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目立たず静かに過ごしたい!  作者: 文月灯理
第三章 体育祭の規模じゃない気がする
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異能テスト①

総アクセス数が700を超えました! ありがとうございます!

今回の章では夏原学園を舞台に色々やらかす予定です。

神遊祭の事件が即日テロ認定されて半月が経った。



飯塚由姫が残した呪い《無音の殺意(リィンチング)》は、主に日本で発動し死亡者数は日本で約千人。重軽傷者も合わせると約十万人と言われている。



政府はこの事件をテロと断定。解呪の対応を行った。



俺も解呪に奔走し、現人神の肉体の旨味を活かし不眠不休で行ったが、結果としてこのようになってしまった。



政府が行った調査によると、解呪は全て完了したらしい。ただし《無音の殺意》が影響したのは何も

日本だけではない。海外からの報告もちらほらとあった。



日本全体はお通夜モードだ。ただ、幸いとして日本のシステムが麻痺するレベルではなかったこともあり、徐々に活気を取り戻しつつあるのが現状だ。この復活ぶりは流石日本だと思う。なんというか、日本ってこういうとこあるよね。



そして、死亡した被害者が皆何らかの犯罪に加担しており、法では裁けなかった人たちということもあり《アルカナ》の評価がネット上で上がり、一部では英雄視されているようだ。



そして、俺はというと……。



「あ~……」



「どうした透、変な声出して」



夏原学園高等部の二年三組の教室の椅子に座り、背もたれに全体重を乗せていた。



話しかけてきたのはクラスメイトの一人、滝川霧臣。普段は正彦と他三人でグループを組んでいる。このクラスのリーダ的存在。イケメンで女子にモテる。



「そう言えば今日正彦いないのか?」



「俺が知ってる訳ないだろ」



 正彦とは友達だが、それほど仲が良い訳じゃない。あくまでも友達程度。いつもつるんでる霧臣とは親密度が違うのだ。



「おっはよー!」



 元気よく手を上げ教室に入ってきた小柄な少女、彼女の名は氷室綾。霧臣と同じく正彦とつるんでいるグループの一人。



「相変わらず元気ね」



「綾ちゃんですからー」



氷室に続き、教室に入ってきたのは、涼月瑞穂と椎名柊。クールで高圧的な喋り方をしたのが涼月で、間延びした口調なのが椎名だ。どちらも美少女と言って過言ではない。



 正彦、霧臣、氷室、涼月、椎名。この五人がこのクラスの最高点、トップカーストに位置する生徒だ。もう俺の事を忘れて集まってるしな。



俺としては何で同じクラスになっているんだと言いたい。こいつらが同じ空間にいることで騒がしさが倍増している。しかも正彦を介してある程度見知った顔であるため、それを気に食わない連中から



陰口を言われ、叩かれている。ただでさえ梅森さんの件で色々言われているというのに。



「はい、皆さん静かに」



担任の巽要先生が入ってきた。



「皆さん、更衣室に着替えて第三運動場へ九時までに集合してください」



その異能テストの実施日が今日だ。本来は四月の中頃に行われるはずだったが、ドラゴン襲撃事件で有耶無耶になってしまい、やろうにも学業優先なので後回しにされようやく実施できるようになったのだ。



「んじゃ行くか」



「また後で」



「負けないですよ!」



「まあまあ、お互いベストを尽くしましょ?」



 四人は一緒に教室を出た。それに続くように他のクラスメイトも教室を出る。



 俺もそれに続く形で教室を出る。



 さあて、今回も適当に済ませようかね。




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