一世一代の告白
よろしくです
俺が落ちこぼれ、劣等生やこの世のゴミと呼ばれるようになった切っ掛けはあの瞬間からだった。
魔法学院(サリナウト魔法学院)の大図書館。そこはこの国(アレステン王国)の全ての知識があると言われている場所。そこで、魔法言語を読むのが得意だった俺はついに古書保管室に入る許可がおりたのだ!!
何故、古書保管室に入りたかったかと言うと未だわかっていない魔法言語の意味を知り、自分の魔法に取り入れたかったからだ。
収穫は大漁だったが、その中の一つの魔法言語の虜になってしまったのだ。そこから、その魔法を磨くため魔法の練習ばかりしていたら算数、国語、歴史、なのどの忌々しい教科の意味がわからなくなってきた。
だから俺は、あの魔法言語を見つけた瞬間それが俺の人生の歯車を狂わせる切っ掛けとなったと結論付ける。
魔法学院は10歳~18歳までの男女が学習する場所だ。魔法学院の受験者は10歳~12歳までで、最低、卒業までに4年かかり、通常6年かかる。6年目で卒業出来なかった場合、退学になる。
魔法学院の生徒数は1800名弱で、厳格にクラス分けがされている。このクラスは魔法能力が五割、教科が、五割で評価される。
魔法能力は指定された難易度よ魔法をどれだけ綺麗に制御するか、と言う物であり、毎日の鍛練が必須だ。
教科は、あなた方もわかるようなテストの平均点で争われる。
A・・・上位7名
B・・・上位25名
C・・・上位90名
D・・・上位200名
E・・・上位290名
ランク外・・・全てのクラスに含まれない生徒
これが学院でのクラス分け。クラスで実力が示される。
勿論俺はランク外だ。今、俺は二年生になったばかりだ。
この学院は全寮制で通う人は誰もいない。寮はクラスで分けられておりクラスが上になるほど待遇がよくなる。そして、この学院は100%国の支援で運営されている。
したがって、俺の寮はボロボロの築70年木造。歩く音ですら隣の部屋に聞こえる。鍵という現代的?な物はないのでつっかえ棒で侵入を防ぐ(自己満足)程度しか出来ない。
そして、この寮には食堂と言うものやキッチンと言うものは無いため基本町にでて飯を買って来なければならない(クラス外以外は食堂があり、タダ)。
そして今、俺は電気を纏わせた斧を持った巨漢に終われている微乳美少女(同じ学院生)を助けるか見殺しにするかで迷っている。
選択肢は2つ、すまないが赤の他人、己の身を危険にさらしてまで助ける気になれないんだと、助けて体触らせて下さいと頼むかの二択。
俺は後者、体を触る方に決定した!!
『ガ・ロウ』
この魔法は身体の移動速度を2倍にする。巨漢の前までいき、俺の人生を狂わせた魔法を発動する。
『アズ・リネスト・キリナ・リナテクト』
『ディレイ!!』
呪文通り、電気の弾丸が巨漢に降り注ぐ。
巨漢が意識をなくしたのを確認して
「微少女さんの体触らせて下さい!!」
「ヘ?バ、バカじゃないのッ!?」
思いっきり蹴りそばされたのだった。
こんな反応するやついるんだな。一世一代の告白だったのに。声、可愛かったなぁー。等と思いながら意識かなくなった。
どうでしたか?
2話目は明日同じ時間に。3話目は未定
他に、「テイマーですか?それともサモナーですか?by名も無きプレイヤー」「いいえ違いますモンスタークリエイターです。by neet(主人公)」だらだらゲームしようと思っていたら何故かトッププレイヤーでした。って言う連載してます。
評価よろしくおねがいします。