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大江戸タイムスリップ記  作者: そそソ
遊女誘拐編
21/82

第20話 極上

休み過ぎてすみませんでした!

自己紹介が終わるなりすぐに飲み会は始まった。

だが、俺は二人に話せずにいた。第一彼女すらできたことすらない俺に女性と話すなど毛頭できないできない、とゆうかできるわけがない!

だがそんな俺を他所に算助と憶助は会話を弾ませていた。憶助はこのような店には慣れているんだろう。だが、だが、だが、だか、何故!

算助は悠々と話が出来ているのだ!?

気になった俺は小声で算助に尋ねた。

「算助!なんでおまえはそんなに慣れているんだ!」

「なんで、と言われてもな‥‥私は上司に誘われたりや、接待でたま~に利用するから話せるんだ。」「しかし、やはり初めてだったか、どん兵衛。」

「おう。何か悪りぃかよ?」

「ならば少し助言をしてやろう。」

「おお!本当か!」

「いいか?遊女はこうやって話し相手になるのは慣れている。少しでもお前の方から話題をふれば、それだけで話題を広げてくれるさ。」

「なるほど。俺たちと同じように専門分野があるってことか。」

「そうゆうことだ。」

そんなことを話していると春野が俺に話しかけて来た。

「お客様!せっかく来なさったのですから!私達とお話いたしましょう!」

春野は顔や背丈などの外見から見るに二十歳いってないぐらいの年齢と思われる。見た目どうりの子どもっぽさが出るような話し方で話す。

「そうですよ、お客様~。私たちと~お話しましょう~。」

お菊もやって来た。お菊は十分に実った肢体を持ち、発言からもかなりセクシーな雰囲気が漂う。

年齢は三十代ぐらいだろう。

「そ、そ、そうですね。いや~最近は暑いですね~」

俺はとりあえず他愛ない話題をふってみた。

「そうですね~暑くて外にも出たくないですよ~」「私も私も!暑くて外でたくないー!」

「子どもは~外で遊ばないと~いけませんよ~」

「子どもじゃないし!」

さすがはプロである。こんな話題でもまともな会話が繰り広げられている。これなら安心して会話できる!

「そういえば‥‥‥‥



こうして俺たちの飲み会は大盛り上がりした。

しかし、そんな夢の時間も終わりを迎えてしまった。

「本日は~ありがとうございました。」

「こんどはご指名お願しまーす!」

『またのご利用お待ちしておりまーす!』

俺たちは店をあとにした。

「いや~今日はいい日だったな~。な!算助!どん兵衛!」「ああ!俺初めてだったから不安だったけど、全然大丈夫だったな!無茶苦茶楽しかったぜ!」「そうだな。今までで一番楽しかった飲み会だったな。」

「明日も行っちゃいますか!」「おお!いいね!俺のった!」「私は辞めておこう。」

「良いのか~?俺たちがあの娘たちと仲良くなっちゃって、あんなことやこんなこと‥‥‥」

「構わん。お前たちで行ってこい。」

「明日が楽しみだな!どん兵衛!」

「そうだな!憶助!」

『ハッハッハッハッハッハッハ』

「中のいいやつらめ。」


そして、宿舎に戻った俺と憶助は明日のためにすぐに床についた。

感想、拡散よろしくお願いいたします。

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