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第二十八話 暴君大竜



 王都大学に入学して、半年が過ぎた。

 

 今日は土曜日。授業が終わってチート車を引いてゲラアリウスの城に向かっている。

 毎週ゲラアリウスの城へ帰る度に、僕の引く大型馬車を目にする王都の人々が、僕の馬車をチート車と呼ぶようになっていた。

 この半年で僕は更に足が速くなった。チート車の扱いも上手くなり、王都からゲラアリウスの城まで十刻(二時間二十四分)を切るまでになった。前世のジャンボジェット機ぐらいの速度だろうと思う。

 ルールーもチート車に付いて来れている。僕らの走る速度の限界は、まだ伸びしろが有りそうだ。

 

 チート車には、いつものようにアレック、姉ちゃ、ダレナが乗っている。

 そして、ゼットブ様が初めてゲラアリウスの城を訪れようとしている。



−−−−



 モミモミ。モミモミ。

 

「早かったな。もう着いたのか」


 モミモミ。モミモミ。

 

 ゼットブ様が女性の一団を侍らせてチート車を降りた。いつものように両手は隣の女性達の胸をモミモミしている。義手の訓練の為だ。

 

「おうゼットブ殿。久しぶりでござるな。ようこそ我がゲラアリウス領へ」


「ようこそいらっしゃいました! ゼットブ殿」


 パパンとママンがゼットブ様に挨拶する。兄ちゃ家族も出迎えている。

 

「おう、これはこれは。ジョージ殿、サリア殿、それにジョウにドリー、ジェームスも。お迎えいたみいる」

 

「ゼットブ殿。まあ、いつものようにお元気ですこと」 


 ママンはゼットブ様がモミモミしている両手を代わる代わる見て。笑っている。

 

「ハッハッハ。俺はご子息チートのお陰で目が覚めた。おれは嬢ちゃん達をモミモミするのは俺が女好きだからだと思っていたのだ。ところがチートが、モミモミは剣の奥義に通じる道だと教えてくれた。言われてみれば、その通りだったのだ! それからは一心不乱にモミモミしている。愛人も倍増してしまった。これも剣の奥義の為だ」


 一緒に帰ってきた姉ちゃとダレナが頭に手を当てて天を仰いでいる。何をしているのだろう? ゼットブ様が剣の奥義について語っているのに。

 

 ゼットブ様に剣の授業を受けて以来、僕とアレックはゼットブ様に剣の稽古を付けて貰っている。

 僕やアレックに対して王国にはゼットブ様以外に太刀打ち出来る者はいないのだ……いや魔王様がいたか……。

 ゼットブ様も嬉々として僕らに稽古を付けてくれる。

 僕も剣の腕を上げた。アレックともゼットブ様ともずっと打ち合い続けられる。ゼットブ様が四肢剣の四本を使っても長い間、打ち合い続けられるのだ。

 アレックも腕を上げていると思う。ゼットブ様も腕が上がっている気がする。

 こういうのを切磋琢磨と言うのだろう。

 


−−−−


 城にゲラアリウス領のおもだった者を集めてゼットブ様歓迎の食事会を催している。

 

「そうですか。ブリア様が御結婚ですか。前魔王様御夫婦も神の国でお喜びでしょうな~」


 ブレッド連隊長がしみじみとゼットブ様と語っている。この二人は『王国帝国戦争』で共に戦っている戦友なのだ。

 

 ブリア様とマリーさんの結婚が決まったのだ。

 この半年の内に、ブリア様とマリーさんの王都大学卒業の為の単位取得が確定したため、結婚が発表されたのだ。

 ジュリアは結構ショックだったようだ。まだブリア様との結婚を少しは期待していたのか……。

 ジュリアは気を取り直して勉強に励み、全学科の単位取得を成し遂げていた。これで、卒業時の最高成績者は、ほぼジュリアに決まった。ジュリアの意地である。

 

「ブリア様が御結婚ですか。前魔王様御夫婦は不可思議な病気で亡くなられましたからな。一人お残りになったブリア様はご苦労なさったでしょうな」


「えっ。不可思議な病気? 前魔王様御夫婦って、今の魔王様のお兄上御夫婦だよね」


 僕はタルタリムト導師に聞き返す。

 

「ええ、王都の医者に聞いた話ですが、御夫婦そろって同じ病状だったということです。原因がまったく解からずに一週間ほどでお亡くなりになられました。帝国とは平和協定が結ばれた後の事ですので、毒などによる暗殺とは考えられぬ事と。今もって何の病気であるのか解かっておらぬそうです」


「ふ~ん。王国は医療が進んでいるのにね……」


「まあ、次の魔王様に成られるブリア様の御結婚の報告を聞いた席で、前魔王様御夫婦のお亡くなりに成られた話をするのも、あまり良くありませぬな」


「おう、そうそうゼットブ殿。どうして、ブリア様の結婚式への招待状をわざわざ持ってこられたのですかな」


 僕も不思議に思っていた事をブレッド連隊長が聞いた。ゼットブ様ほどの地位にある人が一週間後のブリア様の結婚式への招待状を持って来たのだ。

 

「実はな。結婚式に献上しようと思っている物があるのだ」


「献上? ゲラアリウス領でしか手に入らぬ物があったかな」


 パパンが聞く。

 

「竜だ。それも大きな竜だ」


「いやそれは無理でござるぞ。大きな竜は竜の地にしかおりませぬ。竜のマナが豊富な竜の地では、大きな竜は無敵でござるぞ。剣も槍も通用しませんぞ」


「ブレッド連隊長。それはな……アレック説明してやってくれ」


「みなさん。この所、領地に帰る度に俺達が竜を狩りに行ってるのを知っているでしょう」


「狩った竜を、チートが王都にすぐ運んで高く売ってくれるからゲラアリウス家は随分潤っているよ」


 兄ちゃが感謝してくれた。僕とアレックとルールー、時には姉ちゃも一緒に毎回、小さめの竜を二~三頭狩ってくる。

 

「ルールーがこの城へ来た頃は、竜のマナしか使えなかった事はご存知ですよね。それがマナを使えるようになってチートと同じくらい速く走れています。チートも何度も竜を狩りに行ってる内に竜のマナを使えるようになったのです」


「ほうチートは竜のマナが使えるのか。でかした! さすが儂の息子よ!」


「チートすごい!」


「うふん。ありがとうパパン! ジェームス!」


 僕はご飯を食べ終わってルールーに乗って遊んでいたジェームスを撫でるヨシヨシ。ついでにルールーも撫でるヨシヨシ。

 

「ゼットブ様から大きな竜を狩りたいとの話があった時に考えてみたのですが、チートとルールー、それに俺とゼットブ様がいれば大きな竜でも狩れると思います」


「う~む。辺境連隊二千をすべて投入しても、いや王国軍を投入しても竜の地で大きな竜を狩る事は無理ですぞ。しかしチート様達ならば……竜のマナが使えるですと!」


「な、アレックは狩れると言うのだ。俺もこいつらに剣の稽古をつけてる内に格段に強くなってきた。今に剣の奥義とやらを体得するかもしれん。こいつらに先を越されそうだがな」



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



「ねえ、私も連れて行ってよ。どうしても駄目なの?」


「某もお供しとうござる」


 姉ちゃとブレッド連隊長は、狩りに付いて来たいみたいだ。


「今回は竜の地の奥深くまで行く。駝鳥竜なんかの小さい竜を狩るより格段に危険なんだ。姉さんもブレッド連隊長も、俺やゼットブ様のように筋肉の動きだけでマナを使う事が出来ないでしょう。竜の地の奥深くでは魔法を唱える時間が命取りになるかもしれません。今回は諦めて下さい」


 姉ちゃとブレッド連隊長はしぶしぶ諦める。

 

「アレック様、全部お持ちいたしました。これでよろしいですかな」


 ベタンコート卿が金貨の入った箱を大量に持って来た。城にある全財産である。

 (きん)にはマナを吸着しておく能力がある。これだけ大量の金貨があれば、マナは大量に吸着されている。

 

 僕は金貨の入った箱をまとめて、持ちやすいように鉄の紐で縛る。

 

 僕らは見送るみんなに手を振って狩りに出発する。

 

 僕の持つ金貨の箱の山にアレックが飛び乗る。

 連れてきた女性の一団全員の胸をモミモミし終えたゼットブ様も飛び乗る。

 

「じゃ行って来るよ!」


 ダッ!!!!


 すぐに城下町を抜け練兵場を抜け大森林に入る。

 

 すでに大森林の奥深くまで来ている。

 

「おいチート、こんなに速く走っているのに全然風が当たらないな」


「ええ、見えない防御壁のような物をゼットブ様の周りに張っています。以前は制御出来なかったのですが、防御壁の大きさを制御出来るようになったんです」


「大した物だな。木にも全然当たらないじゃないか」


 大森林を抜けた。

 

 竜の地だ。

 僕とルールーはマナの使用を、竜のマナの使用に切り替えた。

 

 

−−−−



「この辺でいいぞチート」


 僕は止まる。

 あっと言う間に竜の地の奥深くまでやって来た。

 

「ҐՓҡʞҭ ҤɕՂɮҚɦҪҸʒԻՎՓԲɕՓʋʋɦɳՂɯՖʝҭɯҥɰ」


 アレックが魔法を唱える。竜を探知しているのだろう。

 僕の魔法はまったく上達しないので、大学での魔法の実技学科は取り止めた。出来る物を伸ばす方がいい。

 

「いるぞ。大きい。この方角に三刻杖だ」


 アレックが指差す方向に二刻杖ほど進む。

 

 そこで金貨の箱の山を降ろす。

 

 見える。

 木々の間に大きい竜が見える。前世での恐竜にまったく良く似ている。あれは暴君大竜だ。確認されている限り、最も強く最も大きい竜である。群れでは無いようだ。

 

「ハッハッハ! 暴君大竜か! 相手にとって不足なし!」


 ゼットブ様は義手と義足を金貨の箱の山に投げつけた。四肢剣で上手く立っている。

 

「よしチート、手はず通りに俺を投げろ」


 僕はゼットブ様を片手に槍投げの要領で担ぐ。

 

「いきますよ」


 ダッ!!!!

 

「やっ!!!」


 助走を付けて、最高速に達した時点でゼットブ様を思い切り暴君大竜に投げつける。

 

 シュッ!!!!

 

 ゼットブ様は四肢剣を開いて回転する。すごい勢いの回転だ。

 

 ボフボフボフボフボフボフ!!!!!

 

 回転する四肢剣が暴君大竜の首に何度も当たる。マナと竜のマナが相殺されている音が響き渡る。

 

 そのまま回転しながら暴君大竜を通り抜け、ゼットブ様は空中を舞い上がる。

 回転する四肢剣が羽根換わりになっているようだ。

 

 ゼットブ様が回転を続ける。ブーメランかヘリコプターのように空中を滑りながら暴君大竜に向かって戻ってくる。

 

 暴君大竜は口を開いて噛み砕こうと迎え撃つ。

 

 ボフボフボフボフボフボフボフボフボフ!!!!!

 

 ゼットブ様は回転を続ける。そのまま僕らの元まで戻って来た。

 

「アレック、お前の言った通りだ。目は駄目だったが、喉の奥まで足の四肢剣を突っ込んだら切れる感触があったぞ!」


 よし! 狩りやすい方の作戦だ!

 

 僕とルールーは怒気を発して襲ってくる暴君大竜に突っ込んで行った。

 

 ボフッ!! ボフッ!!

 

 暴君大竜に斬れる箇所が本当に無ければ、僕とルールーで竜のマナを相殺させ続けて、場の竜のマナを無くしてしまう予定だった。だが、周りに別の竜達が寄ってくるとそれも難しくなってしまうのだ。

 

 ボフッ!! ボフッ!!

 

 あちらこちらからの僕とルールーの攻撃に暴君大竜は怒り狂って、何とか僕らに噛み付こうとする。

 

 僕に向かって大きく口を開けた暴君大竜。

 今だ!

 

 ガッ!!!

 

 僕はつっかえ棒となって暴君大竜の口を両手と両足で塞がせない。

 

 ボフッ! ボフッ! ボフッ! ボフッ! ボフッ! ……

 

 暴君大竜の噛む力と僕の両手両足を突っ張る力の強さに、暴君大竜の竜のマナと僕の使う竜のマナが相殺され続けてゆく。

 

 アレックとゼットブ様が、暴君大竜の体を駆け上がってくる。

 僕の脇を通り、二人ともスルリと暴君大竜の喉の奥に入って行った。

 

 ズブッ!! バシッ!! ズボッ!!

 

 肉を斬る音が聞こえる。

 

 暴君大竜は噛む力を弱めて僕を振り飛ばした。

 

 暴君大竜は地団太を踏むように暴れ回りだした。

 苦しんでいるようだ。

 

 僕を踏み潰そうと暴君大竜は後ろ足で踏みつけて来た。

 

 グッ!!!

 

 僕は暴君大竜の後ろ足をしっかり掴んで、思い切り飛び上がる。

 

 ドゴ~~~~ン!!!!!!!

 

 暴君大竜はバランスを崩して倒れた。

 

 ボフッ! ボフッ! ボフッ! ボフッ!

 

 ルールーは倒れた暴君大竜の首に噛みつけ続けている。

 

 ボフボフボフボフボフボフボフボフボフボフ!!!!

 

 僕は背中の双剣を抜き、暴君大竜の腹を斬りつけ続ける。

 

 暴君大竜は起き上がれない。

 

 ボフッ! ボフッ! ガッ! ボフッ! ガブッ!

 

 ボフボフボフズッ!!! ズブッ!!

 

 暴君大竜の体にルールーの牙も僕の剣も通るようになってきた。

 弱ってきて竜のマナが使えなくなったのだ。

 

 ダッ!!! ザクッ!!! ザクッ!!!

 

 僕は飛び上がって双剣を暴君大竜の頭に突き刺した。

 

 ビュッ!! ビュッ!!

 

 そのまま双剣で切り裂く。

 

 暴君大竜の目から命が消えていく。

 

 ズバッ!! ズバッ!! ズバッ!! ズバッ!!

 

 内側から腹を切り裂き、アレックとゼットブ様が出てきた。

 血まみれだ。

 

 僕らは顔を見合す。

 

 ゼットブ様は笑っている。

 おやっ! アレックも笑っているぞ。

 

 きっと僕も笑っているんだ。

 

 倒した暴君大竜を笑っているのでは無い。

 生きている喜びを笑っているのだ。

 

「倒したな。暴君大竜を倒したぞ」


 静かにゼットブ様が言う。

 

 暴君大竜と金貨の箱の山を僕は体に括りつける。

 そして僕らは帰途に就いた。

 

 

−−−−



 城の門を通りきれず、門の前に置いた暴君大竜には人だかりが出来ている。

 城の者も城下町も者も、大勢集まっているようだ。

 

「ゼットブ殿! 素晴らしいですぞ! アレックもチートも良くやった! さすが儂の息子達じゃ!!」


 ウォ~~~!!!!

 

 大勢集まっている群集から歓声が上がる。

 

 ルールーがパパンに近づく。

 

「おうっ! ルールーもようやったぞ! 可愛いゲラアリウスの宝じゃぞ!」


 パパンがルールーを撫でる。頭を撫でようとするとルールーが躱したぞ。パパンの頭をパクリと甘噛みして尻尾を振っているぞ。随分嬉しそうだな。

 

「アレック殿、暴君大竜への止めは誰が刺されたのですかな?」


 ブレッド連隊長が問うた。


「チートが刺しました。ほら暴君大竜の頭を切り裂いています」


 群集が暴君大竜を見る。

 

「勇者だ……チート様は勇者だ」


 群集の中の誰かの声がはっきり聞こえた。

 

「勇者だ」「王国に勇者が……」「チート様が勇者だったのか……」


 群集は口々に僕の事を勇者だと言い出した。

 

「そうだ! チートは勇者だ! このゼットブが認めてやろう!! 勇者チートだ!!」


 ゼットブ様が義手を外し右の四肢剣を振り上げて叫んだ。

 

 ウォ~~~!!!!

 

 群集が僕に押し寄せる。

 

「勇者の誕生だ!! 王国に勇者が誕生したぞ!!」

 

……「「「「「わっしょい!! わっしょい!! わっしょい!!」」」」」……


 やっぱり胴上げだ。

 んっ。体が上がってるぞ。人数がとても多いので僕を胴上げすることが出来てるみたいだ。

 

……「「「「「勇者チートだ!! 勇者チートだ!! わっしょい!!」」」」」…… 


 何度も空中を舞っている。

 

 勇者だと言ってもらえて、皆に喜んでもらえている。

 何といい気持ちなのだろう。

 

 

−−−−



 群集の興奮状態も一段落ついたので、城の中に入って来た。

 

「それにしてもアレちゃん、ゼットブ殿。あなた達随分臭いわよ」


 アレックとゼットブ様は暴君大竜のお腹の中にしばらくいた。その為だろう。

 

「そうか。さっきから嬢ちゃん達の胸がモミモミしたいのに全然寄ってこないのは、そのせいか!」


 ゼットブ様の女性一団は離れて様子を見ている。

 

 僕ら家族は笑った。

 

「アレちゃん、チートちゃん。本当によくやったわ。本当に嬉しいわ」


 ママンは泣きながら僕とアレックに抱きついた。

 

「アレック、チート。おめでとう」 姉ちゃが言う。


「アレック、チート。よくやった。立派な働きだ。お前達の兄として誇りに思う」


「アレック叔父様すごい! チートすごい! 勇者チートすごい!」


 家族だけの時はアレックは家族だ。公式の場ではアレックが許さないので、顧問としての扱いだが。

 

「アレックさん、チートさん、おめでとうございます。暴君大竜を狩るなんて。そんな事が出来る人間が存在するなんて……。それも家族だなんて。なんて素晴らしのでしょう」


「チート……」


 ダレナが目を潤ませて僕の手を握る。

 

「アレックありがとう。チートは立派になった。本当に立派になった」


 ダレナは僕とアレックに抱きつく。

 

 そして家族はみんなで抱き合う。

 

「よくやった」


 パパンも家族での抱き合いに参加する。

 

 みんなアレックの臭い匂いが移ってしまったが、そんな事は気にしない。

 



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