第5話 働く俺
感想が書かれてて嬉しかった。
今回からタイトルを日本語にすることにした。
めんどくさいしね。
こうして俺はこの店で働くことになったわけだが、どうも知らないことが多すぎる。「店長!」「なんですどん兵衛や、お困りなことでも。」「俺はこれから何処に寝泊まりすればいいんだ?」「あれ?自宅ないんですか?」「ああそうだが?何か問題でも?」「おおありですよ!家が無いすなわち戸籍とかもないってことになりますよ!」「逆に何処に住んでいるんですか?」「俺今日この町に来たから何もわからんのだよ。」「どうりでみたことのない人だと思ったよ、まあとりあえず暫くはうちの店の宿舎に泊まるといい。」「ありがとよ」「後これからは貴方もここの社員。上司と部下の関係でお願いしますよ!」「わかりましたよ店長。」俺は自分の仕事場の方へ案内された。「ここが今日からあなたが働く場所です。会計の方は忙しくなり次第呼びますからそれまでは事務作業の方をやっておいてください。」そして俺は職場へ足を踏み入れた。そこには算助と助手らしき人がいた。「やっと来たかどん兵衛よ。さあ仕事仕事!あ、その前に紹介しよう。この人はこの事務所の雑務担当のお妙さんだ。」「初めまして、お妙と申します。お話は伺っておりますよ。算助さんとの試合に勝ったとか。」「いやーそれほどでも。」「おい!どん兵衛!鼻の下伸ばしてないで仕事をしろ。」「はいはい」こうして俺の人生初労働はこの江戸時代より始まった。仕事内容を少し理解した時算助にあの事を聞いてみた。「ここの給料っていくらぐらい?」「まあだいたい1両くらいかな。」「成る程成る程。」「ほら口より手を動かせ。すみませんお妙さんお茶くださーい。」元の時代でも言われたような事を言われた。「はい、お茶です。ああ2人ともそろそろですよ。」「もうそんな時間か。」「そろそらって何が?」「おいおいここは呉服屋だぞ。今から客の来襲の絶頂が来るんだよ。そんときは俺たちのような計算速い奴らが駆り出させられるんだよ。」「さあ気引き締めろよ。」すると廊下から大声が聞こえてきた。「来るぞーー客が一斉に来るぞーーー!」「さあ行こうか!」
ご指摘ご感想よろしくお願いいたします