第25話 最終コンテ
彡(゜)(゜)「……よし、とりあえずラフコンテはまとめた」
彡(゜)(゜)つ「ヒロカツくん、これはどうや?」
(´・ω・`) .。oO
少し長めのラフコンテには……
・ラピュタに無事軟着陸したシータとパズーが軍になんとか捕まらずにすんだドーラ一家と合流
・ドーラの胸元に飛び込んだシータが「おばさん痛い」とセリフを放つ
・ドーラが「なさけないじゃないか」と言いながら、胸に手を突っ込んで開いてみせると宝石の山が顔をのぞかせる
・「不時着した途端に、雲が晴れて助かった」という宝物を身に着けた海賊たちのセリフ
・ドーラがシータとパズーに、その先に見える穴の中にムスカが入っていったと告げる
・頷くパズー
・ドーラに向かってパズーが言い放つ「ぼくたち、ムスカが何を企んでいるか調べに行きます」
・「なんだって!?」と驚くドーラ
・パズー「ムスカは宝に目もくれないもの」
・シータ「きっとあの中にラピュタの秘密があるんです」
・怒るドーラ「バカなことをするんじゃない!」
・シータ「わたしたちはもう決めたの」と言ってドーラたちと別れる
・通路を歩く二人
・シータ「パズー、ここだけ石が違う。他の石はみんな四角なのに」
・シータの一歩手前の石だけ丸い
・その石の上に一歩踏み出すシータ
・突然シータは筒状の光の軸に包まれて、下へと消えていく
・「シータ!」と叫んでパズーが飛び込もうとするが、光の壁に阻まれてドンドンと叩くだけ
・そこへ、下からムスカの部下の黒眼鏡の二人組がスッと上がってくる
・ぎょっとするパズー
・パズーがわっと逃げ出すと同時に光が消えて、出てきた二人組に銃撃を受ける
・それをかわしながら侵入口から外へと追い出されるパズー
・なおも追跡する黒眼鏡たち
・そこへ突然、パズーの口に手が当てられ、画面わきにフレームアウト
・パズーを助けたのはドーラの息子ルイ
・前を見るとパズーを追跡していた黒眼鏡の男二人がボカボカと殴られて倒される
・倒したのはドーラの息子シャルルとアンリ
・場面が変わって
・透明のパイプの中をエレベーターのような移動体に乗って降下していくシータとムスカ
・2人が着いた場所は大きな球体がひしめく生き物の内部のようだ
・その内部の巨大な部屋の中央に球体ドームのようなものがある
・そこに繋がっている透明パイプの廊下
・透明パイプの中を、周りの風景を見渡すようにして歩き進めるシータとムスカ
(´・ω・`) .。oO
このラフコンテではドーラ一家が金銀財宝をすでに手に入れていることがまず分かる
これでドーラたちはこの旅の目的を達成したのだ
それを確認したシータとパズーは空賊たちの仕事の心配することなく
ムスカの野望を探り、阻止しようと2人で別行動をとれる
心配するドーラをよそにムスカに2人で立ち向かう覚悟も見て取れる
(´・ω・`) .。oO(そして最終局面へ向かうと思わせての一波乱)
シータと離れ離れになり、突然の敵に逃げるしかない絶体絶命のパズー
誰もが息を呑むだろう
するとそこに助けに現れるドーラ一家
助ける義理はもうないのに心配になって助けに来る
なんて人情味に溢れるほっこりとしたシーンだ
(´^ω^`)「面白いです!冒険活劇はこうでなくっちゃ!」
しかし、それからしばらくして
彡(゜)(゜)つ「……とりあえずここまで出来たで」
(´・ω・`)「はい……え?」
ラフコンテの内容がごっそりなくなって別のものになっていた
パズーとシータの2人のドラマをもっと押し出すものになっていた
(´・ω・`) .。oO(自分が一度は描いた方向性を……)
宮崎駿はその強力な意思によって変更したのだ
きっと、2人のドラマをより描かねばならないという思い
それに加えて残された映画完結までの少ない時間を合わせた結果に違いない




