文化祭 準備
夏休みが終わり、文化祭の話になった。
私のクラスはお化け屋敷をすることになった。
美川と未来のクラスは、縁日みたいだ。
各クラス朝の会の前か授業後に準備をすすめることになった。
私のクラスでは、受付とおどろかす役で分かれる。
私とみっちゃんは受付でふうちゃんは中でおどろかす役だ。
ふうちゃんは1人行動苦手だし人見知りする方だと思ったから大丈夫なのか不安になりみっちゃんに
「ふうちゃんお化け役大丈夫なの?
1人でお客さんをおどろかすけど
ふうちゃん、そいうの苦手なイメージだけど…。」
「確かに1人行動は基本苦手だね…
だけど他のみんなも1人でお客さんをおどろかすでしょ?
なら大丈夫だよ。」
「え?どいうこと?」
「1人で縄跳び出来るけど大人数が必要なおお縄跳びが無理という子いるでしょ?」
「あーいるね!
1人だと二重跳びやはやぶさ出来るのに大縄だと苦労する子いるね」
「あの子まさしくそいうタイプなんだよ。
相手に合わせるのが少し苦手な感じ。
だから苦労することも多いし、自分から行動することもほとんどないの。」
「そうだったんだ。
あ、だから今回のお化け役は自分の好きなタイミングでお客さんをおどろかすわけだから大丈夫なんだ!」
「そいうこと。
でも、私も少し意外に感じてる。
いつも出来そうなことでも挑戦しないことたくさんあったから。」
「高校生になって変わったんじゃない?」
「それはあるかもしれないけど、多分美優ちゃんたちに出会えた影響が大きそう。」
「え?どいうこと?」
「球技大会終わった後たしか私から美優ちゃんに話しかけたでしょ?
でも、実際美優ちゃんに1番話したがってたの楓子なんだよ。」
「え!?そうだったの!?
言い方酷いけどけどみっちゃんについてってるだけかと…。」
「そう見えてもしょうがないよ。
話したがってたけどすごく緊張してたからね。
だけど本当は私がついてっただけなんだよ。
美優ちゃんたちのこと気になってたみたいでさ。」
「私たち?」
「うん、美優ちゃんと未来ちゃんと美川ちゃんの3人のこと。」
「なんか変に見えたとこあったのかな?」
「どうだろうね?
そこからは本人に聞いてみて。
あの子人をよく見てることに気付かされたから多分本人から聞いた方がいいよ。」
「分かった。
色々教えてくれてありがとう!」
「お礼を言われることではないよ。」
みっちゃんからふうちゃんのこと聞けて嬉しかった。
文化祭の方は、まだ役を決めただけで何をどうするかは担当ごとに別れて決めることになった。