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白と黒の子守唄  作者: 雪乃
第1章 これから始まる物語
2/9

白と黒の子守唄(2話)

高校生活数日が過ぎ、

忘れかけてた学力テスト…早いな…


相変わらず声をかけてくれる須藤さん。

「おはよう〜!そろそろテストだね〜!

ゆき、テスト自信ないぃ〜」


可愛いな…


あたしは勉強くらいしか取り柄がない、

頑張らないと…


須藤さんは色んな女子と話で盛り上がっていた


あたしは教科書とにらめっこ…

居心地がいい。


結局高校も勉強するための場所、

休憩時間には図書室へと向かう。

勉強するなら静かな場所がいい。


図書室へ入るといつも決まって窓際の離れた席。

今日もノートを広げ、勉強しようと

シャーペンを持った途端、

誰かがこっちに近づいてくる…


黒川とか言う人…


少し離れた席に着いた


彼は黙々と読書を始めた


物静かな人で良かったな…


が、しかし、そこへ白馬も来た…


「あれ?もしかして同じ教室に居たよね?」


と白馬が声をかけてきた…


「はい、橘って言います…」


「そうそう!橘さんだ!俺ね、白馬瞬って言うんだ!瞬って呼んでいいからね!」


凄い笑顔…


返事に戸惑っていると、

「おい、白馬、困ってるじゃないか、

こういう奴はほっとくに限るぞ」

と横から黒川…


まぁありがたい、確かにほっといて欲しい…


もう高校生活に期待はしてないからね…


「んじゃ俺、あかねちゃんって呼んじゃお〜いいよね〜?」


いや、話聞けよ、、

ほっとけって言われたとこじゃん!


「………」


言葉が出ない…


「呼んで欲しくないって顔に書いてあるぞ、残念だな白馬」


黒川結構良い奴かも、

ナイスフォロー!!と心でガッツポーズ!


「えぇ〜」と落ち込む白馬…


ってか勉強進まない!!


白馬は黒川の横の席に座り、

携帯を触っていた。


休憩時間が終わり、

教室に戻る。


席に着くと斜め前から

白馬が笑顔でこっちを見てた…


で、気づいた!

あたしの左隣黒川じゃん!


やな席…

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