・・・・おや!? よしおの ようすが・・・・!
毎度おおきに
今回は駆け抜けたので文章がゴミカスになってます(まあ、いつもだけど)
読み難かったら教えてください。
ダンジョンコアちゃんが逝ってしまわれた日から6ヶ月が経った。
その間俺は、只管にレベルアップに勤しんでいた。
だって進化したらダンジョンコアちゃんが蘇るかも知れないんだぜ?やるっきゃないっしょ!
この考えがもったのは精々2日程度だった。
何よりも、いつ進化するか分からない事からくるストレスとご飯を食べられない苦痛に気が狂いそうになりながらも、2日耐えた自分を褒めてやりたい。
後はもう狂気と惰性でレベルアップしてた。
お前、ここまでやったんやから絶対にコア復活させなあかんやろ!せやろがい!!という狂気
まあ?今となっては魔素食って生きてるから飯は必要ないし?まあ?レベルアップしかすることないし?という惰性
この二律背反したような気持ちと共に6ヶ月過ごした。アレだね、レベル上げてなかったら、狂気に飲まれたか廃人になってたかも知れない。そういう点ではレベルアップで精神的にも強くなっていて本当に良かった。まあ、こんな所に連れて来られる時点で最悪なのだが。
まあその他にも何だかんだあって合計で7回ぐらい強制進化したし、無限レベルアップ機構も改良に改良を重ねた結果、初期の10億倍も効率が良くなった。もはやギャグの領域にまで突入してしまったわけだ。
種族的には、人間Ⅶと言った所か。…名称が雑?知ったこっちゃない。7回も進化する方が悪い。そんなのⅠ、Ⅱ、Ⅲって付けるだろ、普通。
あと皆様お待ちかねの、エリー大明神はまだ復活してません。忘れてました。明日起きたら助け出そうと思う。
そんじゃおやすみ〜。
更に3ヶ月が経過した。その間もずっとレベルアップし続けたために、3回進化した。
つまり今の俺は、スーパー俺を超えたスーパー俺、つまりスーパー俺2である。
種族的には人間Ⅹなんだけどね。
そういえば俺が人間Ⅸになった時に気付いたことだが、俺が本気になろうとするとダンジョンが崩壊していくのである。どうも本気を出す時に周囲の魔素を吸収してしまうようなので、魔素で出来ているダンジョンの壁や床がポロポロと剥がれるようだ。
そのためリミッターを作った。コレによって力を数億分の一単位で調節出来るようになった。
そうだ、もうそろそろエリーを復活させよう。コアちゃんはもういいや。なんかレベルアップしていくにつれて狂気と惰性が引っ込んでいって、冷静になれたからだ。
それに、どうせダンジョンコアから出てくるご飯は魔素で出来てるんだろ?じゃあ常に魔素食ってる俺には必要ないな。
神の魔力から『エリー』というスキルの、魔素の揺らめきを探す。見つけたわ。んじゃ、『エリー』という魔素回路を、神の魔力を魔素に還元して作成。そして余った魔力を魔素に還元してエリーの機能を追加する回路を作成。今回作ったのは感情の機能である。エリーが消え去ってから9ヶ月強も経ったので、御機嫌伺いの為に作った機能である。コレらの回路を俺の頭に埋め込むイメージで、俺の中に取り込む。……俺の中に入れるってちょっとエロくない?
まあいい、後は俺の魔力をこの回路に注ぎ込めば完成である。
ピカーーーン
おかしい、俺の魔力を流したのに真っ白に光った。……もしかして俺の魔力色が紫から白に変わった?
(違います。コレは私の魔力色です)
あっ、エリーだ。おはよう。
(お久しぶりです、マスター)
なんか不機嫌そうだ。コレは…追加で作った感情機能が上手く動作してるという事か。
心なしか言葉に抑揚が生まれた気がした。
コレは上手くいくかもしれないぞ。アノ計画が。…グヘヘ。
(思考が漏れてます。何ですか?私に身体を与えてアレやコレやするんですか?あの同人誌みたいに!)
バレとる。というかエリーって何処でそんなネタを仕入れて来たのだろうか。私、気になります!
―――1ヶ月後
…あー、コレはもうそろそろ進化しそうな気がする。
ちょっとエリーさんや、ステータスに住んでるんだったら、そこの整理ヨロピクね。
「うぎゃあああああああああああああああああああ!あがががががああっががああががっっっっっがああああああああああああああ!!!」
何度やっても慣れない。魂の器が壊されて、また作り直されてるような感覚だからこそ、何回やっても痛いのだ。………もうムリぽ。俺は気絶し……
なかった。
不意に痛みが消えた。それと同時に俺の存在も消えかかってるのを自覚した。
便宜上、魂の器と呼んでたモノが感じられなくなったのだ。コレはヤバいと直感でも分かる。でもどうすればいい?どうすれば生き残れる?
そう考えて何か方法がないか探す。
探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す
(赤坂?)
サカスサカスサカスサカスサカスサカスサカスサカスサカスサカスサカスサカスサカスサカスサカスサカス
って今はふざけている場合じゃないんだよ!
手元にあったダンジョンコアを投げつけるぁぁぁぁああ、見つけた!
「おっと」
ダンジョンコアを離さないように握り締める。
先ずはダンジョンコアに生物化の回路を埋め込み、魔素増殖回路も入れる。
そしてダンジョンコアを俺の心臓と同化させる。
そして全身に魔力を巡らせて………
「人体錬成ッッ!!!」
ピカーーン
今までの進化の光を豆電球としたら、今回の光は太陽のようだった。
(進化が完了しました。新種族名を『ヒト(最終究極生命体:ヒューマンタイプ)』に設定します)
地球の知識を手に入れたエリーちゃんは、厨二病を拗らせてしまったようだ
以下、本編に書かなかったこと
・ダンジョンコアに魔力を流しても紫のままだった
・ダンジョンコアはプラナリアをイメージして回路を作製した
・魔素増殖は、1の魔力を10の魔素にする
そこからよしおくんが10の魔素を10の魔力に変換する