1ー1幼少期
私はいつの間にか生まれていた。
気づいたときに覚えているのは—記憶に残っているのは—3歳の頃からだ。
私の通っていた保育園では、20人ほどの同じ年の子が同じ教室にいた。普段仲良くするのはよーちゃんとたーちゃんだ。みーちゃんとも友達だ。双子のまっちゃんとりっちゃんとは家が近いため、親同士がよく話すことが多かった。
その保育園には動物の絵が描かれた子供向けの将棋があり、友達と遊ぶことがあった。
「よーちゃん、一緒にこれで遊ぼうよ!」
「うん、やろう!」
5分後
「やったー勝った!」
「強いねー、れいは。いいなぁ。」
へへと笑った。れいは嬉しかった。他の友達とも遊びたくなった。女の子の友達のたーちゃんとも遊んだ。勝った。みーちゃんと遊んだ。勝った。他のいつも遊ぶこともたくさん遊んだ。勝った。
すごくうれしくて、今度は男の子とも遊びたくなった。このクラスでいちばんになりたい。そう思って、男の子を誘った。
「ねえけーくん。」
「うん?」
けーくんはほかの子と遊びつつ、首をかしげてこっちを向いてきた。
「この将棋やろうよ」
「いいよ」
まわりに少し人が集まってきた。ふふん、れいが勝つんだから。自信がいっぱいあった。
5分後
「っ、まけた…」
周りの人もいなくなった。しずかになった。一人になって、音も聞こえなくなった。くやしかった。
けーくんはいつの間にか音もたてずにどこかへ行った。れい一人で将棋のこまを片付けていた。涙はわかなかったけど、心がかわいた。
「ごはんの準備ができたよー、みんなきてくださーい!」
先生が呼んでいる。
私のクラスの先生は二人で、やなぎ先生と、もう一人の名前はもう忘れてしまったけれど男性の先生だった。その先生をO先生と呼ぶことにした。
食べたけど、あんまりおいしくなかった。まだ、きもちがくらかった。
私はこの時、初めて悲しみを知った。
読んでいただきありがとうございます。
小さい子の話し方って、普段の私の話し方と全く異なっていて、表現の仕方に苦戦しました。これからも苦戦しつづけそうです。
また、今回の話は終わりが暗い形でしたが、明るい展開での終わりもしっかり予定しているので、是非今後も楽しみにして読んでいただけると幸いです!
誤字があったり、より良い書き方があれば、是非報告して下さると嬉しいです。
評価や、感想お待ちしています!




