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スライムが最弱とは限らない  作者: 夢狐/神代瀧
4/6

視覚と初戦闘

最近ASMRの耳かきにハマってます。

今回もパクリギリギリっよ…まじヒヤヒヤ…心臓ばくばくっす!

前回のあらすじ

ジニーとリムr


さて前回前置きとは全く関係ない話をしてしまいました、心より謝罪申し上げます。


はい、謝ったしもういいよね?僕寝るよ?


《駄目ですマスター。前回しなかった説明を行ってください》


嫌だ!お前にすべて任せた!俺は寝る!


《え?!ちょ、待っ――》


Zzz…Zzz…Zzz…


《…仕方ありませんね、ではここからは私ジニーがお送り致します》


~回想~25日前


(ねぇいい加減何も見えない現状どうにかしたいんだけど、どうすればいいの?)


[突如マスターからそんな話を切り出された私は知識を伝えました]


《魔力感知のスキルを取られたらいかがでしょう?SPは5と手頃です。この世界は魔力、マナに覆われておりますからそのスキルさえあれば目の見えない者や目が無いものでも、周囲の確認が可能です》


[私のその答えにマスターは唸るだけで、返事がありません。あまりお気に召さない回答だったのでしょうかと思った矢先、マスターが口を開かれました]


(いやさ、どうせならSPで取るんじゃなくてさ、自力で取ってみたいんだけど、どうすれば取れる?)


[マスターは意外と努力家の一面もあるのか、と思いながらも問いかけの答えを言う]


《でしたら集中して、周りを注意深く感じてください。自らの周りに何か漂うものを感じることが出来れば取得する事が出来るかと…》


(異世界ファンタジーでよく見たな、周りを感じろってやつ。こうか?…………)


[マスターが集中タイムに入って1分23秒くらいだった頃でしょうか]


(お、これか…お?何か取得した感じがある)


[マスターが魔力感知を取得した瞬間でした]


《ステータスを確認してみてください。魔力感知がスキル欄に追加されてるはずです》


(ん?…ホントだ!魔力感知獲ったどぉー!)


《おめでとうございます》


(………ネタは通じんか…)


《?…ではマスター魔力感知を常時発動にしてください。それで周囲が確認出来ます》


(おう!…お、おお!オオォォォ!!!見える!見えるぞジニー!)


《良かったですねマスター》


[子供のように嬉しがるマスターに私もとても嬉しく感じました]


(ここ何処だ?洞窟の中か?生まれ変わったらスライムで洞窟とか…これじゃますますパクリとか言われかねんぞ…)


《?》


[マスターはたまに不思議な事を仰います。焦ったりしてますが、スライムで洞窟では何がいけないのでしょうか?]


(………ねぇジニー君。これ何?)


《…ケイブスパイダー、ですね。確かCランクに属する魔物だったかと…》


[魔力感知で周りが確認出来るようになった途端魔物がマスターの前に現れたのです]


(ス、スライムオイシクナイヨ?):(´◦ω◦`):プルプル


カサカサカサカサーー


(ひっ!?た、退避ィィィ!!!)


[マスターがスライムとは思えない程の速度でケイブスパイダーから逃げる。一方のケイブスパイダーはマスターを餌だとでも思ったのか全力で追ってきます。かなりの距離を逃げましたが、ケイブスパイダーは諦める気配がないので、私はマスターに助言しました]


《マスター!魔法を使われては?!》


(!?その手があったか!完全に忘れてたっと!)


[マスターが駆けてくるケイブスパイダーの方を向く]


(よしっ!んじゃ僕のスキルの実験台とでもなってもらうか!手始めに…【炎球フレイムボール】!)


[マスターがそう言うと、どう見ても炎の球というレベルを超えた炎が生み出されケイブスパイダーに飛び、飲み込まれ大爆発を起こした。明らかに初級魔法である【炎球フレイムボール】の威力ではない]


《…マスター、マナを込めすぎです。明らかにオーバーキルですよ》


(……うん、僕もやりすぎたと思ってる)


[爆発が収まるとそこにはケイブスパイダーの死骸どころか灰すら残っていなかった]


(…以後気をつけます)


《当然です!あんな威力の魔法もしマスターにまで何かあったらどうするんですか!》


(はい、すいません。ホントに申し訳ございません…)


[なんか立場が逆になったような感じを面白がりつつも、私はマスターに説教をしてその日は終わった]


〜回想終了〜


んんー…スーピースーピー…


[まだ寝てますよ、全くこのマスターは…ま、そんな訳でマスターの視覚取得と初戦闘はこうして幕を閉じたわけです]


…ジニーく〜ん……むにゃむにゃ


《ビクッ!ね、寝言ですか…》


[……そう言えばマスターはいつも私をジニー君と呼びますが、私が女人格なのは気づいてないのでしょうか?]

なんと!ジニー君は女子であったのか!……胸は、D…かな?


《セクハラですね。是非消えて下さると嬉しいです》(*^^*)


わぁ、満面の笑みでそんな事言わないで。目が笑ってないよ?夢ちゃん泣いちゃうぞ!


《……はぁ、まあいいです許します。ただ…今度セクハラ発言したら……分かってますよね?》ゴゴゴ


おぉ…ジニーちゃんの背後に修羅が見える気がする…


《返事は?》


ひゃ、ひゃい!


《宜しい》


なんで自分の創ったキャラにこんないじめられなきゃいけないんだァ!。゜(/□\*)゜。わ~ん

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