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その青い世界で第一歩  作者: nono
青の迷宮
17/25

十六話 お出かけ


 レナさんとの食事会から、もう5日たった。


 ハッキリ言って、青の迷宮の浅い階層は面倒くさく感じる。

 それは、魔物が強いからではない。敵が弱いからだ。


 白の迷宮をレベル50で突破すると言う事は、青の迷宮始めが簡単過ぎる様に思えるのだ。

 確かに1~3階層までは白の迷宮に出てきた魔物が登場する。しかし、それは3階層までだ。それ以降は青の迷宮特有の魔物が出現のに、俺の技量とレベルでは(今はレベル1になっているが)ザコ敵が湧いているとしか思えないのだ。

 装備が新たな能力を獲得した事も、攻略に拍車が掛かった。


 10階層まではそんな微妙な戦闘を繰り広げたが、10階層に到達すれば、やっとで歯ごたえのある魔物が出現し出した。

 この5日間は毎日迷宮に潜ったので、今は20階層に到達している。ペースが早いのは簡単に進めたからとしか良い様が無い。


 この20階層からは、1日1階層か2階層しか進めなくなるだろう。まだ余裕はあるが、調子に乗らない為だ。



 青の迷宮は白の迷宮と少々構造が違う。迷宮それぞれに特性があるのだ。


 例えば、迷宮の構造が複雑になる。階層内のエリアが、5階層毎から10階層毎に変更になる。エリアの種類が増えるなどだ。

 他にも、白の迷宮で出た魔物が、青の迷宮ではより高位の魔物となり出現する。それらは知性を持ったり、装備を整えたり、特殊能力を仕掛けてきたりと多彩な戦術を使ってくるのだ。


 これからどんな魔物が出て来るのか、そしてどんなエリアで戦うのか、楽しみでならない。




 1日の探索を終え酒場(ヒチェンバー)に行くと、いつものメンバー(蹂躙パーティ)が集まっていた。


「こんばんは。

 一緒にいいですか?」


「おう、早く座れ。一緒に楽しむぞ」


 ドズルが気軽に話し掛け、席を空けてくれた。



 3人と酒を飲みながら、雑談で会話を弾ませた。


 3人とはこの酒場でよく迷宮の事を話していた。蹂躙パーティは赤の迷宮を探索していて、100階層付近を攻略しているベテランだ。ためになる話をいつもしてくれる。



 今日もそんな話をしていたら、レオンがふと気になる質問を問い掛けてきた。


「そう言やぁ、セージはもう少しで青の迷宮に行けんのか?」


 惜しいな、一応既に潜っていますよ。


「いえ、最近潜り始めました。

 でも、よく時期が分かりますね」


「そりゃーな。

 最初の迷宮では大抵が早くて1ヶ月、遅くとも2ヶ月半たった頃には転職しちまうからな」


「そうですね。私も1ヶ月と少しでした。

 でもそうすると、セージさんは早い方ですね。1人で潜られているのでしょう?」


 確かに早い。俺が直ぐに転職しなくて50階層まで攻略したのに、だ。


……まぁ、言えないがな。


「そうです。

 青の迷宮も始めの方が簡単で、さっさと階層を進んでいますよ」


「…………うん。実力はありますね。

 ドズル、どうでしょう。セージさんを連れて行かれては」


 何の話だ?


「そうだぜ。1人で攻略して、更に今も1人で潜ってるんだぜ。

 人手は多いに超した事はねぇだろ」


 2人の答えに、ドズルは腕を組み深く考え込んでいる。


「――――そうだな。聞くだけ聞いてみるか。

 セージ。俺達は依頼を受けていて、明日から仕事だ。ギルドのクエストではないぞ。この町から出て隣の都市に行く依頼だ。それで信用の置ける人間が欲しいんだ。

 期間は約1週間(8日)だ。状況によっては面倒ごとなるかもしれねぇ。お前も一緒に来るか?」


 依頼で都市(ティトゥス)の外か……。アスカラドに来た時は都市の直ぐ近くだったから、外の事は殆ど知らないんだよな~。


 でも、折角外の世界に行けるチャンスなんだよな。しかも外の世界を詳しく知る人と一緒に行くんだ。考える余地はある。



「質問しても良いですか?」


「いいぞ。答えられるかは分からんが、出来るだけ答えてやろう」


 ドズルに色々聞けるだけ聞いておこう。


「付き合いは短いですけど、俺は信用出来るんですか?」


「今の所は完全に信用した訳ではないが、それなりにだ。

 セージから質問が終わったら、俺からも聞く事がある。それで判断する」


「面倒ごとがあると言っていましたが、俺の実力を聞いた事から戦闘があるかもしれないって思っているんですね?」


「そうだな。戦闘は"あるかもしれない"ってとこだな」


「戦場支配旅団の人間が居ればかなりの人数になると思うんですが、それでも足りないんですか?」


「大人数を投入する事は依頼者が了承しないんだ。

 かと言って、少な過ぎるのも困るんだが……ほんと厄介な依頼だろ」


 ここまで聞いても要領がハッキリしないな。突っ込んで聞いてみるか。


「これで最後の質問になると思いますが、依頼は犯罪にかかわる事ですか?」


「……うーん、その質問は答え難いな。依頼を受けるなら少しは答えても良いのだが。

 しかし、俺達が罪を犯す事はないぞ」


 罪を犯す事はないのに、質問が答え難いのか……。


 そうだな……。


「……依頼関係者が行う事で犯罪が発生しますか?」


 この質問は中々良いんじゃないかな。


 ドズルもその意図を察したようだ。


「依頼者がかかわる事で犯罪は発生しない」


 犯罪がかかわる依頼なのに、依頼関係者は犯罪を行わない。つまり、犯罪者いて、それを何とかしようとしている……?

 もしこれで合っているなら、手伝っても良いんだが……。


「……分かりました。

 その依頼を俺も受けたいと思います」


「分かった。

 それじゃ、俺からも質問するが嘘は付くなよ?」


「はい」



 ドズルや他の2人が、真偽の程を確かめる様に俺の目を見つめている。


「犯罪者は捕まるべきか?」


「絶対とは言いません。

 それでも、犯罪は悪い事だし、罪を償わなければならないと思います」


「お前は、ライラックの生まれか?」


 ライラック? それって確かティトゥスがあるこの国(メノン)の隣国の名前じゃなかったか?


 まぁ、それでも俺の国ではないな。世界からして違うもんな。


「いいえ。違います」


「人を殺せるか?」


「……殺せます。

 でも、殺さなくていいのなら殺したくはありません」



――両親が死ぬまでは"死"と言うものに無頓着だった――

――両親が死んでからは"死"に慣れる事など無いと思う様になった――

――世界中を旅して"死"はそこら中に蔓延していると感じた――

――トォーラとの修行で"死"は絶対不可避で慣れるものだと教わった――


 今では"生命"の意味を感じながら生きている。

 だから、命を奪う事に慎重でいて、時には躊躇無く奪える。



 3人はそれぞれが目配せをして、意思の確認を行っている。


 オイゲンとレオンがうなずくと、ドルズも合わせた。どうやら結論が出たようだ。


「……よし。セージも一緒に来てもらう」


「セージさんよろしくお願いしますね」


「とちんじゃねぇーぞ」


「了解です」


 どうやら認められたようだ。


「さて、依頼の話をしたいが、ここじゃなんだ。俺達の旅団に行くぞ」




 連れて来られたのは北区画、行政区がある辺りだ。


 さすが戦場支配旅団。230人もの探索者や第1次非戦闘職がいる旅団だけはある。拠点の建物が行政区付近にあるとは。


 第1次非戦闘職とは、第1次職の転職を非戦闘職に、つまり第2次職に転職出来ない職業を選んだ者達の事だ。

 その者達はそれぞれに合ったスキルを獲得しているので、戦闘以外に役立てられる事が多くある。『嘘察知』などが良く使われているが、そう言ったモノだ。



 たどり着いた建物は、3階建てのおもむきのある外装で、見た目は宿の様にも見える。

 ロビーには迷宮帰りの探索者がたむろして騒ぎ、ドズル達を見ると大声で挨拶をしてきた。


 俺達は集まる旅団員の間を抜け、2階の会議室らしき部屋に入る。


 横に長いテーブルの奥にオイゲンとレオンが座り、俺は扉側の席に座る。


 ドズルは壁に取り付けられた棚から、1つの魔具を取り出した。それはつい最近見たばかりの物だ。


「ドズル、それって封鎖結界魔具?」


「なんだ、これを知ってるのか」


「ええ。最近見ましたから」


「セージはホントに有能みたいだな。

 あれは迷宮で功績を挙げた旅団へ、ギルドから買う権利を与えられて初めて購入出来るだぜ」


「基本的に個人での販売はしていませんからね。

 つまり、それを見る機会がある者は、ある程度の権力者と話し合った事があるはずですが……」


 おっと、余計な事を言ったかな?


「権力者と言えば権力者だけど、相手はギルドですよ」


「セージは既にギルドと取引が出来る位置にいるのか……やはり優秀だな。

 お前に手伝ってもらう価値はありそうだな」


 ドズルは魔具のスイッチを入れ、2人の隣にドッシリと座る。



「細かい事まで言う訳にはいかないが、酒場での質問に少しは答えてやろう。

 だが、内容を漏らせば罪に問われる可能性もあるから気を付けろよ」


 腕を組み、重苦しく話すドズルに、俺も慎重に頷き理解を示す。


「まず依頼者の事だが、相手はさる貴族の方だ。

 その方を安全確実に隣の都市――この国メノンの首都、メノーシスへ送る事が任務だ」


「つまり行きだけって事よ。

 帰りは気楽に帰れるぜ」


 護衛か……遣り甲斐はあるな。


「戦場支配旅団の人員を出せない理由は、人目を引くのが1番の理由だ。

 家の旅団はそこそこ名の知れたとこだからな。護衛に人員を割けば注目を浴びちまう」


 まぁ、極秘任務みたいなもんだから仕方ないか。


……極秘任務……ちょっとカッコイイな。


「そして、依頼者をメノーシスへ送る理由は、ある犯罪者を捕まえる為の証拠集めってところだ。

 さて、情報は以上になる。ここまでで何か聞きたい事はあるか?」


「……いいえ。大体把握しました。大丈夫です」


「よし。

 次は移動中の行動を話す。オイゲン、頼む」


「はい、分かりました。

 さて、出発は人通りが多い1時頃になります。ですから、それまでにここの旅団に着く様にして下さい。

 移動は馬車で、片道3日です。食料はこちらで積みますが、非常食程度は持ち込んで下さい。

 あ、分かっているかも知れませんが、一応言っておきます。祝福された鞄はティトゥスから出せませんよ」


……? どう言う事だ、ティトゥスから出せないって?


「えーと、意味が分からないんですが?」


「ああ、知りませんでしたか。言っておいて良かったです。

 道具袋拡張の祝福は、迷宮に潜る探索者の為にあるので、迷宮に潜らない探索者――ティトゥスから出る探索者には、与えられないのです。

 それは道具袋拡張だけで、それ以外の祝福は継続されます。神たちも、迷宮の外へそれが出た時の有用性を考えられたのですかね?」


 なるほど、そんな事もあるのか。さっそく役に立つ情報を貰ったな。

 俺の持つダッフルバッグには、あまり物を詰め込まない様にしないと。ティトゥスの外でも使える道具袋拡張が掛かった鞄を持てば、大変な騒ぎになるだろうな。


「鞄は預けるか、置いてきて下さい。

 移動中はセージさんに馬車の御者を頼む事になります。運転は出来ますか?」


「はい、出来ます」


「それならお願いします。

 戦闘が発生したらセージさんには依頼者を守ってもらうので、戦闘に参加しなくても良いです。馬、馬車、依頼者の内どれか、あるいは誰かが被害を受けそうになれば守る事に専念して下さい。

 私からは以上ですが、レオンは何かありますか?」


「う~ん。それじゃー、アンタの戦い方はどんなだ? それにどんな事ができんだ?」


「そうだな、俺も知りたいな。

 だが、先にギルドカードを交換しておこう」


 確かに1番大事な事が抜けてたな。


 俺は3人のギルドカードを受け取り、俺のギルドカードはドズルに渡した。

 ギルドカードには『赤の迷宮到達階数:105階』『魔物討伐数:2万8201匹』と表記されていた。中々の戦歴だ。

 俺の方は青の迷宮に潜ったので新たに更新され、青の迷宮20階層と表記されていた。魔物の討伐数も当たり障りのない数だ。


 これは、50階層まで潜っても1階層分の戦闘回数は少ないのだ。そしてより深い階層で戦闘を始めるので、レベルの上昇が他の人より早い。結果、他の人と変わりない討伐数になったのだ。


「ホントに20階層まで行ってんだな。

 ドズルどうだ?」


「ああ、確かに。

 それで、セージの戦闘方法はどんなだ」


「俺は大体何でも出来ますね」


 ギルドカードを返しながら、何でもない様に答えた。


「何でも?」


 3人の首を傾げる姿に噴出しそうになったが、何とかこらえて更に言う。


「はい。何でもです。

 あえて絞れと言うなら、前衛ですね」


 3人はしばらく疑問符を浮かべていたが、次第に声を出して笑い出した。


「がははは! この状況でそんな冗談が言えるなんて、度胸が据わっているな!」


「ええ、中々やりますね。期待しますよ」


「そこまで言ったんだから、色々頼むぜ!」


 どうやら、冗談と取られたようだ。まぁ、そんな感じになるよう言ったのだがな。

 でも、それが本当の事だと知ったらどんな顔をするのかな?



 そんな意地悪な事を考えながら、しばらく続いた皆の笑いに同調していた。




 翌日は快晴で、旅に出るには最適な空模様だ。小鳥達のさえずりが、いつもより活き活きしている。


 荷物は出来るだけ少なくしたいから、着替え2着と多目的な鍋1つに、香辛料や保存食、水筒に水を少々忍ばした程度だ。ああ、警報魔具や薬、必要最低限の魔術触媒も持っていくかな。


 全てをダッフルバッグに入れても、バッグの見た目より内容量は少なく収められた。


 こんな所でも国中を旅した経験が生かせたな。



 1階に下り、昼食の準備をしているアンナさんには悪いが、声を掛け来てもらう。


「アンナさーん。ちょっと来てもらえますかー?」


「ちょっと待ってなー。直ぐに行くからー」


 やはり忙しそうだ。今の時間が丁度12時なのでそれも仕方ないが。



 一段落着いたのか、エプロンで手を拭きながらアンナさんがやって来た。


「おや、あんたか。

 昼食を頼むのかい?」


「いえ、これから1週間(8日)程度出かけますから、その挨拶に。

 それと鍵です」


 鍵をカウンターに置くと、アンナさんはそれを受け取った。


「分かったよ。気を付けて行っといで。

 部屋の掃除はどうするかい?」


 確か片道3日だったよな。なら。


「6日目までは帰って来ませんから、それ以降でお願いします」


「あいよ。怪我しないように行って来な!」




 戦場支配旅団の拠点に30分早く到着した。


 建物の前には馬車が既に待機していた。


 高級感は無いが、幌付きの頑丈そうな馬車だ。馬は2頭立てだが、その2頭はただの馬では無い。8本足のスレイプニルだ。

 スレイプニルは分類的に魔物になるが、きちんと調教すれば戦場でも活躍する事が出来る馬になる。


 漆黒の毛並みに力強い筋肉、瞳と(たてがみ)や尻尾が燃える様な赤に染まった

姿はまさしく魔物だが、瞳の奥は温かみのある優しさを窺わせる良い馬だ。



 建物の中に入ると蹂躙パーティ一同が、出発準備を終えロビーでくつろいでいた。


 3人とも完全武装で決め、リラックスしているのに猛々しく見える。


「ちゃんと来たな。

 準備は万端か?」


 いち早く気が付いたドズルがそう尋ねてきた。オイゲンとレオンも片手を上げて挨拶してくる。


 今日は完全武装の上にマントまで羽織っているので、見た目は丸で騎士様のようだ。


「何時でも行けますよ。

 それで、依頼者はまだですか?」


 ドズルは壁の時計を一瞥した。


「もうそろそろ到着するな」


「失礼する」


 ドズルが答えると同時に扉が開いて人が入って来た。


 どうやらこの人が依頼者の様だ。明らかな貴族ぜんとした服装をしている。


 しかし、ギリギリだったな。依頼者より遅くなると示しが付かなくなるだろうな。しかも、それが俺の所為になる所だった。


 皆、ごめんね。



「ようこそいらした。

 こっちは昨日引き込んだ探索者で、セージです。

 セージ。こちらはハミルトン殿。

 名前だけなのは、名字や称号はお前には教えない方が良いと思ってな。面倒ごとに巻き込まれたら、知らない方が安全になるだろうからな」


 それだけではないだろうが、今の俺は雇われだから気にしてないよ。


「こんにちは、ハミルトン殿。

 先程紹介に出ました通りセージと言います。

 今回は急に決まりましたが、仕事は手抜かり無く、完璧にこなしますので安心して下さい」


「此方こそ宜しくお願いする」


 歳は40代中頃、中肉中背で言葉遣いに威厳がある。第一印象は有能そうだ。


「セージ、ちょっくら荷物の積み込みを手伝えよ」



 レオンに連れられ、外に待機していたハムルトン殿の執事から荷物を受け取り、馬車に入れていく。


 馬車はかなり広く、荷物に食料、4人の人間を乗せてもまだ広々としていそうだ。


 積み込みが終わると、さっそく出発する事になった。


 スレイプニルの力強い足運びに、馬車はスムーズに進んでいく。



 正門に着くと、出国審査が始まった。


 入国審査はアッサリと終わったが、出国審査は念入りに行われる。迷宮の品を自由に持ち出させない為だ。

 個人の品は、身に纏う物は問題なく、それ以外は鞄に入る分だけ自由に持って行ける。

 しかし、税の方はシッカリと払わなくてはいけないが。


 30分ほど持ち物検査をして問題がなかったので、巨大な正門をくぐり、50日振りにティトゥスを出る事が出来た。



次回一話だけですが、外の世界の話です。

外と言ってもあまり描写は無いと思いますが。


迷宮は少々お待ち下さい。

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