表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
進化・進化・進化!!   作者: Huki
おれは人間をやめるぞ!
9/76

楽観からのシリアス直行便

頭いいヤツの思考回路って意味不明だよねー

 やっべ、エリーの事どうするか考えないと。

 っとその前に全自動レベルアップ機能・改を作り上げとこう。因みに改は、今までの10倍の効率を再現する。改の構想自体は前からあったんだけど、スキルを発動させる為の仕組みがネックになってたんだよね。


 ―――3分後


 楽勝だわ。最早俺が神といっても過言ではないな。

 そういえばステータスもレベルも無くなったし自分で作ってみるか。


 ――――――――――――――――――――


 名前: 狭山 義雄(さやま よしお)

 年齢: 17

 種族: 人間・改

 Lv: ∞

 職業: 神ってるダンジョンマスター


 HP: ∞/∞

 MP: ∞/∞

 攻撃力: ∞

 防御力: ∞

 知力: ∞

 精神力: ∞

 幸運: ∞


 スキル: 「神魔素繰り」「神改造」「神解析」「神」


 称号: 《天才》《神》《イケメン》《ちょうどいい感じのポッチャリ系》《トレンドにしたい禿げランキングNo.1》


 DP: ∞


 ――――――――――――――――――――


 よし、こんなもんかな。

 俺ってば強くなっちまったなぁ。

 コレでステータス欄にエリーが戻ってきても大丈夫だろう。というかエリーってステータス欄に住んでるのか……ハハッ、ワロス。

 さて、エリーを呼び出すか。


「天に在します我が神エリーよ、我が呼びかけに応じ降臨せられたし」


 やっぱりこの方法はリームーのムーリーなんだろう。だからダンジョンの隅っこに固めて置いてある黒魔力が蠢いてるのは関係ないんだ!そっとしとこう。

 おっ、そうこうしてる間に進化した身体と精神が漸く馴染んできたようだな。取り敢えず壁でも殴るか。


 ドッゴーーーン!


 壁が壊れた。そこを凝視すると、周囲の魔素が自動的に壁を修復しているのが分かる、否、()()()()()()()


 直ぐさま俺の周りを()()()()で囲む。こうすることで魔素による思考漏れを防ぐのだ。

 魔素による思考漏れとは何のことだい?と思うかも知れないがそのままの意味である。

 だって考えてもみろよ、()()()()()()()()()()()()()()()()んだぜ?しかもその()()()()()()()()()()()。ついでに言うと、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()なのだ。

 ここまで分かれば後は簡単、()()()()()()()()()()()()()()()()





 ダンジョンとは、非物質である魔素を何らかの方法により物質化し、その物質性魔素を用いて作られた構造物なのではないだろうか。そのため欠損が生じると周囲の非物質性魔素を物質性魔素に変換、修復を行うのだろう。

 ここで出て来る「何らかの方法」とは、ダンジョンコアを使った方法なのではないだろうか。理由としては、エリーが最初にダンジョンコアとは何かを説明してきた時に「ダンジョンコアは心臓」と言っていたからだ。つまりダンジョンコアは非物質性魔素を取り込み、物質性魔素に変換する骨に相当する器官に送り込み、更に出来上がった物質性魔素を受け取り、ダンジョンに物質性魔素を送り込むのではないだろうか。

 ………少し考える時間が欲しい。











 ………ヤバいかも知れない。

 さっきまで思い付きで語ってたものが急に現実味を帯びてきた。

神はダンジョンマスターからステータスを奪う為にダンジョンマスターの魔力に自身の魔力を混ぜたのだ!と考えた人、後で職員室まで

アレだよ?クソチビデブハゲのよしおくんは元々そんなに強くなれないんだよ?

何でもかんでも神のせいにしちゃダ・メ・よ♡

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ