また一献
ふわふわとかすむ指先に触れたおさらさま
ひとみを閉じてつかんでのむ、
首筋に垂れたあの透明な酒
あぁ今夜は七分咲きの良い夜だ。
ふらふらとあなたとわたしの背中、覗き見て
目に見えぬ長子とおさらさま、いつかはとあなたがと長子殿
夜ながいともおもえぬ私こそ恥しらず。
月みえない夜を数えられず、
夜の月、人火灯弱くよく見える。
しずかな草とたまる水、ヨあがり悲しむ。
ちろりとシみて思い出す。酒ない夜にもう一献。思えぬ夜のながいこと。
思ったことを書いているだけなので、感じ方は人それぞれだと思います。
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