球技大会
5月に入り球技大会が行われた。
サッカー バトミントン 卓球の中で私は、サッカーを選んだ。
好きということもあったが、人が少なかったら選んだ。
でも、未来たちからは心配された。
というのも私は、喘息もちで昔よく倒れていたからだ。
未来たちとクラスが違うため学校帰りに報告したら酷く心配された。
「最近倒れてないから大丈夫だよ!
無理に動かないようにするし」
「お前はそういって絶対に無理するから心配なんだよ!
でも、もう決まったことだから何も出来ないからなるべく無理するなよ…。」
当日
気付いたら保健室のベッドにいた。
起き上がると未来たちの姿が見えた。
「私どうしたの?」
「バカ!無理するなって言ったやん!発作が起きて倒れたんだよ」
球技大会本番
私がいたチームは最初の試合に勝てた。
無理するなと言われていたから、なるべく走らないようにした。
ボールがきたら見方に渡す、敵にボールがいったら奪ってすぐに見方に渡していた。
すごく楽しめている。
未来たちにも
「無理せず楽しめてる?」
と聞かれてすぐに「うん!」
て答えられた。
だけど、最後の戦いで敵からボールを奪うの難しかった。
サッカー部が3人もいたからだ。
私が出来ることはなるべくしたい!
そう思いながらボールを追いかけ続けた。
そしたら息が苦しくなり、意識がなくなった。
「思い出した?」
「思い出しました。お世話がせしました。」
「すごく心配したんだからね!?
でも、薬を持ち歩いてて良かったよ。」
「無理するなと言われていたから一応持っていました。」
「お前が無理しちゃうのは知ってたからな…。
次からは少しでもおかしいと思ったら誰かに言ってね?」
「分かった。」
少し心配かけることはあったが、高校入って最初のイベント球技大会を楽しめて良かった。
結果もサッカー優勝出来た!
無理したかいはあったかな?
そう言うと怒られるから言わないでおくけどやっぱり優勝は嬉しい