表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
目立たず静かに過ごしたい!  作者: 文月灯理
第三章 体育祭の規模じゃない気がする
68/133

突然の転校生②

その後も、休み時間になるたびに転校生の下へ人が殺到していた。特に昼休みが顕著で、他クラスからも人が集まり、立地が丁度後ろのドア付近だったからそこは使えず、前のドアにも人が集まって出られなかったために結局教室から出ることはできなかった。



せっかくいい天気なのに外で食べられないのは残念だが、窓を開け眺めることにし食べていたが……ものすごくうるさい。多少なら受け入れられるが、流石にこれは……。



学校内で先生の許可なく異能を使うことは禁止されているので音消しの術式を使おうにも使えず(仕事の都合上使えるが目立つので却下)喧噪の中食べることになった。これに関して転校生は全く非がないが少し疎ましく思ってしまう。



 昼休みが終わり六限も過ぎ、放課後になるとさらに過熱し教室に人が殺到。これから用事があるのに教室から出られない。



「あのさ、ハーフってホント!?」



「良ければ俺が校内案内しようか?」



「おい、ずるいぞ! いや案内なら俺に任せろ!」



「髪綺麗だね。ジャンプーとかどこの使ってるの?」



 転校生が質問攻めに遭っている。一部取り巻き同士で言い争いをしているがな。



「あの、理事長に呼ばれていますので……」



 喧噪の中でも妙に透き通る声が聞こえ、その言葉で生徒達があっさりと引いた。理事長に呼ばれているなら仕方ないと、そんな声が聞こえた。



 夏原学園において、理事長は最強だ。この学園の経営者であり、この学園を統括する社会的な側面のみならず、異能者としてもレベルが高い。



 ……そんなことはどうでもいい。今、理事長に呼ばれていると言ったか……?



 これは、面倒事が増えそうな予感!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ