第4話 計算battle
数少ない僕の小説を見てくれる方々へ、
リアルの方が忙しすぎて更新できませんでした。
申し訳ございません。
「もちろんよろしいですが、ご恩人なにか特技等はございますでしょうか?」
「例えば?」「そうですね会話力が高かったりや流行に敏感な方なんかとても重宝するんですが、そこのところどうでしょう?」「それには当てはまらないな!」俺は即答した。「で、ですと何が得意なんですか!」「計算かな」俺は自分が持っている電卓を思い出した。「計算ですか、しかし私達の店にも計算が速いという理由で雇った者がおります故同じ人間は2人もいらないといいますか、、、」「じゃあそいつに計算速度で勝てば働かしてくれるな!」「まあそうゆうことになりますね。」「よし、そうと決まれば早速勝負だ!」「読んできてくれ。」「わかりました。」そして、その10分後「連れて来ました、この男こそこの店の事務や会計担当、計算の鬼こと算助です。」「貴方ですか私を計算勝負で倒しこの店に入社しようとする者は」算助は物静かだかどこか恐怖を感じられるような声で言ってきた。だが大丈夫!俺には電卓がついている!「お前を倒しておれが後釜として働いてやるよ。」「ふん私も舐められたものだ、返り討ちにしてやる」一方町では
「おい!知ってるか?今からそこの呉服屋で計算勝負が行われるってよ」「本当か?ならいくしかないな!」江戸の華は喧嘩と花火、勝負と聞けば自然と人は集まって来る。「おいあいつのそろばん変な形だな~」「まぁ相手はあの江戸の計算の鬼こと算助だ勝てるわけがねぇ」「こんなに観衆がみてるぜ算助さんよ〜、負けたら赤っ恥だな~」「ふん、こっちの言い分だがな」「いざ!尋常に、、、、、始めーーーー!」こうして始まった30問に及ぶ計算勝負、結果………もちろん俺の圧勝だった。「な、な、なんだ?あの野郎!あの計算の鬼算助さんに圧勝だとーーーー!?」「俺の勝ちだな」「私の敗けだ、男に二言は無い。潔くこの座をおりるとしよう。」「まて!」「どうした?敗者へこれ以上なにを求める?」「お前別に辞めなくてもいいや」「!!」「お前が辞めたら俺一人で仕事しなくちゃならなくなるっぽいから辞めないくれや。」「そうだーそうだーあんたから計算を取ったら何が残るんだー」「辞めないでくれー」随分と人望が厚いやつだ。「まぁ皆もこういってくれてるしね」算助は少し溜めた後「そうさせてもらうよ。」こうして俺は事務兼会計の役職へ配属された、ここから俺の江戸時代スローライフが始まっていくんだ!「ところで明日から働くんだし、名前聞いてなかったね」そういえばそうだったヤバい考えてない。えーっと、えーっと、江戸時代っぽい名前、名前のみだとう~んと、〜兵衛とかだな〜どうしよ〜
「お名前お聞かせください。」「どん兵衛です。」「ほうどん兵衛様、それでは明日からよろしくお願いします。」ちょっと後悔した。
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