表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/13

文化祭準備2 ふうちゃんの秘密

「美優ちゃーん」


「ふうちゃん!

びっくりした

どうした?」


「疲れた…。

こっちの方は落ち着いてきた…。」


「お疲れ様

私の方も落ち着いてきたよ。

あ!ふうちゃんに聞きたいことあったんだ!」


「聞きたいこと?」


「うん

ふうちゃんが私たちのこと気にしてたって聞いたからさ」


「気にしてた…

あー最初のことだね!

そうだね、なってた」


「それってどいうこと?

てか、ごめんね?

みっちゃんにそいうの聞いてさ…。」


「大丈夫だよ。


自分で言うのもどうかと思うんだけど私、人よりも他人の感情敏感だと思うんだ。」


「どいうこと?」


「心が読める訳じゃないけど、

今私は、こいう気持ちを抱いています。

みたいなのが分かるんだ。

みんなに言わないでね?」


「言わないよ!

つまり感情が分かるんだね!」


「そうだね。

それで、多少当たり前だけど内心抱いてることと表に出してる感情大半みんな違うんだよね。

でも、美優ちゃんたちは違った。

主に美優ちゃんは美川ちゃんたちと一緒にいるときだけじゃなくて他の人みんなに対して嘘をついてないんだ。

裏表なく接してる

だから気になった。

なんか告白してるみたい笑笑」


「確かにテレる…。

裏表がないというよりは嘘がつけないだけなんだよね…。」


「でも、隠そうともしてないでしょ?

それが嬉しく安心できるんだ。

だから私にとっても初めて自分から近づけたいと思ったんだ。

結局1人では無理だったけど。


だからさ無理しないでね?」


「ありがとう。

私は、ふうちゃんみたいに気にかけてくれる人がいるって知ってるから隠せずに自分でいれるんだ。

無理してたら止めてね?」


「よっぽど無理してたら今度は倒れる前に頑張って止めるね!」




今日はふうちゃんと2人でたくさん話せた。

今まで知らなかったことも教えてくれて嬉しかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ