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無力の葛藤

挿絵(By みてみん)

二日目の朝

「……ふぁぁ……」

ぼんやりとまぶたを開けた俺は、

カーテン越しに差し込む朝日と、かすかな石鹸の香りに包まれていた。


男子部屋の扉をあけて、ゆっくりする……はずが――

視界の端に、白い何かがふわりと揺れた。


「お、おはよ〜……ユウくん」

柔らかい声とともに現れたのは、

ガウンの前をゆるく結んだシオリ。

寝起きなのか、少しだけ髪がはねている。


「……着替えなかったのか……?」

「昨日疲れちゃってそのまま寝ちゃった〜、、変かな?」

目のやり場に困るユウ。そこへ。


「おはよう、ユウ」

続いて入ってきたナナは、髪を後ろでざっくり結んでいるが、

ガウンの胸元が――どう見ても無防備すぎる。


「なんでっ、みんなそのままなんだー」

思わず視線を逸らす俺。


「何? 顔、赤いわよ」

ナナが意地悪そうに微笑み、

シオリはきょとんと首をかしげる。


「ゆ、ユウくん、熱でもある?」

「ち、違う! ……ていうか、その格好、ちょっと……」

「え? だって楽なんだもーん」

シオリが屈託なく笑う。

その無邪気さが、逆に心臓に悪い。


ナナがふっと近づき、小声で囁く。

「……他の女子には、そんな顔見せないでよね」

一瞬だけ、嫉妬の色が混じったその瞳に、俺は言葉を失った。


そこへ、扉の向こうからカレンの声がした。

「……朝のミーティング、始まるわよ」

いつも通りの冷静な声色――なのに、

一瞬だけ視線が俺と二人の距離を測るように動いたのを見逃さなかった。


「……行くか」

まだ落ち着かない鼓動を抱えたまま、俺はベッドから立ち上がった。


リビングスペースから移動した俺たちは、そのまま食堂へ向かった。

朝食の香ばしい匂いが漂い、まだ眠そうな生徒たちのざわめきが響く。


「ほら、ユウくん、パン取ってあげる」

「いや、自分で――って、あ、ありがとう」

隣のシオリが当たり前のように皿にパンを置く。


「……」

向かいのナナは黙ってスープを口に運んでいるが、

ほんの少しだけ表情が硬い。


「カレンは何食べるんだ?」

「適当に。……今日は動くから、食べ過ぎないほうがいいわ」

淡々とした口調で返しつつも、

彼女の視線は、俺と二人のやりとりを無言で追っていた。


食事は短く、必要な栄養だけ摂るように流れていく。

生徒たちの間に漂う、これからのミッションへの期待と緊張。


食堂のスピーカーから響く呼び出しの声が、その空気を一気に引き締めた。


「――全班、講堂へ集合。二日目ミッションを発表する」


「行くぞ」

俺たちは席を立ち、自然と同じ方向へと歩き出した。

朝、合宿所前の広場


冷たい朝の空気がまだ頬を刺す時間、訓練用の広場に四人が並んで立っていた。

中央の台座には、青白く輝く「光結晶」が鎮座している。


教官「今日の課題は“光結晶”の防衛戦だ。制限時間は日没まで。他班の連中が奪いにくる。奪われたら即終了だ。全員、覚悟はいいな?」


ユウは小さく息を吐き、頷いた。隣のナナがちらりと視線を寄越す。

その瞳には、期待と挑発の入り混じった光。


ナナ「……今日こそ見せてくれるんでしょう?」

ユウ「……」

ナナ「孤児院ではできたならできるわよっ」

ユウ「簡単に言うな……」

ナナ「簡単よ。だって、私が見たいんだから」

(にやりと笑い、ほんの少し距離を詰める)


その距離感に、ユウは目を逸らす。

その視線の先にカレンがいて、静かな声で釘を刺す。

「感情で動くな。長時間戦は持久力勝負だ。焦れば足元をすくわれる」

「わぁ〜、なんか本当に合宿って感じだね!みんなで守るって燃えるよ!」

シオリだけはいつも楽しそうだ。


午前 ― 拠点構築


森の奥、日が届きにくい小さな開けた場所。そこが班の防衛拠点となった。

カレンは淡々と結界を張るためのルーンを描き、青白い光の膜を周囲に展開する。

「これで外からの侵入は多少遅らせられる。……多少、だが」

「じゃあ私は前衛ね。近づいてくる奴は全部叩き返す」

 そう言ってナナが自信ありげな笑みを浮かべて前に出る。

「じゃあ私は見張りと物資運び!」

 ナナに負けじとシオリが続く。

「……俺は?」

「結晶の前で、ちゃんと“奇跡”を起こす準備でもしてなさい」

「……」

(ナナが軽口を叩きながらも、横目でユウをじっと観察している)

その視線に気づきながらも、ユウは無言で腰を下ろし、手のひらをじっと見る。

――反応は、ない。


最初の接触


ザッ…ザッ…と枝を踏む音が近づく。

シオリが素早く振り返り、指差した。


シオリ「来たよ!」

ナナ「任せなさい!」


(ナナが一気に距離を詰め、双剣のように輝く炎の刃で敵の足元を払う)

偵察に来た二人は慌てて退却。


ナナ「ふふ、余裕ね」

ユウは一歩踏み出しかけて止まった。やはり、力は反応しない。


ユウ(心の声)「……出ろよ……」

カレン「まだ始まったばかりだ。無駄に動くな」



― 大規模戦


西日が差し込み始めた頃、森の奥から一斉に足音が迫る。

別班の五人が、息を合わせて突入してきた。


ナナ「来たわね……ユウ!」

ユウ「……!」

ナナ「今度こそ……見せて!」


ユウは唇を噛みしめるが、やはり発動しない。

敵が一気に前進し、カレンの結界に亀裂が走る。


カレン「下がれ! 私が――」

(光の鎖で敵を絡め取り、一瞬の猶予を作る)


シオリ「後ろからも来てるよ!」

ユウ「……俺が守る!」

だが敵の攻撃を避けるで精一杯。

ナナは前衛で奮闘し、カレンは結界の修復に集中、シオリは支援に走る。


あたりはほの暗く、焚き火の光が頼り。

残り時間は10分。敵班が総攻撃を仕掛けてきた。


ナナ「ここで決めなさい!」(敵の攻撃を受け流しながら)

ユウ「……くそっ……!」(力を呼び起こそうと必死だが、応えない)


結界が粉々に砕け、敵が結晶へ手を伸ばす。

カレン「させない!」(防御のルーンを展開)

シオリ「あとちょっとだよ、みんな!」


全員が必死で踏ん張り、タイムアップの笛が鳴り響く。


ナナ「……やっぱり、出なかったわね」(少し肩を落としながらも笑みは崩さない)

ユウ「……ごめん」

シオリ「うん! 私もずっと応援してるから!」

カレン(心の声)「……“次”なんて、来ない方がいいのに」

その後

ユウ以外の3人は夕食へと向かい、1人残った。

合宿所の食堂からは、笑い声と食器の触れ合う音が漏れていた。

ユウはその明かりから背を向け、外の冷たい夜気を吸い込む。


(森の匂いがする……)


模擬防衛戦での無力感が胸にこびりついて離れない。

あの時、もし本当に力を出せていれば――


「……俺は、何やってんだ」


ポケットに突っ込んだ手が小さく震えていることに気づき、慌てて握りしめる。

吐く息が白く消えたその時、ふと背後から声が降ってきた。



???「……その焦り、嫌いじゃないわ」


低く、澄んだ声。

振り返ると、月明かりの下に一人の女性が立っていた。


腰まで流れる暗紫色の髪、夜の闇を思わせる黒紫のローブ。

その瞳は、不思議な光を宿してユウを見つめていた。


「……あんた、誰だ?」

 どこかで聞いたことがある声。


「名前は……そうね、セルシアとでも呼んで」


軽く微笑み、彼女は一歩近づく。

その動きは音もなく、まるで空気に溶けるようだった。


「昼間、あなた……面白いものを隠してたわね」

「……何の話だ」

「“真言”よ。言葉に力を宿す――古の術式」


(真言――?)

心臓が一瞬だけ跳ねる。ユウは無意識に視線を逸らした。


セルシアはユウの反応を楽しむように、唇をわずかに吊り上げる。


「珍しいのよ、その力。今の世じゃほとんど失われた。

 でも……あなたはまだ、自分のものにできていない」


「……知ったような口を」

「ええ、知っているの。

 その力は、強く求めた時だけ姿を見せる。

 でも――その代償も、知っておくべきね」


彼女は一瞬、真剣な表情に変わり、ユウを射抜くように見据える。


「真言は“命を削る”。強く願えば願うほど、あなたの存在を蝕むわ」


「……脅しか?」

「いいえ。その逆よ。」


(風が吹き、セルシアの髪が月光を反射して揺れる)


「使うか、使わないかはあなた次第。

 でも、もし――自分を変えたいと思うなら」

(そっと手を差し出す)

「私のところに来なさい」


ユウはその手を見つめたが、握ることはなかった。

ただ、息を呑み、その瞳の奥にある底知れない闇を見返すだけだった。


セルシアはくすりと笑い、夜の闇に溶けるように姿を消した。


「……真言……命を削る……?」


ユウの頭の中でその言葉が何度も反響し、食堂の温かな光はもう、やけに遠く見えた。


部屋に戻ると、仲間たちの姿はなかった。

ナナもカレンもシオリも、まだ食堂か、あるいは浴場にいるのだろう。


薄暗いリビングスペースの灯りだけが、静かに揺れていた。


「……真言、か」


鞄を置き、ベッドに腰を下ろす。

足元で軋む木の床が、やけに耳につく。


セルシアの言葉が何度も脳裏を過ぎる。

“言葉に力を宿す――古の術式”

“命を削る”


ユウ「命を削る……なんて、大げさな」

小さく呟いた声が、自分でも驚くほど弱々しかった。


(でも……あのとき確かに、俺は)

孤児院で暗闇の何かを止めた瞬間――全身を駆け抜けた、あの異様な感覚。

言葉を発した途端、空間がきしむような音。

そして、胸の奥から何かが削られていくような重さ。


「……偶然じゃない。あれは、俺の……」


ベッドに背を預け、天井を見上げる。

木目がゆらぎ、さっきまでの月明かりが脳裏に蘇る。


(もし本当にそんな力があるなら……使うべきなのか?)

使えば、誰かを守れるかもしれない。

でも、それは同時に――普通ではいられなくなること。


その葛藤が、胸を締めつける。


ユウ「……わからない。父さん……」

その言葉が自然に口をついて出た。

顔も知らない父の影が、ふと脳裏をかすめる。

何も返ってくるはずはない静けさだけが、部屋に満ちていた。


遠くで学生の笑い声が聞こえる。

それが妙に眩しく、今の自分との距離を痛感させる。


「……俺は、どうするべきなんだ」


握りしめた拳が、膝の上でわずかに震えた。

気がつくと眠りについていた。


目を開けると、そこは見渡す限りの白。

空も地も、境界すら曖昧な、現実感のない世界。

「これは、、夢なのか?」

足元を踏むたび、音もなく波紋のように白が広がる。


その中心に、一人の男が立っていた。

背は高く、ローブの裾が風もないのに揺れている。

顔は逆光のように影に隠れ、表情は見えない。

それでも、どこか懐かしい気配があった。


男「……ようやく来たか」


低く落ち着いた声が、胸の奥に直接響くように届く。

ユウは言葉を失ったまま、一歩近づいた。


ユウ「……あんたは、誰なんだ、、」


男「名など、今は要らん。お前が知りたいのは……“力”のことだろう」


心臓が一瞬跳ねた。

否定する間もなく、男はゆっくりと歩み寄る。


男「真言――言葉は、刃にも盾にもなる。だが、感情のままに振るえば……お前自身をも斬り裂く」


ユウ「……いったい、どういうっ!?」

言葉を遮るように続ける。

男「心を澄ませろ。怒りも悲しみも、喜びさえも沈め……ただ、世界を感じろ」


男の声に呼応するように、周囲の白が薄く透きとおり、淡い光と影が揺らめきはじめる。


男「人として在ることをやめ、この世界そのものになれ。風も、石も、光も……全てが自分だと感じた時、言葉はおのずと形になる」


ユウ「……世界そのものに、なる……?」


男「そうだ。己を透過し、世界に溶けろ。そこに生まれるのは、お前だけの真言だ」


近くに来た男の輪郭が、ふっと揺らぐ。

まるで水面に映る影のように形を保てず、見えそうで見えない顔。

その中に、ほんの一瞬だけ――自分と似た瞳の輝きを見た気がした。


男「時はそう長くはない……次に会う時、お前は選ばねばならん」


ユウ「選ぶ……?」


返事を聞く前に、世界がゆっくりと崩れ落ちる。

白が黒に飲み込まれ、足元が消えていく――


次の瞬間、ユウはベッドで目を覚ました。

胸の奥に、まだ正体不明の男の声の余韻が残っていた。


目を覚ました瞬間、ユウはしばらく天井を見つめていた。

 胸の奥に、さっきまで確かにあった声の余韻が残っている。


ーー心を澄ませ、世界に自分を透過させろ。

 人ではなく、世界そのものになれ。


 低く落ち着いた声。見覚えも、聞き覚えもないはずなのに、どこか懐かしくて、胸が締め付けられる。

(あれは……誰なんだ? まさか……? いや、そんなはず……)


 拳を握る。

 夢なのか現実なのか、境界があいまいなまま、指先に残る感覚だけが妙に鮮明だった。

 力の使い方ーーいや、「真言しんげん」の意味を教えられたような気がする。

 けれど、それをどう実際に使えばいいのかは、まだ霧の中だ。


 昨日の防衛戦の映像が脳裏に蘇る。

 仲間たちが全力で戦っている中、ただ見ていることしかできなかった。

 足がすくんだわけじゃない。

 それでも……動けなかった。

 それが悔しくて、情けなくて。


 「……チッ」

 舌打ちが漏れる。


 寝返りを打ち、横を見るとカーテンの隙間から朝日が差し込み、光の筋が床を走っていた。

 気だるい空気を振り払うように、ユウは勢いよく布団から出て着替え始めた。


 廊下に出ると、遠くから楽しげな女子たちの声が聞こえてくる。

 その中には、聞き慣れた声もあった。

 ナナの少し高めで張りのある声と、シオリの柔らかな声。

 思わず耳を傾ける。


 「……おはよう、ユウくん!」

 廊下を曲がったところで、シオリが手を振ってきた。

 その隣でナナが、少し不満そうな表情を浮かべている。


 「おはよ、二人とも。どこか行ってたのか?」

 できるだけ自然に返すと、ナナがちらっとこちらを見て、

 「……朝からシオリにお風呂を付き合わされたのよっ」

 と言いながらユウを睨む。

 気まずそうに目を逸らすユウ。


 「ふふ、ナナちゃん、実は付き合い良くてかわいいのっ」

 シオリがいたずらっぽく囁くが、ユウは苦笑でごまかした。


 やがて、全員が宿泊棟の前庭に集合する。

 班ごとに整列し、合宿責任者の教員が今日のスケジュールを読み上げる声が、朝の冷たい空気に響き渡った。


朝礼の鐘が合宿所の広場に響いた。

昨日の防衛戦から一夜明け、まだ少し空気は張り詰めている。


教官

「本日のスケジュールだが——今日は全日、自由行動とする!」


途端に周囲がざわめいた。

「やった!」「マジか!」と喜ぶ声があちこちから上がる。


ユウはポケットに手を突っ込み、ふっと息をついた。

(自由行動……ありがたいけど、正直まだ夢が頭から離れない)


隣にいたシオリが、ぱっと笑顔を向けてくる。

「ねぇユウくん、今日は何する?」


「……別に、特に決めてない。休むだけでもいいかなって」


「じゃあさ、みんなで近くの湖に行こうよ! 散策もできるし、景色もきれいらしいよ?」


すると、すかさずナナが間に入ってきた。

「湖ねぇ……まあ、悪くはないけれど。天坂ユウ様、貴方が行くなら私も同行しますわ」


シオリが眉をひそめる。

「なにそれ、ついでみたいな言い方」


「勘違いしないでちょうだい。ただ、班行動は大切だと思っただけよ」


軽く火花が散る二人を横目に、カレンは少し距離を取って腕を組んだまま、視線だけこちらに寄越す。

「……行くなら、私もついていく。全員で動いたほうが安全だし」


「じゃ、決まりだな」ユウは苦笑しつつ言った。

こうして、4人で湖へ向かうことになった。


湖までの道中

木漏れ日が差す小道を歩きながら、シオリがやたらとユウに話しかけてくる。


「昨日の防衛戦、ユウくん全然怪我してなかったよね? 実は避けるの上手かった?」


「……まぁ、たまたま運が良かっただけ」


「ふーん。でもあの距離で無傷って、普通じゃないと思うな〜」


横からナナが割り込むように口を挟む。

「……観察眼だけは鋭いわね、あなた」


「褒めてくれてありがとう!」とシオリは笑顔。

一方でナナは小さくため息をついた。


カレンは黙ったまま、後ろから様子を見ている。


やがて開けた視界に、透明度の高い湖面が広がった。

水面は太陽を反射してまぶしく、遠くの山々を映している。


「わぁ……きれいだねー!」

シオリが駆け寄って水辺にしゃがみこむ。


「この場所なら昼食にちょうどいいわね」

ナナが持ってきた布を広げ、簡易ランチを並べ始める。


「ユウくん、はい、あーん♪」

シオリが突然、サンドイッチを差し出してきた。

それに気づかず、ユウは湖面をじっと見つめながら、昨夜の夢を思い出していた。

(“世界に自分を透過させる”……あの男は、あれで何を伝えたかったんだ?)


シオリがそんなユウの腕を軽く引っ張る。

「ほら、ぼーっとしてないで、食べよ!」

はっ、と意識が現実へと戻ったユウ。

「……そうだな、たべるか」


カレンはそんな三人のやり取りを黙って見ていたが、ふっと笑みを漏らす。

「……平和ね。昨日までの必死さが嘘みたい」

その言葉には、ほんの少し安堵の色が混じっていた。


やがて全員が食べ終え、湖畔の景色を眺めながら、穏やかな時間が流れた。

鳥の声、波のさざめき、そして……シオリたちの視線を受けて落ち着かないユウの心臓の鼓動だけが、やけに大きく響いていた。




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