変身仮面騎士の世界の主人公:岩澄潤の物語 序章
いかがわしいこと考えてるときに「コマンド」って単語聞くと、確実に勘違いしてしまう。
どうもお久しぶりです、Hukiです。追試受けてました。
―――岩澄潤
目の前には俺が居る。否、俺によく似た人物が立っている。そいつはニヤニヤと俺を見つめながら声を掛けてきた。
「どうした?何か用か?10号」
「…お前は誰だ?」
「おいおい、そりゃあねえだろ。俺様は空也だ。あれだな、さっき風に言やあ差し詰め俺様は9号ってとこだな」
「…空也か。そこをどいてくれないか」
「まあそうつれねーこと言うなよ。ちっと付き合えや。なんなら俺様とデートでもしてみるかぁ?くっはっはっは」
「悪いが俺は暇じゃないんだ。また今度遊んでやるから今は退いてろ」
「はっはっは!退くわけねえだろ!」
「冗談を言ってるのではないんだがな」
「はっ、それこそ冗談ってもんだろ。…俺様を退かせたいならそれ相応のことはやってもらおうか」
そう言うや否や、空也の纏う雰囲気が変わった。さっきまでのおチャラけた感じは鳴りを潜め、今は殺気を纏っている。
「俺様は優しいから今退くなら何もしないで置いてやる。さあ、どっちだ?」
「お前こそ冗談を抜かすな。通れないなら無理矢理にでも通るまでだ」
そう言って俺は騎士に変身した。
そしてそのまま殴りかかる。
「無駄だぜ?」
空也の胸板にぶつかった拳はそこで止まった。…ビビった。
「《爆砕拳》!更に《指向性爆破》!」
もう一度奴の胸を殴る。
「何度やっても同じだぜ?グハハグフェエエエエ!!」
弾け飛んだ。
……フッ、他愛もない。
空也が守っていた地下へと降りる。
地下は石造りの牢屋のような雰囲気だった。取り敢えずこの部屋から出て探索しよう。
階段の部屋から出て隣の部屋に入る。
休憩室のようだ。まるで先程まで誰かが使用していたかのような雰囲気である。飲みかけのジュースに食べ終わったコンビニ弁当の箱が散らかされている。…汚ッ!
汚部屋から抜け出し向かいの部屋へと入る。
今度は研究室のようなところだ。机の上には肉がある。もちろん何の動物か分からないが。
研究室から離脱しまた別の部屋へと入っていく。
…………
………
……
…
色々な部屋があったが、基本的には地上と似たような雰囲気の部屋ばかりであった。本当にここが怪人どもの総本山なのかと疑ってしまったぐらいだ。
残っているのは3部屋である。その内、宝石などが埋められたやけに豪華な扉は最後に開けるとして、残り2部屋を探索しよう。まあ、何もないんだろうがな。
まず1つ目の部屋へ。
……医療用ポッドがそこかしこに設置されており、その中には老若男女異母国問わず様々な人が入っていた。
そしてこの部屋において初めて研究者然とした奴が居た。こいつもまた俺と同じ顔である。
「やっと来たか、10号。待ちわびたぞ。さあ、今日は誰を連れてきたんだ?」
「…何のことだ?それとお前は誰だ?」
「………もしかしてお前催眠が効いてないのか?…ふむ、まあいいだろう。私は六科だ。6号とでも呼ぶがいい」
「そうか。それとここで何をやっているか教えろ」
「断る」
「じゃあ、無理矢理にでも吐いてもらうしかないな」
本日二回目の変身をする。さっきの反省を活かし初っ端から強化カードを使用する。
「《麻痺毒》!《毒性強化》!そして、《針発現・腕》!!」
六科の胸に針を突き刺し毒を注入する。
六科には何もさせずに無力化に成功した。
「さあ、ここで何をしているか話してもらおうか」
「ぅぁあああぉおぅ………」
「分かってると思うがちゃんと喋れよ?」
「ぉぉぅぁぁぁあああぉうう………」
「しらばっくれるつもりならお前を生かしておくつもりはないからな?」
「おおぅううぅぁあぉぅぁあああぉ………」
「そうか、お前はどうしても口を割りたくないようだな。もういい」
そう言って俺は、爆砕拳と指向性爆破を発動させた。
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というか、この物語についてこれてる人は居るのだろうか………?




