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第22話 没コンテ

彡(゜)(゜)「よっしゃ!Bパートはこれで終いや!」

彡(゜)(゜)「ところでヒロカツくん?」


(´・ω・`)「はい」


彡(゜)(゜)「ヒロカツくんならこの後どうする?」

(´・ω・`)「パートの切れ目なのでタイガーモス号の水や食料、燃料の補給をします」


彡(^)(^)「せや!その通りや!」

彡(^)(^)つ「そんな訳でこのラフコンテを見てくれや」


(´・ω・`)「ふむふむ」

ラフコンテには

ニンジンや玉ねぎといった食料の入った樽、ビールの入った樽、燃料の入った樽

様々な樽がタイガーモス号に積み込まれる光景が描かれていた

パズーが重そうな荷物を運んでいたり

ドーラの息子のシャルルが「うほ、ビールだ」と喜んでいたり

ドーラが「急ぎな、すぐ出発するよ」と激を飛ばしている


(´・ω・`) .。oO(その中には地元の協力者と思われる人たちも描かれ)

(´・ω・`) .。oO(生活感あふれる人々の姿が実に生き生きと表現されている)


(´・ω・`) .。oO(生活感を描かせたら宮崎駿の右に出る者はいない)

ボクはこの描写力に触れたくて、宮崎さんと仕事をしたかったんだと

つくづく実感する


(´・ω・`)「この場面があればリアリティが増しますね」

彡(゜)(゜)「せやねん、でもこれは使えんのやけどな……」


(´・ω・`) .。oO(このラフコンテは結局、未使用になった)

理由は言うまでもないけど上映時間を短くするため

残された時間を少しでもシータとパズーのドラマに取っておきたいのだろう

それなのになぜ宮崎さんはこのラフを描いたのだろうか?


(´・ω・`) .。oOたぶん……

映画に出せなくても、せめて描くだけ描いて納得の上で没にしたかった

そしてその描いた証明として、ボクに一言かけて見せてくれたんだろうと思う


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