第2話 大切なのは・・・
こないだ始めたばっかりの小説ですが、どなたかがお気に入り登録をしてくれていました。思わず「あり得ない!!」と思ってしましましたが、とっても嬉しいです。感想などどしどしお待ちしています。
彼と出会った時、私はなんのことだかわからなかった。
あり得なかった。
だって、私美人じゃないし、障害をもってるって言ったら、
みんな手のひらを返したように離れていくだけだった。
でも、彼は違った。
「そんなの関係ない。
ボクに近づいてくる女性は外見だけを磨く人が多いが、君は違う。
君は心の底から人を愛し、慈しみ、人の悲しみに共感できる素晴らしい心の持ち主だ。
仮面をかぶって称号欲しさに近づく人よりも、
君みたいな純粋で綺麗な心の持ち主が、ボクは好きだよ。
障害なんて気にしないから。
ね?大丈夫。ボクがいつまでも側にいて支えてあげる。
君の悲しみ、痛みをボクが代えてあげる。
だから、一緒に行こう。ボクと未来を生きよう。
今度の日曜日、いつもの場所で待ってるから・・・」
そんな手紙が届いたのは、そんな不安な私の心境を察したかのようなタイミングだった。
そして、私は彼に自分の気持ちを伝える為に彼の国へ向かった。
しかし、後に大変な事態が私たちを待っていたなんて、誰も予想できなかった。