まきも まさきも まみむめも⑥超超大型犬がやってきた!1日10kg食べるのに、ドッグフードが売り切れ!トリマーなら育てられるんじゃないの?
1日10kg食べる超超大型犬を5頭も引き受けた。年末で、ドッグフードが売り切れ。美沙さんがやっぱり今度もやらかした。野菜や肉をにて手作りのエサをあげてしまった。ドッグフードを食べなくなってさあ大変!トリマーならなんとかできるでしょ!
⑥
翌日、6時から散歩をして、8時半に犬たちに食事をやって、自分たちも朝食を
食べた。マキは、少し昼寝?をして10時前に起きてきた。
マキ:美沙さん、買い物してくる。エサ鉢とストラップ、トイレシートの一番デカ
いのを有るだけと、エサは入荷してないだろうな・・行ってきます。
美沙:はーい、気を付けて・・
美沙は、友達のうちに電話をして何か頼んでいる。
(電話)
美沙:もしもし、・・・そういうわけで、犬がいっぱいでエサが欲しいの。くず
の野菜で良いから欲しい。他の人にも声かけてみて・・頼むね。
どうやら、犬のエサを作るのに知り合いの農家に要らない野菜を分けてくれと頼ん
でいるみたいだ。
美沙:こんな土のかたまりみたいな物、食わせてちゃかわいそうだ。昔は、家でも
犬飼ってたから、ちゃんと分かってんだってば、はは・・
しばらくすると、知り合いがぞくぞくやってきた。
美沙:ありがとう、そこに置いてってくれれば助かる。はー、ほんとに助かるわー
1時間ほどで、キャベツや大根、ニンジン、里芋などが、山ほど集まった。ハイジ
の部屋から一番大きな鍋を回収してきて、洗うと水を張って、火をつけた。
美沙:これで、野菜を煮て、うまいからどんだけでも食うぞ、
大鍋に野菜を煮込んでいる。そこに知り合いがまた来て、豚と牛の脂身、そぎくず
を持ってきた。
美沙::ありがとう!これ入れたら犬たちは死ぬまで食い続けるわははは・・
大鍋に野菜と肉の煮物が出来た。午後の14時、マキはまだ帰って来ない。犬たち
じっとしている。若いオールドだけがさっきからわんわんうるさい。
美沙が自分で煮たエサを持ってきて、
美沙:オールド!お座り!お手!こっちも!・・・・・よし!
ちゃんということを聞いて少しもらった煮物を2回ほど舐めて飲み込んだ。
美沙:ほんとうに躾が入ったいい犬だな。しょうがないからもうちょっとやるか!
これでおしまいだぞ・・
洗面器に半分ほど入ってしまった。
美沙:ちょっと多すぎたか・・お座り、いい子だな・・お前が一番若いのに名前は
オールドって、漫才師か・・お手・・まてよ・・・・・・・よし!
あっというまに飲み込んで、お座りしてこっちを見ている。オールドの横にウルフ
も来て、並んで座った。
美沙:お前たちお行儀がいいな。人間より賢いんじゃないか・・しょうがないな。
洗面器に煮物を入れてオールドを待たせてウルフに餌をやった。
美沙:オールドまて!今度はウルフの番だからね。ウルフ伏せ!まて・・・よし!
偉いな!直斗より素直だ!オールドもちゃんと待てるのか・・よしよし!
仏壇の花瓶が倒れた。
となりの部屋から”ブヲンブウォン””ガブグワブ”ハイジとチベタンが吠えた。
美沙が隣の部屋に来て見てみると、2頭が、並んでお座りしていた。
美沙:あーわるかったエサ欲しいか。大鍋をみると汁が少し残っている。少しづつ
2頭舐めさせて、待ってろよすぐ作ってくるから。美沙は台所へ行ってエサの煮物
を作りだした。次の鍋を煮ている間も知り合いが来て、野菜や肉、干物なんかも
集まってくる。時々、餌をもらっていないハイジとチベタンを見に行くと、まだ
座ってピクリとも動かない。そんな姿に美沙はかんどうして、
美沙:お前たちは、なんてかわいいんだ。ちょっと、DVD撮っとくから・・
DVD撮るとは・・ビデオを撮るだろ!
美沙:直斗よりお前たちが子供なら良かったなよしよし、
と頭をなでてハグした。仏壇の位牌も倒れた。
30分ほど煮込んで、冷房を一番下げて冷やした居間に持っていき、扇風機も当て
て、エサを冷やす。指を突っ込んで、
美沙:どれ、熱っ!まだだな。
チベタンを見に行った。よだれで、部屋に敷いたシートの上がびしょびしょになっ
ている。ハイジは、びしょびしょをよけて、壁際でお座りしていた。
美沙:ずーと、お座りして待ってて、もうかわいくて涙が・・どうだ、冷めたか・
居間で冷やしているエサを持ってきた。
美沙:ちょっと待て、びしょびしょを拭いて・・お座りしてるから・・よし!
ハイジが、バケツに顔が挟まりそうになりながら、チベタンが、顔中にはえた長い
毛を煮物に漬け込みながらガバガバグバグバと数秒で全部飲み込んだ。
美沙:ホラー映画のようだな・・はは・・DVD撮っとくか・・はは
もう突っ込まない・・
”ブウーン ギギ”マキが、帰ってきた。
マキ:おばさん!遅くなりました。んん・・なんか良い匂いするぞ・・
美沙:おかえりなさい・・
マキ:どうしたの大鍋もって、ああ、ハイジのエサ鉢がわりの・・買ってきたよ。
ペットショップのじゃ、小さすぎて・・塗り壁職人用のたらい買ってきた。
美沙:これならいくらでも食べれるね。マキの子供が生まれたら産湯もこれで・・
マキ:・・・はぁ・・みんな、いい子にしてた・・
美沙:良い子いい子・・かわいくて可愛くて・・泣けてくるぐらい。
マキ:おばさんも犬飼ってたんだよね。
美沙:直斗が小さいときにね。長生きしたよ直斗が生まれる前から17年生きた。
マキ:私も小さい時に見た気がするもん。おじさんがいつも抱いてたんだよね。
美沙:そうだ、うちの人にべったりだった。
マキ:順番に散歩に行くね。
マキが、若いオールドとウルフを散歩に連れていった。海に出て自転車道を東へ
夕日に反射し波がしらに虹が出ている。思わず、携帯で動画撮影している。
マキ:ちょっと待ててね。こんな映像なかなか撮影できないから・・
繰り返し寄せる波がしらに虹がオーロラのように浮かび消える。”ブリブリゴボ”
マキが振り返ると・・ウルフが自転車道の真ん中で、我慢しきれずにうんちをして
しまった。
マキ:うわー、どんだけ出す!どんだっけー!って、ボケてる場合じゃない。
困ったな・・どまんなか・・通行止めしないと・・
携帯で美沙に電話した。
(電話)
マキ:もしもし!質問無しでお願いします。一輪車とポリタンクに水、スコップで
お願いします。来るまで、ここを動けない。
振り返ると、オールドが、巨大な山で、うんちを造形していた。
マキ:げっ・・・はぁ・・・・
踏まないように2匹のリードを引っ張り、うんこに挟まれて3人でお座りして、
待った。・・・・・・そこへ、散歩のおじいちゃんが来て・・
爺:おー、マキちゃん・・・
何も言わず、Uターンしていった。
美沙:おーい、持ってきた、どうせうんちだろうって・うわーあ、なんだこの量、
一輪車、一回で行けるかな・・
二人で交代でうんちを一輪車に乗せて、ポリタンクの水で、歩道を洗った。
今度は、ハイジとチベタンを連れてきた。ポリタンクの水で、綺麗にしたところに
来たら2頭そろって構えだした。歩道の脇にハイジを誘導していたらチベタンが、
ど真ん中で、チベット山脈を造形した。草むらには、アルプスが出来ていた。
美沙に電話したらすぐに来た。連携も慣れてきた様子で、救急体制も整ってきた。
ただ、人力仕事は、単純に時間がかかる。
美沙:チュッと交代するよ。
マキ:ありがとー・・・・ん・・ぜんぜん、すくえてないし・・へろへろだね。
何とか掬い取って、アルプスもチベットも関東平野並みに平らかになった。
真樹が自宅に帰った。
真樹:ただいま・・ただいま田ちゃん。みんな散歩か・・こっちの部屋は、空っぽ
ハイジとチベタンがお散歩か・・こっちは、ウルフと珍しくオールドが寝て
るな。へへ、たまにはこっちが乗ってやれ・・
真樹はオールドを枕にしていたずらしてるつもりだったが、毎日寝不足なんで、
そのまま寝てしまった。こりゃ変わった感触だと、ウルフが覆いかぶさった。
マキと美沙が帰ってきた。
マキ:こりゃ、都会じゃこの子たちは飼えないね。うんちの処理だけでゴミの山。
人間の力じゃ、ゴミ出しできない。ここだからまわりのジャングルにいくら
でも埋めれるけど・・
美沙:今日はカップヌードルじゃない方が良いね。なんか作るよ。
マキ:先にお風呂に入ってくる。
美沙:はいよ。ご飯作っとくね。
美沙は、犬用に作っておいた煮物に味噌を入れてぐるぐるポン!
ちゃんと洗って人間にやるより丁寧に作っているから何の問題もない。鮮度の悪い
野菜は捨てて、形が悪かったり折れたりした野菜を使っているだけで問題は無し。
マキ:おばちゃん入る。真樹まだみたいだから・・お先に、飲んじゃね!
頂きまーす。プシュ・・んー労働の後のビールは、上手い!
あれ、田ちゃんごはん欲しいって言わないの・・まー欲しいって言うまで、
ほっとけば良いか。
美沙:お先に、お風呂よばれたよ。私もちょっともらおうかね。
マキ:もう一本抜いて!
美沙:若いころは、まあまあ飲めたんだけどね。頂きます、・・ん・・今日は、
うまいわ!はははー・・・・直斗・いや、真樹遅いね。
マキ:今、直斗って言った。
美沙:はは、ビールのせいだわ・・真樹も自分の子みたいになってきた。この犬
たちも可愛くてしょうがないわ。ぐびぐび・・プファー おほ
マキ:ぜんぜん、田ちゃんも、エサほしいって、言わないんだよ グビグビほー
美沙:ちょっと見てくるか、ハイジとチベタンの部屋、ウルフとオールドの部屋を
美沙が見に行った。
マキ:おっいつものおばちゃんの煮物!ん・・ゴリッ・・ちょっと固いな。
味付けも甘くないし、味噌?新作に挑戦中か・・
美沙:みんな寝てて、首すら動かさないよ。
マキ:うんちしないと心配だけど、出るもの出てれば、エサは、食べなくても良い
けどね。明日も食べないようなら心配だけど・・
美沙:真樹遅いね。飲むかーグビグビ、・・ぷふぁ
マキ:おばちゃん、この煮物、いつもと違うね。
美沙:バレたか・・はは、ワンちゃん用からアレンジしたけど、愛情が少なかった
かな・・自分でもそう思って味見したけど・・まあいいかって・・
マキ:それは、・・?ワンちゃん用からって、犬のエサ作ってあげちゃったわけ?
美沙:ちょこっとね。欲しそうだったから。ドッグフードも足らないって言ってた
から、、
マキ:何あげたの!
美沙:何って、うちの犬にいつもやってたような水煮だ!今食ってるやつと同じ。
味噌は入ってないだけだから問題ないよ。
マキ:あっちゃー・やっちまったなーだわ・・
美沙:なんも悪い事じゃないでしょ!
マキ:おばちゃん、何にも食べさせちゃダメって言ったよね。
美沙:腹減ったーって、かわいそうだったから・・なんで、そんなに怒るの・・
マキ:人間と一緒の上げると、ドッグフード食べなくなるんだよ。グイーほっ
美沙:そりゃ、あんなダンゴムシは、嫌いになるわ。
マキ:あの子達、ダンゴムシ10Kg食べるんだよ。煮物で、食べさせたら30Kg
になっちゃうよ。1頭で鍋3杯、5頭で鍋15杯作って食べさせないと・・
できないでしょ。
美沙:いくらなんでも・・そんなに食わないって・・
マキ:・・・知ーらね。 グイふぉー 真樹遅すぎる!豊橋のエロパブだな!
美沙:大分荒れてきたな
マキ:誰が荒れさせてるんですかね!
美沙:あんまりキツすぎるから、旦那がエロパブ行くんじゃないのかね!
マキ:そっちの旦那もエロパブだったろうが!
美沙:うちのは、エロパチンコ酒場っていうらしいっぞ!
マキ:・・・ん・・そんなん・・ある?
どっかの部屋から”クーン、クーン”と聞こえてきた。
マキ:なんか聞こえたね。”クーン”ほら、呼んでる・・どの子だ・・
マキは、犬の部屋を見に行った。ハイジがお座りしていた。
マキ:ハイジトイレか・・よし、一緒に行こう。
ハイジを連れて、外へ出た。すぐにもじもじし始めた。
マキ:やばいなもし、うんちだったら暗くて片付けられないな。
自宅の周りの草むらをハイジを連れて歩いた。しばらくしてハイジがしゃがんだ。
エベレストを造形した。
マキ:やばいな。本当に煮物食べさせたんだ。食べるのが3倍なら・・
とんでもない量の・・・どうしよう・・
自宅に戻り、
美沙:マキちゃん一輪車出動しなくていいの。
マキ:一輪車でもムリ・・・ジャングルに不法投棄してきた。
美沙:チベタンもよんでるんだわ!
マキ:・・・・煮物・・・・行ってきます。
順番に連れて行く。12時過ぎにみんな部屋に戻った。
マキ:もう寝よう!この時間だとエロパブじゃなくておっぱいパブに間違いない!
輝さんに連れてかれてるって。おやすみなさい。
美沙:そうだね。オヤスミzzz
犬も人も寝静まった。夜中の3時 ”ピピーピピーピピーピピー”目覚ましが・・
”だだだだ、がちゃ、どどどどど、バン ギュギューブーン”
マキ:真樹の車の音!出て行った!真樹帰ってきた?ここに居た?
犬たちが
”クイーンクイーン””くうーんくうーん”
マキ:お腹減ったのか・・煮物じゃ腹持ち悪いからな・・
皆順番におしっこに連れて行って、買ってきたタライのようなエサ鉢に
ドッグフードを入れて配った。
マキ:はい待て、ハイジ!こっち向いて!・・よし!・・・・ん・・よし!
お腹空いてないのか・・
マキは、チベタンを見たが、お座りしていてもドッグフードのエサ鉢を見て無い。
マキ:チベタン良いよ。よし!食べない。
台所から激しく物音が聞こえる。見にったら美沙が野菜を外から運び込んでいる。
マキ:おばちゃん!えらいこっちゃ!みんなドッグフード要らないって!
夜中の3時から炊き出しが始まった。ドッグフードだと高カロリーの凝縮により、
1日2回合計10kgのエサやりで良いのだが・・普通の食べ物だと30kgで、
1日4回から5回に分ける。それに便の始末で人間が寝ている時間が無くなる。
今年の年越しは忙しくなりそうだ。
そういえば、真樹の話は、どっかへ行ってしまった。