限の防御概念を創造した。
一つ、「いかなる物理攻撃も魔法攻撃も無効化する絶対防御の概念」を創造。
二つ、「いかなる法則も俺の肉体を貫通できないという究極の不滅の概念」を創造。
<<無限創造>>
カキン!
フェンリルの牙は、俺の首に触れた瞬間に粉砕された。まるで、世界最強の金属が、ただのガラスに当たったかのような音。俺の身体には、傷一つついていない。
レベル10の格差と、フェンリルの混乱
「グガッ……!?」
フェンリルは混乱した。自身のレベル8の絶対的な一撃が、何の防御行動も取らなかった人間に、牙の方を砕かれた。
「レベル8の力は、確かに強い。だが、俺のレベル10の防御概念の前では、その牙はただのガラス細工だ」
俺は、砕けたフェンリルの牙を、**【無限創造】で「瞬時に再生する概念」**を付与し、元に戻した。フェンリルは、その光景にさらに困惑する。
フェンリルは、攻撃が通じないと見るや、次なる手を打ってきた。
――ゴオオオオオ!!
フェンリルが吠えると、周囲の魔力が集束し、『森の法則を支配するレベル8の結界』が展開された。この結界の中では、フェンリルは万能の神となる。
「結界か。だが、法則を操る力は、俺の方が上だ」
俺は**【無限創造】で、フェンリルの結界を打ち消す代わりに、『フェンリルの結界を、俺の力で一時的に支配する法則』**を創造した。
フェンリルの結界はそのまま残っているが、その支配権はフェンリルではなく、俺にある。
フェンリルは結界を操作しようとするが、その制御を失い、さらに混乱する。
「フェンリル。お前は強い。だが、俺は**『世界の法則そのもの』**だ。お前は、絶対的な力の格差を理解しろ」
俺は、フェンリルに**「真実の強さの概念」**を、強制的にインストールした。
戦闘以外の最強:フェンリルの調教
フェンリルが、俺の真の力を理解した瞬間、その瞳の敵意が畏怖へと変わった。
<<No.3フェンリルの忠誠概念を確認。テイム可能です>>
シャドウからの情報だ。予想通り、絶対的な力を見せつけるだけで、フェンリルは従属を選択した。
しかし、俺はテイムスキルを使わない。フェンリルは、誇り高き狼だ。戦闘で屈服させる必要がある。
「ルナ、シャドウ。行け。レベル6の力を誇示し、**『お前たちより、人間には俺たちがついている』**という事実を叩き込め」
俺は、ルナとシャドウに**「レベル6の力を超えた、レベル7相当の連携スキル」**を付与した。
ルナが銀色の魔力弾を放ち、シャドウがその魔力弾の影を操って、軌道を予測不可能にする。二体の攻撃は、レベル8のフェンリルに傷はつけないが、心理的なプレッシャーを与え続けた。
フェンリルは、レベル6のはずの二体の魔物に翻弄され、**「自分のレベル8の力が通じない」**という現実を突きつけられる。
数分の攻防の後、フェンリルは再び俺の前に跪いた。
「我は、強き者に従う。アレス……貴方は、我の知る全ての法則を超えた王だ」
フェンリルは、人間語でそう告げた。知性も高い。
「よし。ルナ、シャドウ。フェンリルに**『忠誠の誓いの概念』**を付与しろ」
ルナとシャドウが、フェンリルの身体に接触。フェンリルは、レベル10の仲間たちの概念的な力によって、俺に絶対的な忠誠を誓う。
<<No.3フェンリルを仲間に加えました。進化可能:神狼→???>>
新たな仲間は、最初からレベル8。そして、最終的に**『神狼』**へと進化するポテンシャルを持っていた。
万能:森の支配と拠点確保
フェンリルを仲間にしたことで、俺は**『嘆きの森』**全体を支配下に置いたことになる。
「フェンリル。この森を、俺たちの**『素材供給拠点』**に変える」
俺は**【無限創造】で、フェンリルに「森の生命力を無限に活性化させる概念」を付与した。これにより、森の魔物素材は常に最高品質で、かつ無限に再生**するようになる。
ルナは、錬金術の知識を使い、森の薬草を究極のポーションへと変えるための**「移動式精製ライン」**を創造。
シャドウは、森の周囲に**「絶対的なステルス結界」**を敷き、フェンリルと協力して、人間や魔物の侵入を完全に防ぐ仕組みを構築した。
俺の万能チートは、これで**『嘆きの森』**をも手中に収めた。
フェンリルの加入により、俺の戦闘能力も飛躍的に向上した。フェンリルは、レベル10の俺の代わりに、**『最強の盾』**として機能するだろう。
「よし。次は、廃墟ダンジョンだ。次なる仲間、**ゴーレム(No.4)**が待っている」
俺たちは、レベル8のフェンリルを従え、新たな目的地へと空間を支配しながら移動を始めた。俺の最強無双生活は、その規模を加速度的に拡大していく。




