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白と黒の子守唄  作者: 雪乃
心の片隅に
9/9

白と黒の子守唄(9話)

長野旅行3日目。


早いものでもう帰る日…


なんかあっという間だったなぁ…



最終日はスキーのジャンプ台!

雪はないけど迫力は抜群!

凄い高い…のはわかったけど

曇ってて半分で切れてる感じ…


残念…



野沢菜とか色々買って、

帰りのバス。



あ…


昨日かんなちゃんに頼まれてたの忘れるとこだった…



私はすかさずゆきちゃんの横に座った。



「あれ?あかねちゃんってゆきの隣だった?」



今は静かに…して(泣)



かんなちゃんは少し遅れてきて、

「仕方ないなぁ、剣司の横座るか…」


そう、かんなちゃんは剣司くんの横に座りたかったのだ!



しかし…



剣司くん爆睡…



いびきかいてるし…



空気読めてねぇ〜




「あかねちゃん見て見て〜!山綺麗だね〜!あ、あっちもー!」


ゆきちゃんはテンション高め。



瞬くん、彰くんは読書してたり、景色見たり。



みんな思い出語ったり写真見せ合いしたりと

それぞれで楽しんでいた。



学校に戻るとそのまま解散。



バスから降りてきた剣司くんは少し様子がおかしかった。



「モーリー!もしかしてバス酔い?イビキかいて寝てるからだよ〜」

誠くんが笑いながら剣司くんを下から見上げる。



「うっせぇ!バスなんか酔うかよ!

なんでもねえよ!!」



しばらくして、カンナちゃんが居ないことに気付いた。


何かあったのかな…



あたしはみんなに先に帰ると告げ、

辺りを探してみた。



中庭…


ベンチ1つ置かれた草花があちこちに咲いた場所。



カンナちゃんが座っていた。




下を向いてるようだが、肩が震えていた。



声をかけるべきだろうか…



近付くと足元の草の音でバレてしまった。



「あかね〜!ダメだった…」



今日告白する機会を、と、頼まれていた。



バスで告るとは積極的…



剣司くんには好きな人が居るらしい。



そこへゆきちゃん、マリナちゃん

も、来た。



みんな心配してたんだなぁ…



「よし!みんな!カラオケ行こ!

最後に楽しんで帰ろ!!

ゆき、駅前のカラオケのクーポンあるもん!

どうだ!」



正直助かった…


こういう時、どうしたらいいか分からない。



みんなで駅前のカラオケに行くことにした。

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