第45話 激励
アンケート機能来ないかな~!
それからというもの組員達は身を粉にして準備に明け暮れていた。まるで文化祭前の高校生の如く・・・・・
そんな俺も四日に一度ほどのペースで呼ばれ、準備に参加させられていた。
「ここの隊の装備ですが・・・・」
「作戦のこの部分について・・・・」
「鉄の板はこのようなもので・・・・」
「はい、はい、はい、はい」
俺は面倒なためばれない程度に二つ返事をしてやり過ごした。
そして・・・・・・・
「明日が遂にわしら血反堂組の今世紀最大の抗争が行われる。今夜は各隊の隊長からの激励にて集会をしめさせてもらう。まず、わし八拳から」
「ゴホン!いいか!お前ら!明日はわしらの命運がかかっとる。絶対に負けては・・・いや勝つ以外の選択肢はないと思え!諸君らの健闘を祈る!」
「相変わらず暑苦しいお言葉ありが~とうございました。続いては若頭 風祭さんです。」
「え~。みなさん。今日は、早く寝ましょう。
はい、それでは私はこれでおやすみなさーい。」
「まてまてまて。オヤジのお言葉までは待てや。」
「チィ!」
「風祭さんありがとうございました。続いて参謀
調所さんで~す。」
「どうも。皆さん。こんばんわ!明日、私は後ろから指示を出すことしかできません。が、決してうざったらしいなんておもわないでくださいね?
それではまた明日」
「ありがとうございました。次は二番隊隊長 杉本さんで~す。」
「みんな!明日は頑張ろう!組が一体になって協力しあえば、ぜったいに勝てるんだ!俺に突いてこーい!」
「これまた暑苦しいお言葉ありがとうございました。次は三番隊隊長の すごろ・・・あ!わたしだ。」
「いいですか?戦いなんて博打とおんな~じ。勝つ~か負ける~か。そして、私のよ~な!幸運の持ち主が一緒なら~?負けな~い!安ずるがよ~い!」
「はい。博打で負けたやつのありがたいお言葉でした。続いて、四番隊隊長 鋼さんです。」
「やあ。戦っていいね。いろんな屍、怪我人、捕虜、人間喜劇、いろんなものが見れる。退屈はさせないでくれよ?」
「はい。頭がとち狂ったこわ~いお言葉でした。
続いては、五番隊隊長 鉄筋さんです。」
「みんな!元気もすか?明日の抗争はわすらが作った武器、防具を最大限活用して使ってくれもす!わすらの武器で勝ってくれたら嬉しいもす!みんな頑張るもす!」
「なかなか可愛いげのあるお言葉でした。
それでは続きましては、オヤジからのお言葉です。粛に聞くこと。」
「おまえら、いままでわしの元で身を削りながら働いてくれてありがとう。今回の抗争だけでなく、いままで沢山血生臭い事をしてきた。その中には殉職しちまったやつもいた。だが、だからこそ今のわしらがおる。これまでも、これからもわしらは登り詰めていく。力を貸してくれるな?」
『はいっ!』
「以上で、集会を終わらせる。各自、明日のためにしっかり準備を怠らないように。」
「どん兵衛殿。」
「はっ、はい!ど、どうしました?組長サン?」
「この後、わしの部屋まで来てくれんか?」
「ももも勿論!喜んで!」
「ではまっておりますぞ。」
「ひぇー!ここが組長室!厳重かつ豪華!と言うか江戸城並みに豪華じゃね?何?ここ江戸幕府なみの財力あんの?」
「おー!来なさったか。ささ。こちらへ。」
「あっ!どうも、おじゃまいたします。」
しばらくの沈黙。机の上には日本酒が一升。
「あの~なぜ私をお呼びに?」
「今回はご協力ありがとう。な~に。お礼がしたかっただけさ。報酬は後で与えるとして、金だけでは足りんだろう?」
「いえいえ!もう、お礼を頂けるだけでもう十分ですので・・・」
「本来こうゆうものは相手が提案するものだが・・・」
と、言って懐から出したのは二枚の杯。
「ここにわしとお前で盃を交わさんか?」
「・・・・・え?・・・・・・」
「なんだ?分かってないのか?流石に兄弟の契りまでとはいかないが、協定を結ぶぐらいならよいだろう?」
「で?交わすのか?交わさないのか?」
「えーっっっっと・・・・・・・・・・はい。喜んで。」
こうして俺と血反堂組長は協定の契りを結んだ。
互いに助け合うぐらいの意味合いでという扱いで。
そして、その後は帰った。明日の最終決戦に備えて・・・・・・・・
アンケート機能来ないかな~ (n回目)




