第32話 フィナーレ
1986年8月2日
天空の城ラピュタは全国の映画館で上映された
これをもって天空の城ラピュタの制作は完了した
(´・ω・`)……
スタジオは閑散としていた
一緒にラピュタを作ったみんなは新しい作品のため旅立っていた
ジブリで働くスタッフは作品ごとの契約
いわば傭兵部隊のようなもの……
(´・ω・`)「これからどうしようかな……」
振り返ればスタジオジブリに入社して10か月
完成までの道のりは長く険しいものだった
自分たちの力でなんとかする
頑張れば必ず完成する
完成した作品はきっと喜ばれるはず
この思いを胸にスタッフ一同、修羅場のような現場で作り続けた
(´・ω・`)「それでも終わってみれば……」
あんなに辛くて忙しかった時期を恋しがるのだから変なモノだ
(´・ω・`)「あーあ、もっと宮崎さんと働きたかったな」
……まあ、終わってしまったものはしょうがない
残った雑務を終わらせよう
ポン
(´・ω・`) .。oO(ん?背中を叩かれたぞ)
振り向くと宮崎さんがいた
彡(゜)(゜)「ヒロカツくん、二人で“トトロ”を始めます」
(´・ω・`)……?
……トトロってなんだ?
……二人でってどういうこと?
でも、そんな疑問はどうでもよかった
また宮崎さんと仕事ができる
新しい作品を作ることができるんだ!!
(´^ω^`)「はい!」
二つ返事でボクは答えた
次作彡(゜)(゜)「となりのトトロ」に続く




