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進化・進化・進化!!   作者: Huki
おれは人間をやめるぞ!
3/76

俺的最強スキルに全額ベット!!

 あとどれぐらいでこのダンジョンは発現するんだ?

(364日21時間34分18秒後です)


 ていうことは、まだまだ時間はあるんだな?

 そしたらスキルでも覚えようかな。

 まずは手元のダンジョンコアを取って………


 ピカーーーーーーーーーーーーーーー


「ぎゃああああああああああああああ」


 目が、目がああああ⁈

 何が起こったんだああ?

(聞かれてなかったので伝えてませんでしたが、ダンジョンコアはダンジョンマスターが触れるとコアの色がダンジョンマスターの魔力色に変化するのでお気をつけください)


 さっき、俺たち一蓮托生だから仲良くやっていこうぜ☆、って言ったばかりじゃん!

(言ってません)


 知ってる。取り敢えず光止んだからダンジョンコア見てみたいな。

 ………汚い色だな。黒く濁った紫って。なんだコレ。さっきまで透明だったのに…

(おかしいですね。普通魔力は単色なのですが)


 汚れちまつた宝石に

 今日も罵倒(主に俺からの)が降りささぐ


 あー、名作だ!!

(パクリですが)


 まあ使えたら色なんてどうでもいいよね!

 早速ダンジョンコアを使ってみるか。


 えっと、まずはダンジョンコアを持った手を前に突き出して、もう片方の手を腰に当てる、っと。んでそのまま叫ぶ。


「ダンマスッ、変ッ身ッ!!」


 ピカーーン


 俺は全身黒タイツに紫のヘルメットを被ったような格好になった。しかも全身ムキムキである。

(そ、そんな機能があるなんて知らなかったわ!天才!抱いて)


 おいおい、お前は身体が無いだろ。やれやれ。仕方ない、作ってやるか。


 ―――5秒後


「出来たぞ。これがお前の身体だ。」


 そう言って俺はエリーのヤツに身体を与えた。俺の考えていた通りの身体を。

「キャー、エリーってばマックスうれぴい!よしピッピ早く抱いて!」


 そうして俺とエリーは2人仲良く過ごした。


 第1部、完。




(ニヤケ面を元に戻して、早く現実に帰ってきてください)


 ………ハッ。俺はダンジョンコアを握って固まっていた。さっきまでのは全て妄想だったようである。それにしても一体俺は何を考えていたのだろうか。普通に考えて、俺の体型だったら尻、胸、腹の部分が出っ張るだろう。なあそうだろう、()()()

(エリーとは何のことですか、ド変態)


 アレだよ、アレ。お前の呼び名だよ。ほら、お前ってエリート秘書タイプだろ?だから、エリー。いい名前だろ?

(安直ですね。まあ良いです、これから私はスキル名:エリーとして活動させていただきます。これからもどうぞ宜しくお願いします()()()())


 おう、よろしくな。

 ということで早速ダンジョンコアを使ってみようか。


「ダンジョンコア、起動」


 そう言った途端、目の前にステータス画面と似た画面が現れた。


 ――――――――――――――――――――


 ・ダンジョン拡張機能

 ・配下創造機能

 ・配下召喚機能

 ・配下復活機能

 ・アイテム創造機能

 ・スキル習得機能


 ――――――――――――――――――――


 俺は『スキル習得機能』を選択する。

 うおっ、なんか色々あるなー。


 〈マップ〉500pt

 〈気配察知〉120pt

 〈魔力察知〉120pt

  ・

  ・

  ・

 〈身体能力強化〉1500pt

 〈HP増加〉600pt

 〈MP増加〉600pt

  ・

  ・

  ・

 〈火魔法 lv.1〉2000pt

 〈水魔法 lv.1〉2000pt

 〈光魔法 lv.1〉2000pt

  ・

  ・

  ・

 〈即死 lv.1〉3500pt

 〈蘇生 lv.1〉3500pt

  ・

  ・

  ・

 〈無詠唱〉5000pt

 〈複数詠唱〉4000pt

 〈遅延詠唱〉2500pt

 〈二重詠唱〉3000pt

  ・

  ・

  ・

 〈スキル強奪〉7000pt

 〈スキル習熟度補正〉6000pt

 〈経験値補正〉6000pt

  ・

  ・

  ・


 選ばれたのは、〈即死 lv.1〉〈蘇生 lv.1〉〈二重詠唱〉でした。

(10000pt使い切りましたね)


 やっちまったゼ!違うんだって、これがあれば最強だろ?ほら、何となくだけど今の俺ってそこはかとなく最強っぽくないか?

(鑑定をしてみてください)


『即死 lv.1』…弱い生き物なら即死させることが出来る。最大スキルレベル 不明

『蘇生 lv.1』…弱い生き物なら蘇生させることが出来る。最大スキルレベル 不明

『二重詠唱』…周囲の魔素を振動させることによって音を発生させる、という技能を用いた詠唱方法


 …あれ?


ボッチは無生物相手には饒舌になりがち

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