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目立たず静かに過ごしたい!  作者: 文月灯理
第三章 体育祭の規模じゃない気がする
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人生ハードモード(物理)⑤

陣営に戻ると、先にゴールしていた人たちが既に弁当を食べていた。ルール上先にゴールした人は昼休みになるので、次の競技が始まるまでは自由時間になる。



なので弁当を食べても良いし学食に行って食べるのも良し。スマホを弄ってても良いし友達がゴールするのも待つのも良い。



俺は自分の荷物を置いた場所に戻る。我ながら荷物を置きっぱなしにしておくのは不用心と言わざるを得ないが、入っているのは弁当と水筒だけだ。スマホは家に置いてきたし、盗むようなものは一切持ってきていない。



さて、荷物を発見。その場所に座り弁当を取り出……。



 ──しまった。弁当を忘れた。しかも水筒もない。



おかしい。入れた覚えがあったのだが……。



 もしや、盗まれた? 



いや、誰が盗むんだ弁当と水筒を。



ならば誰かが間違えて持っていった? これだけの人数がいれば似たような鞄を持ってる人ぐらいいるだろう。俺の鞄はショッピングモールで買ったどこにでもあるようなデザインのだからな。



それなら納得が……いや待て。



 周囲を見渡していても、俺の近くに荷物を置いている人はいない。競技に行く前でさえそうだった。



先にゴールした人が間違えて持って行ったと考えたが、こんな状況で鞄を間違えるか? しかも中身

だけ持っていく? ありえんだろ。



 となれば、これは故意に行った犯行。問題は誰がやったかということだ。弁当と水筒がどうなっているかは十中八九食べられたか捨てられたかの二択なので気にすることはない。



それよりも犯人を捕まえて制裁加えた方が良さそうだ。



だが、犯人が誰か見当が付かない。



「おいお前」



 見知らぬ男子生徒が話しかけてきた。青いタスキを身に付けているので同じ組ということは分かる。



後ろには四人の男子生徒達。こちらも青いタスキを付けている。グループか何かだろう。



「何ですか?」



向こうが若干威圧的なので丁寧に返す。相手にしたくないタイプだけど、それだけで判断するのは早計だ。ここは丁寧に扱おう。



「お前の探しているのは、これか?」



ニヤニヤしながら男が取り出したのは空の弁当箱と同じく空の水筒。



どちらも、俺のものだ。



「そうですが、それどこで? 中身に心当たりはありませんか?」



一応拾ったから届けに来たという線もあるので、穏便に。



「決まってんだろ、俺が捨てたに決まってんだろうが、よ!」



ドッ! と力強く観客席を蹴った。俺に当たるかどうかという寸前の場所。振動が伝わる。



「お前術者の癖に梅森とイチャイチャしやがったな?」



 覗き込むようにして俺の顔を見る。どこまでも威圧的な人だ。もう関わりたくない。



 動機は競技中での梅森さんとのやり取り。そして俺が術者であることが拍車をかけた要因か。



まあ動機なんてどうでもいい。どんな動機であれ、せっかく翡翠が作ってくれた弁当を台無しにした

奴を許すつもりはない。せめて食ってたら感想聞いて、美味かったと言えば加減をするとこではあったが。



見ればコイツは五百位入賞のバッチを付けている。それなりに腕の立つ異能者と言うことが分かる。



後ろの奴らも実力があると考えるべきだ。



 ……けれども、あくまでそれは学生での範疇。こいつらに制裁を加えることは何ら難しいことではない。



「いいか、これ以上俺の梅森に近づけば……」



 ──今、俺の梅森と、言ったか?



……ああ、思い出した。お前梅森さんに強引に迫ってた奴だな? 記憶を頼りに思い出した。確か怪

我もさせてたな? しかも謝りもせず。綾乃に止められていた《図書館の乱》の発端の一人。



 名前は確か──



「君達、いじめはよくないぞ?」



 近くにいた男性が割って入ってきた。正義感に駆られた誰かの親御さんのようだ。



「ああ!? てめぇ俺が賀茂家の人間って分かって言ってんだろうな!?」



「賀茂……っ!? 失礼しました!」



男性は顔色を真っ青にして立ち去った。その正義感はグッジョブ。



ああ、そうだ。賀茂って言ったっけか。



賀茂家は日本の異能者の中でトップクラスの家柄で、それは土御門家にも並ぶ日本最古参の異能者の

名家だ。



その影響力は異能業界のみならず他業界にも影響力を持つ。



……一応鳴神家も平安時代から続く由緒ある家系なんだけど、血筋ってのが無いから知名度滅茶苦茶低い。《神格刻印》のせいで。



「ちっ、邪魔入ったな。だが覚えとけ。今度俺の梅森に近づいたら……地獄を味わわせてやる!」



言い切ったと同時に殴り掛かる。脅しでもなく、本気で殴るつもりだ。



上等、正当防衛成立。



頭を狙っているので予め練っておいた呪力を頭に集中。呪力属性は金。金の呪力属性には硬度を操る

性質があるため、異能や術式を使わなくても呪力制御に長けた俺ならその性質だけを抽出して身を守れる。



賀茂の拳は俺のカッチカチの石頭にぶつかりボロボロになる。



「待った」



 ……はずだった。



「何すんだテメエ!」



 来てたの?



「主殿を守るのは式神の役目故」



「黒鋼、別に止めなくても」



 俺の顔と賀茂の拳が衝突する前に、黒鋼の手が間に入り賀茂の攻撃を止めたのだ。というか式神ゆーな。



「主殿、見たところ彼はご学友のようだ。どのような経緯があったかは拙者の知る由もないが……それは怪我で済むまい」



 あー、気付かれてましたか。流石に大人気なかっただろうか。今のは怒る場面だと思ったんだが。



「お前ら、何の話をしてやがる!」



「貴殿が何者かは知らぬが、主殿には勝てん。実力差があり過ぎる」



「何だと!」



 賀茂の激昂に、黒鋼は恐れることなく淡々と事実を告げる。



「貴殿は呪力の流れが見えていない。その時点で勝てぬ」



「呪力の流れ……? そんなもんどうしたってんだよ!」



「引くことを勧める。そうでなければ、拙者がお相手しよう」



「上等だ、まずはオマエからやってやる!」



 引く気はないらしい……可哀そうに。黒鋼はうちの式神の中でも一二を争う程の格闘タイプ。名家の出とは言えそう簡単に勝てる相手じゃないのに。



「お、おい、止めろって」



 取り巻きっぽい人が制止しに入る。



「ああ? お前誰に言ってんだ。あ?」



「あいつ神遊祭の式神トーナメントで優勝した奴だぞ!」



「それがどうした!」



「あ、いたいた! 透様~!」



「……全く、黒鋼の奴いきなり走るなよ」



「あら、何かあったのかしら?」



 彼方から俺を呼ぶ声。忘れもしない、俺の式神達。



 声のする方に目を向ける。俺がいる観客席より上の観客席入場ゲート。そこにはブンブンと手を振る夜鶴、荷物をこれでもかと持っている陸斗、にこやかに微笑む翡翠がいた。



「っ! 透様!」



 険悪な雰囲気を察したのか、すぐさま夜鶴が跳んで俺の前に立つ。



「なんだなんだ、穏やかじゃねえな」



「お祭りだから。気が立つのも仕方ないわ。けれど……殺気はめっ、ですよ?」



 続いて陸斗と翡翠が階段を下りてきた。陸斗も翡翠も普段と変わらない口調だけど、どことなくやる気っぽい。



これは、ちょっとマズいか?



 俺だけの問題ならいいけど、巻き込むのは本意じゃないし……。意図せず対立構造になっている現状では、衝突を避けられない。



 正直言って俺はもうやる気はない。黒鋼の言う通り、まだ何もしてないけどやりすぎだった点もあるし、一応こっちの方が年上。大人の対応をしないといけないのはこちらだ。反省すべきことは多い。



 だが、それと向こうの事情とは一切関係がない。黒鋼の発言でこちらもやる気だったことは向こうも分かっている。喧嘩を売ったのは向こうで、こっちは買い取りの姿勢を見せてしまった以上、免れることはまずない。



ここは土下座でもして謝るか。無論賀茂の要求を飲むことはできないが、衝突を避けるのを優先しよう。



そう思った時だった。



「はいそこまで。双方落ち着きなさい」



 突如として現れたのは理事長・篠宮綾乃。



「賀茂君、荒事を起こさないと約束しましたよね?」



「……ちっ、分ーったよ」



「鳴神君も、それでいいわね?」



「はい」



「ならばこの件はお終い。さっさとお昼でも食べてきなさい」



「……行くぞオメーら」



「ちょ、待ってくださいよ賀茂さん!」



 殺気は何処かへ行ったのか、賀茂とその取り巻きは立ち去った。流石に校内で理事長の相手をするほど馬鹿じゃないか。



「話は聞いています。大変だったでしょう、彼の相手をするのは?」



「そうですね、ああいう相手は苦手というか……ぶっちゃけ嫌いです」



「だと思いました」



「……あのー、透様。その方は?」



 夜鶴が尋ねてきた。そう言えば初対面か。



「紹介するよ。こちらは篠宮綾乃さん」



「初めまして。私、私立夏原学園の理事長を務めさせている篠宮綾乃と申します」



「で、こっちは俺の式神。銀髪のが夜鶴」



「初めまして、夜鶴です。……って、紹介雑! もっと付け加えていいんですよ!? 一番頼りになるとか、一番可愛いとか!」



「でこっちは」



「スルー!?」



だってうるさいんだもん。可愛いし、頼りにしているのは間違いないけど、順位とか付けてないし。



「細身長身が黒鋼」



「お初にお目にかかる。拙者、主殿に仕えさせて頂く、黒鋼と申す者」



「貴方は見たことありますね」



 やっぱ一回テレビに映ると知名度爆上がりだな。俺の方、大丈夫かな?



「陸斗……はいいか。知ってるから」



 だってこの筋肉モリモリマッチョマン、俺の仕事をサポートするために送り込んだ研究員だもん。



「最後に三つ編みなのが翡翠」



「初めまして、翡翠です」



 礼儀正しくお辞儀する翡翠。



「こちらこそよろしくお願いします」



 これで紹介は終わったか。



「ところで鳴神君」



「何でしょう?」



「どうしてあんなことになったんです?」



「ああ、それは──」



 説明中……。



「全く彼は……」



 説明を終えた後、理事長は頭を抱えた。



「私から厳重注意しておくわ。透君は体育祭を楽しんでね」



 と言って瞬間移動した。何でもできるな《箱庭の支配者》。



 てか、透君って言ったな。仕事中は苗字呼びをすると依頼の際に決めただろうに。誰にも聞かれて

ないよな……さっきの騒動で周りに人はいないけど。



「透さん」



「何翡翠」



「先程のお話、聞かせてもらったわ。……ありがとう。すごく嬉しかったわ」



 いつもと変わらないにこやかな笑顔。けれど目元にはうっすらと水滴が見えた。



「……そう」



 何だか照れ臭くなって視線を逸らす。



「透様、翡翠さんには弱いですよね」



「うるせーやい」



 胃袋掴まれたら嫌でも弱くなるわ。



「さあ、お昼ご飯を食べましょう! 透さん、午後も頑張って下さいね!」



「よっこらせ、っと。黒鋼、ちょっと手伝ってくれ」



「委細承知」



 陸斗が降ろした荷物を黒鋼が広げていく。



「手伝おうか?」



「良いって。体力温存しとけ」



「陸斗殿の言う通り。今は身体を休めるべきと申し上げる」



「……そう言うなら、お言葉に甘えさせてもらうよ」



「おう甘えとけ」



テキパキと進む準備が終わると、そこには重箱に入った弁当があった。



 いやでも……これ多くない? 俺含めた五人分の量じゃないだろこれ。



「それじゃ食べましょうか。いただきます」



「「「「いただきます」」」



 色とりどりの食材に、栄養バランスが考えられた弁当。量が多いことを除けば完璧な弁当を、五人

で食べ進めていく。



「なあ翡翠」



「何かしら?」



「俺さ、今日体育祭があること言ってないんだけど」



そう、何を隠そう俺は式神達に体育祭があることを伝えていない。なんで知ってんの。



「それはですね、透様の様子が去年と同じだったからですよ」



 卵焼きをもっきゅもっきゅと食べながら夜鶴が言う。



「というか、逆に聞きたいんですけど、どうして言ってくれなかったんですか。去年約束しましたよね?」



去年の間体育祭と文化祭の事を知らせず、式神達全員+秋奈から怒られた。その際に今度学校行事がある時は知らせると約束したのだ。



「いやだって来たら目立つし」



 女性陣は可愛く綺麗だし、男性陣はイケメン揃い。こんなのが来たら目立つどころか学校中の噂になるに決まっている。



 それでは理事長の依頼がこなしにくいし、何より俺の望んだ学校生活じゃない。



 ……絶対に言わないが、式神達に不甲斐ない姿を見せたくないというのもある。



「お前、筋金入りだな」



「良いんだよそれで。何があっても裏方に徹するって決めてるんだ」



 それが俺の生き方。



「まあ、言わなかったのは悪いと思ってるし」



「そう思うなら次からは行動で示すこった」



「……はい」



 何かアウェー感。キリが良いし話を変えよう。



「ところで翡翠、弁当の量多くない?」



 結構食べる陸斗がいるにしても、この量は多い。俺の弁当が無くてもこの量は余る。



「お友達も食べるかなあと思いまして。男の子だと足りるのかな? と」



「…………」



 翡翠の答えに、俺は黙ることしかできなかった。



『制限時間となりましたため、人生ハードモード(物理)を終了いたします。選手の皆さんは、各自昼休憩となります』



 突然選手が大勢現れた。時間内にゴールできなかった選手たちが強制転移されてきたのだ。



 悔しがる選手や、楽しかったねと友達と語る選手がいる。



 けれど、周囲には俺の知り合いは、誰一人としていなかった。



 正彦は別の組。顔見知りもいない。



「あ、鳴神さん!」



「鳴神君!」



 梅森さんとエリスが同時に話しかけてきた。



「二人ともお疲れ様」



「鳴神さん、ゴールしたんですか! 凄いですね! 私、体力無くて……」



「え、えっと、私も……せっかく助けてくれたのに……。ごめんなさい」



 何と言うか、ヘコみかたがそっくりだな。性格は真逆なのに。



「いいじゃん別にさ。まだ始まったばかりで、しかもチーム戦だし。気にすることないよ」



「……そうですね。次は頑張ります!」



「わ、私も頑張ります」



「「ところで、この方は……?」」



 お互いに顔を合わせて訊かれた。しかもハモッた。



「あ、私転校してきたエリス・ガブリエル・ホーリーと言います。鳴神さんとはクラスメイトでして」



「わ、私は梅森千里っていいます。鳴神君とは同じ図書委員で……」



 お互い自己紹介を済ませたところで、ある提案を思いつく。



「二人とも、お昼ご飯はどうする予定?」



「学食で済ませようかと思ってます」



「わ、私も」



「なら丁度いい。一緒に食べて行かない?」



「良いんですか? ご迷惑では……」



「とんでもない。見ての通り大量にあるから。消費を手伝ってくれると助かるんだ」



身体を少し動かして、弁当が見えるようにする。



「確かに多いですね。残したらもったいないですし、ご相伴にあずかります。梅森さんはどうします

か?」



「……私もいいですか?」



「勿論!」



 これで量が減るな。女の子だからあんまり食べないかもしれないけど……それでも有難い。



「ところで、そちらの方々は?」



 ヤベエ、式神達の事忘れてた!



(お前ら、式神ってことは言うなよ! 勿論仕事のことも!)



 念話で式神達に指示を飛ばす。



(了解ですっ!)



(はーい)



(承知)



(しゃーねぇな)



(ありがとう)



 エリスはともかく、梅森さんには依頼の事を感づかれてはならない。生徒に仕事を気付かれたら契約違反だ。



「どうも、夜鶴です! 透様の婚約者です!」



 おぉい!? いくら何でもそれはダメだろ!



「こ、婚約者……!?」



 ほら、梅森さん青ざめてるじゃん! 引いてるって! 体育祭に婚約者連れてくる奴どこにいるんだってさあ!



(夜鶴、それは勘弁してくれ……)



(えー、仕方ないですね……)



 不満の声が聞こえる。だがその声に応えることはできない。



「ってのは冗談で、従姉の大学生です」



「あっ、冗談……」



 ホッとした様子の梅森さん。どうやら誤解は解けたっぽい。



「なーんだ。結婚式は我が家の教会でって勧めようと思ってたんですけどね」



「エリス教会に住んでるの?」



「ええ、親戚の家ですけど」



「下宿って奴か」



「そうなりますね」



「話を割るようで悪いけどよ、昼休みってのは一時間しかねぇんだろ。嬢ちゃんたち早く座りな」



陸斗が二人に座るよう促す。



「はい!」



「失礼します」



 二人が座り、翡翠が割りばしを渡す。



「私は翡翠です。透さんとは……少々縁がありまして」



「拙者は黒鋼。透の剣道仲間だ」



「鳴神君剣道するの?」



「時々な。あんまり上手くないけど」



「そうなんだ。か、かっこいいね」



「ありがと」



 剣道は《剣戟乱舞》を扱うのに必要だから、かっこいいと言われるとは思ってなかった。



「俺は陸斗。透の叔父だ。ここで研究員やってるから、どこかで会うかもな。そんときはよろしく」



 と食事会が始まるも……。



「……おい、あの人めっちゃ綺麗じゃね?」



「本当だ。選手じゃなさそうだけど……」



「ちょ、あそこの人、黒鋼直人じゃない!?」



「ホントだ! 隣の人も筋肉凄くね!?」



「ちょっと話しかけてみようよ!」



周りが騒がしくなってきたな。学校では《隠者》で影を薄くして印象を与えないようにしていたけど、流石にこれ以上は《隠者》ではカバーできないか? そもそも精神干渉は苦手だし、ここは安全策を取って《隠者》と《認識阻害》の重ね掛けをしよう。



認識を曖昧にして思い出せなくさせる《認識阻害》なら、今後の学校生活も目立たずに済む。式神達

のことは覚えているが、そこにいた人の事は覚えていない、ってことになるはずだ。



その後、女子生徒や男子生徒が式神達に話しかけ、食事を共にした。



 式神達は邪険にせず、誠意を持って対応してくれた。おかげで注目は式神達に行き、俺は話しかけ

られることもなく。昼休みを終えた。 


エリスや梅森さんには悪いが、これも仕事。許してくれとは言わない。後で何か言われたら式神達

のように誠意を持って謝罪しよう。


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